【リゾナーレ那須】田植えから稲刈り、羽釜で炊いて食べるまでのお米の一生を体験する「お米の学校」を今年も実施|2025年5月3日~10月26日

更新日: 2025年01月23日 /提供:星野リゾート

~田んぼのある原風景や米食文化の継承を目指したプロジェクト~




日本初のアグリツーリズモリゾート「リゾナーレ那須」は、2021年から取り組んでいる、田植えから稲刈り、羽釜で炊いて食べるところまでのお米の一生を体験する「お米の学校」を2025年も実施します。栃木県・那須町のお米農家協力のもと、リゾナーレ那須の宿泊者と一緒に稲作体験を行います。2025年5月3日から10月26日までの期間、全3回にわたり、施設内の田んぼで田植え、稲刈り、脱穀・精米作業までを実施。参加者は、チェックイン後にお米や田んぼにまつわる事前学習を行い、翌日の体験に備えます。また、各回の体験後には羽釜で炊いたご飯でおむすびを結びます。収穫後には、参加者の自宅へ新米をお届けする為、参加した際の様子を思い出しながら、自分たちで育てたお米を味わい、お米の魅力を一層感じていただけます。

背景
日本における田んぼの面積は、農林水産省のデータによると、昭和40年の約312.3万haから令和5年の約233.5万haと減少しています。また、一人あたりのお米の消費量も、昭和40年の111.7kgから令和5年の51.1kgと減少を続けています。その土地の農体験や自然体験、文化交流を楽しむ日本初のアグリツーリズモリゾートとして、田んぼが広がる美しい日本の原風景や、そこに生息する生き物や自然環境の尊さを参加者へ伝えることで未来に田んぼを残したいと考え、同じ思いを持った地元農家と協力し、当プロジェクトを立ち上げました。
参照元:
農林水産省 令和5年耕地面積 https://www.maff.go.jp/j/tokei/kekka_gaiyou/sakumotu/menseki/r5/kouti/index.html
農林水産省 令和5年食糧需給表 https://www.maff.go.jp/j/zyukyu/fbs/attach/pdf/index-26.pdf

ポイント1 お米や田んぼについての事前学習
お米の学校に参加する前に、一日にどのくらいお米を食べているかや、自宅の近くにどれくらい田んぼがあるかなど、普段の生活の中でお米や田んぼとどれくらい関りがあるかワーク形式で考えます。ワークで予想した内容は、お米の学校当日にスタッフの話と照らし合わせ、お米や田んぼの現状を知ることができます。





ポイント2 稲作体験や羽釜炊きのご飯を味わうことで、お米や田んぼのファンになる





5月から10月の期間中、手作業での「田植え」や「稲刈り」、「脱穀・精米」など、その時期に合わせた作業を体験。季節ごとに移り変わる田んぼの景色の中で、お米のはじまりから食べるまでの工程に携わることができます。各回の作業後には、田んぼの畔で昔ながらの炊飯方法であるかまどを使用した羽釜での炊飯を行い、炊き立てのご飯でおむすびを結びます。お米の味わいや、手間暇かけて作った食事のおいしさを感じる体験です。

ポイント3 自宅に届く新米を食べながら田んぼでの体験を振り返る
田植えから収穫までの全3回のプログラム内容に加え、お米の成長過程や田んぼの写真を施設のInstagramで紹介します。各回の作業内容や、田んぼと稲穂が変化する様子を継続して知ることで、より一層お米の魅力を感じることができます。第3回のプログラム終了後には、収穫した新米を参加者の自宅へ発送。お米の学校での体験を振り返りながら、自分たちで育てた新米を食べることができます。





お米の学校のあゆみ




2024年終了時点で、累計で933人のお客様にお米の学校を体験いただいております。

参加者の声
「水の中で歩くのが大変だったけど、もっとやりたくなった。楽しかった。」(5歳)
「こどもにどうやってお米ができるのか、知ってもらえてよかった。」(30代男性)
「稲刈りは腰が痛くなる。農家の方の苦労が知れてよかった。」(40代女性)
「子供が今日はおにぎりを3回もおかわりしてびっくり。」(30代家族)
「羽釜で炊いたお米がおいしかった。塩だけで十分なおいしさでした。」(40代夫婦)


「SDGs(*1)」と本プロジェクトの関わり
星野リゾートは経済価値と社会価値を両立するCSV経営(*2)が重要だと考えています。SDGsを、CS
V経営を促進するためのフレームワークとして捉え、環境経営の推進やフードロスの削減、伝統文化・伝統工芸の継承に向けた取り組みなど、さまざまな活動を行っています。リゾナーレ那須では、農業と観光を結ぶアグリツーリズモリゾートとして、お米の学校プロジェクトを継続して実施。各回体験後に田んぼの畔でお米の喫食の機会を設けます。生産者としてお米を育てる作業と、消費者としてお米を食べる体験を通じ、SDGsの目標4「質の高い教育を皆に」の達成に貢献できると考えています。
*1 SDGs : 持続可能な開発目標
*2 CSV : 経済的価値を創造しながら、社会的ニーズに対応することで社会的価値も創造するアプローチ
(マイケル E.ポーター/マーク R.クラマー著「経済的価値と社会的価値を同時に実現する共通価値の戦略」ダイヤモンド社 2014 年)

「お米の学校」概要
■開催日:第1回「田植え」:5月3日~5月10日
     第2回「稲刈り」:9月27日、28日、10月4日、5日
     第3回「脱穀、炊飯」:10月18日、19日、25日、26日
■料金:各回/1名 3,000円(4歳以上対象、税込)
■含まれるもの:稲作体験、羽釜炊きごはんのおむすびづくり、新米のお届け
■予約:公式サイト(https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/risonarenasu/)にて前日17:00までに要予約
■定員:各回20名
■対象:宿泊者
■備考:悪天候時は中止、天災や気候によっては実施内容が変更する可能性あり

リゾナーレ那須
那須の豊かな自然の中で農業の営みに触れる、高
原の「アグリツーリズモリゾート」。都会の喧騒
を離れ、四季の変化やその土地ならではの食やア
クティビティ体験を通じて、感性を取り戻すリゾ
ートステイを楽しめます。








所在地:〒325-0303 栃木県那須郡那須町高久乙道下2301
電話:050-3134-8093(リゾナーレ予約センター)
客室数:43室
料金:1泊24,000円~(2名1室利用時1名あたり、税込、朝食付)
アクセス:【車】東北自動車道那須I.C.より車で約20分
【電車】JR東北新幹線 那須塩原駅から送迎バスで約35分
*2019年4月 日本国内における「アグリツーリズモリゾート」を調査 自社調べ

リゾナーレ
「リゾナーレ」は、星野リゾートが展開するリゾートホテルブランド。夢中になって楽しみ尽くす
「PLAY HARD」をコンセプトに、土地の特性をかした空間デザイン、豊富なアクティビティをそ
なえ、地域や季節ならではの体験ができます。リゾナーレは、訪れる人たちに想像を超える滞在を
通して、記憶に残る旅を提供します。現在、国内外7施設に展開し、2025年には「リゾナーレ下関」が山口県・下関市に開業予定です。




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