株式会社デバイスエージェンシー(本社:大阪市西区)は、同社が開発・販売を行う「AdvaNceD IoT スマートチェックイン」シリーズの新ソリューションとして、AIを活用した音声対話の開発に、1月22日から着手いたしました。
本機能は、無人チェックイン機に搭載したAIがゲストとの音声対話を可能にし、まるで実際のフロントスタッフと対面しているかのような自然なコミュニケーションを実現します。
これまでの無人チェックインプロセスでは、ゲストがキーボードや画面を操作して氏名や予約番号を入力する必要がありましたが、本機能の導入により、ゲストは音声でやりとりを行うだけでスムーズにチェックインが完了。よりストレスフリーな滞在体験をサポートします。
●開発背景
近年では宿泊施設における省人化のニーズが高まり、無人チェックイン機を設置している宿泊施設が多くみられるようになりました。
一方で、タッチパネルやキーボード入力に慣れていないゲストにとっては、チェックイン時の操作が煩わしく、ストレスの原因となるケースが増えています。
そこで、当社はAI技術を活用した音声対話機能を開発することで、ゲストが自然な会話を通じて予約の確認や手続きを行い、スムーズにチェックインできる環境を整備したいと考えました。
●「AI音声対話」を活用するメリット
1.ゲストの負担軽減
従来のキーボード入力や複雑な画面操作を必要とせず、音声対話で手続きを完了できるため、操作に不慣れな方でも簡単に利用できます。これにより、ゲストのストレスを大幅に軽減し、宿泊施設利用時の満足度向上が期待できます。
2.スタッフの省人化・業務効率化
チェックイン対応だけでなく、宿泊施設に関する質問や周辺観光情報の問い合わせなどにもAIが自動で回答するため、スタッフの負担を軽減できます。人手不足や人件費の高騰といった課題に対しても、効率的に対応が可能です。
3.24時間、一貫したサービス品質の提供
AIによる音声対話は、24時間途切れることなく対応が可能で、スタッフの応対品質に左右されることがありません。一定レベルの接客が常に維持されることで、ゲストに安心感を与えます。
●音声対応で可能となる主な手続き・サービス
- チェックイン手続き・予約番号や予約氏名の確認・宿泊プランの説明、必要情報の入力補助
- 各種お問い合わせ・周辺案内・宿泊施設の案内(朝食会場、アメニティなど)・地域観光に関する質問(周辺観光スポット、交通情報など)
- カスタマーサポートへの接続・AIによる回答で解決が難しい質問や要望を、即時に有人スタッフへ引き継ぎ
●今後の展望
当社では、IoTやAIを活用し、宿泊業界をはじめとする宿泊施設向けのサービス革新を目指しています。
現在開発中の無人チェックイン「AI音声対話」ソリューションでは、各宿泊施設の特徴やブランドイメージに合わせてAIの声色や応答スタイルをカスタマイズできる機能の検討を進めています。
さらに、音声認識精度の向上や多言語対応を強化することで、国際的なゲストを含むあらゆるお客様に対して、より快適なコミュニケーションを実現してまいります。
【ストーリー風】動画で分かる新時代のスマートチェックインシステムとは?
https://www.youtube.com/watch?v=k0pFhZ_R3zU
【製品紹介】AdvaNceD IoT スマートチェックインシリーズ
▼AdvaNceD IoT スマートチェックイン for カードロック
https://and-iot.jp/dms-cardlock/
◎カードキーをご利用の宿泊施設様に!カードキーをチェックイン筐体から発行します。
▼AdvaNceD IoT スマートチェックイン for クラウドスマートロック
https://and-iot.jp/dms/
◎スマートロックをご利用の宿泊施設様に!解錠キーコードをチェックインタブレットからお知らせします。
▼AdvaNceD IoT スマートチェックイン with キーボックス
https://and-iot.jp/dms-keybox/
◎物理鍵をご利用の宿泊施設様に!キーボックスを通じて宿泊ゲストにルームキーをお渡しします。