シンガポール - 2025年1月6日 - 温室効果ガス排出量の測定と管理を専門とするエンタープライズグレードのSaaSプラットフォームを提供するTerrascopeは、新最高経営責任者(CEO)としてフェリペ・ダギーラ氏を任命したことを発表しました。同氏は2021年に最高商務責任者(CCO)として入社し、その後、最高商務・顧客責任者(CC&COO)として職務を拡大。本日付でCEOとしての新たな任務に就きます。
ダギーラ氏はGoogleやAWSでのキャリアを含む20年以上の国際的なリーダーシップ経験を有し、スタートアップから大規模企業まで幅広い分野で活躍してきました。Terrascope入社以来、アジア太平洋、欧州、米国市場での事業拡大を主導し、同社の成長を牽引してきました。CEOとして、ダギーラ氏は営業、カスタマーサクセス、製品開発、テクノロジーにおける深い専門知識を活かし、投資家との連携やサステナビリティや事業変革を推進する世界有数のテクノロジーカンパニー富士通との戦略的パートナーシップの推進を通じて、Terrascopeの次なる成長を加速させます。
前CEOのマヤ・ハリ氏は、過去2年間にわたりTerrascopeのビジョンと成長を主導し、米国および日本市場での存在感を拡大するなどの重要なマイルストーンを達成しました。同氏はその功績を残し、CEOの職務をダギーラ氏に引き継ぎます。また、Terrascopeのグローバルセールス、マーケティング、カスタマーサクセスの指揮を執る新任責任者には、日本法人のゼネラルマネージャーを務めていた廣田達樹氏が就任します。
フェリペ・ダギーラ氏のコメント
「私はブラジルの農家の孫として育ち、その経験が地球環境への深い関心を育みました。Terrascopeのビジョンである『誰にとっても住みやすい地球を守る』という使命に強く共感しています。これまでにTerrascopeは、オーストラリアの年間炭素排出量に相当する4億6,200万トンのCO2を測定し、AIを活用した2万以上の脱炭素施策を支えるライブラリを構築しました。次の成長ステージでは、土地、自然、ネット・ゼロ・エコノミー分野での排出量測定と削減を実現する最もシンプルなプラットフォームを目指していきます。」
■ Terrascopeについて
Terrascopeは、企業が温室効果ガス排出量を一貫性と透明性を持って測定、管理、削減できるよう支援するエンタープライズ向けのSaaSプラットフォームを提供しています。土地、自然、ネット・ゼロ・エコノミー分野の脱炭素化に特化し、先進的なテクノロジーと実用的なインサイトを組み合わせ、企業の気候変動対策を支援します。
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