都ホテル 京都八条(所在地:京都市南区西九条院町17)では、クリスマス装飾に引き続き、日本の伝統工芸を取り入れた装飾をロビーに施しています。
和紙の門松と京銘竹の装飾
伝統工芸の「ものを大切にする」精神はSDGsの様々な目標に該当すると考え、都ホテル 京都八条では、ロビー装飾に日本の伝統工芸を取り入れています。
クリスマス期間には洋と和を融合させたクリスマスツリー型ちょうちんを設置し、日本らしさを演出。温かい灯りで多くのお客様をお迎えしました。
年末年始期間は、ツリー同様に伝統的な提灯作りの技法を用いた門松を設置しています。
和紙の風合いを活かした富士山のデザインは、お正月にぴったり。また、竹の間伐材に穴をあけ、LEDの明かりを灯すことにより、竹ならではの温かみのある光を発する竹あかり(竹のランタン)は、京銘竹をはじめとする京都の伝統技法で作られた竹のうち「白竹・図面竹・胡麻竹」を使用。和紙のランタンと合わせて柔らかく照らす日本らしい装飾となりました。
また、門松に使用されている青竹はだんだんと移ろいゆくときの中で、風合いが変化していくことを楽しめるのも魅力の一つです。
【設置期間】2025年1月15日(水)まで
【設置場所】都ホテル 京都八条 本館1Fロビー
有限会社伏谷商店
1962年創業。日本伝統の提灯を、職人の手で一つひとつ手作業で作り続ける。
現・会長伏谷幸七氏が名古屋市内の提灯工房での12年間の修行を経て、江戸時代より伝えられた伝
統技法を習得した後独立。伝統技術にこだわり、その確かな技術に裏打ちされた丁寧な仕事から生み
出される提灯は、美しさだけでなく丈夫さも兼ね備える。
近年では往来の伝統的な使用方法だけでなく、熟練の技で新しい提灯作りも提案している。
長岡銘竹株式会社
建仁寺垣・竹垣の専門店として製品作りはもちろんのこと、「京の名工」にも表彰された確かな技術
と確かな知識で、竹製品を通して“そこにしかない上質な和空間”を提供。
京銘竹やすす竹といった素材から加工された割り竹など、製品に一番適した材料を仕入れ、職人自ら
が打ち合わせから施工まで一貫して丁寧に対応。時間の経過と共に美しくその表情を変える「竹製品」
で「侘び寂び」を伝える。