飲食事業と水産事業を併せもつ株式会社 SANKO MARKETING FOODS(本店:東京都中央区、代表取締役:長澤 成博、証券コード:2762、以下「当社」)は、受託運営を行う農林水産省の「あふ食堂」をはじめとする官公庁受託運営
5省庁の職員食堂において、2024年11月25日(月)~12月6日(金)の間、農福連携で生産された農畜産物を使用したイベント限定の特別メニューの販売を行います。
ノウフク連携とは
農福(ノウフク)連携とは、障害者等が農業分野で活躍することを通じ、自信や生きがいを持って社会参画を実現していく取り組みです。農福連携に取り組むことで、障害者等の就労や生きがいづくりの場を生み出すだけでなく、担い手不足や高齢化が進む農業分野において、新たな働き手の確保につながる可能性もあります。また、農福連携等の一層の推進を図るため、[直小1] 農福連携等推進会議等が設置され法務省矯正局とも連携しつつ、犯罪や非行をした者の立ち直りに向けた取り組みとして、刑事司法関係機関と農業、福祉関係者との関係づくりや就農等に向けた作業・訓練等の環境整備が整いつつあります。生きづらさや疎外感を感じる出所者、出院者へ対し、働く場所としてのノウフク事業所も出てきており、福祉だけでなく、矯正や立ち直りといった支援にも参画しております。
今年は新たに11 月 29 日(November(ノウ)29(フク))『ノウフクの日』が制定されました。その元年として各所でイベントも企画されています。昨年よりも大きな輪として、「地域で広がる」・「未来に広がる」・「絆を広げる」のスローガンのもと、普及啓発だけでなく、取り組みに対する理解や協力がより広がっていくことを目指していきます。
今回で3回目となる当社のノウフク連携の取り組みは、昨年と同様に各ノウフク事業所よりご提供いただきました農畜産物を大切に使い、各受託食堂にて提供していきます。特に農林水産省のあふ食堂では主食となる「お米」も、各産地より調達することが出来、期間内を中心に2024年の年末まで(注記 時期は在庫の状況によりはやまることもございます)ノウフク連携で作ったお米を提供いたします。
11月中のお米は、群馬県前橋市「社会福祉法人ゆずりは会 菜の花」よりご提供いただきました群馬県産のコシヒカリ新米。田植え、稲刈り、稲刈り後の乾燥、籾摺り、袋詰めまで全ての工程で施設の福祉利用者が携わっており、農薬の使用も最小限(1度きり)に留めて作られた特別栽培米(※1)です。近年の異常気象により、群馬の夏の暑さはとりわけ厳しく、栽培が年々難しくなってきていると感じますが、今年は良い品質のものが収穫できたと思っておりますと施設長小渕様より太鼓判をいただいたお米です。
※1…田植え前から収穫までの間に、対象農薬を5割以下に抑え、さらに化学肥料の窒素成分を5割以下に抑えて栽培されたお米
社会福祉法人ゆずりは会 菜の花収穫風景 福祉施設利用者と共に作業へ従事しております
また、12月からのお米は、青森県黒石市「株式会社アグリーンハート」よりご提供いただく青森県産ムツニシキ新米。1972年にデビューし、1998年まで青森県の奨励品種で一時は『おかず要らずのお米』として賞賛されていたムツニシキ。しかし、生産の課題が多いなどの理由で途絶えてしまいました。数年の時を経て2015年有機栽培農法による付加価値を持ったお米として『黒石米ムツニシキ』を復活させる事業がスタート。まだまだ収穫量は少なく県内でしか流通していないため、一般販売がなく「幻の米」として地元のお寿司屋さんや日本酒の原料としてPRしている。こちらの事業所では一部を黒石市の学校給食等で提供が始じめ「有機米」・「ノウフクJAS」として生産されているお米を使い、地球環境の面だけでなく子供達の健康も考えた取り組みをされています。目標は「全量有機米」と地元の自治体とも連携を取りつつ、農福連携、専門機器を導入したスマート農業、就農女性の受け入れ、地元の子供達への職業体験・食育など、地域のコミュニティとして関わりを強めています。
岩木山と八甲田山の大自然に囲まれた、水清き黒石市。農業を通じて地域を豊かにし、人と土を育てるお米づくり
それ以外も各事業者様にもご協力頂き、ノウフクの食材をたくさん使ったカレーやオムライスをはじめ、法務省では横浜刑務所のパスタや網走監獄牛を使ったハンバーグのロコモコ丼などを提供し、当社は今年もノウフクの取り組みを食堂から発信していきたく考えております。
商品紹介
●ノウフクカレー ~さつまいものキーマカレー~ 800円~(税込み)
◆農林水産省 あふ食堂
◆厚生労働省 笑縁食堂
◆財務省 テゾリーナ
◆外務省 笑縁食堂
ノウフク食材の豚ひき肉、さつまいも、にんじんなどを使ったスパイシーキーマカレー。
農林水産省あふ食堂はお米も含めてほぼ全ての農畜産物がノウフク食材にてご提供。一つ一つ丁寧に生産された食材がぎゅっと詰まったカレーになっています。
●ノウフクチーズオムライス 1,000円~(税込み)
◆農林水産省 あふ食堂
◆財務省 テゾリーナ
オムライスで使用する鶏卵は「おぶせのたまご」(農林水産省あふ食堂のみ)
北信濃の雄大な山河と里山の自然循環農園の澄み切った空気が育てる平飼い
の自然卵。餌にもこだわり自家配合飼料のほか、園内で栽培された無農薬野菜
などをバランスよくブレンドして育てています。
●横浜刑務所で作ったパスタのボロネーゼ 900円(税込み)
◆霞ヶ関一丁目食堂のみで数量限定提供(一般利用はできません)
刑務所作業製品の中でも口コミなどで話題となり、大変人気の高い製品。
卵不使用・無添加、デュラムセモリナ粉が100%使用されている「横浜刑務所で作ったパスタ」。形状は「フェットチーネ」と呼ばれる、太くて平たいパスタです。
●網走刑務所 監獄和牛ロコモコ 1,100円(税込み)
◆霞ヶ関一丁目食堂のみで数量限定提供(一般利用はできません)
「監獄和牛」は網走刑務所の「刑務作業」で育ったブランド牛です。網走刑務所は全国の刑務所の中で唯一牛の飼育に取り組んでいます。「監獄和牛」は広大な牧場でのびのびと育った牛は濃厚で甘みが強く、柔らかな食感が特徴です。
※店舗により販売価格、盛り付けイメージが変わる場合がございます。ご了承お願い致します。
ノウフク連携事業所及び提供食材のご紹介
<食材提供をいただいた農福連携事業所及び、就労支援施設>
●社会福祉法人ゆずりは会 菜の花 〔群馬県前橋市〕
・お米(群馬県産コシヒカリ新米) ・ほうれん草 ・ブロッコリー ・キャベツ
●株式会社アグリーンハート 〔青森県黒石市〕
・お米(青森県産ムツニシキ新米)
●社会福祉法人白鳩会 第二花の木ファーム 〔鹿児島県肝属郡南大隅町〕
・豚肉(花の木ポーク)
●社会福祉法人くりのみ園 〔長野県上高井郡小布施町〕
・鶏卵(おぶせのたまご) ・味噌(くりのみの米こうじ味噌) ・有機じゃがいも ・有機にんじん
●社会福祉法人足羽福祉会 足羽サポートセンター 〔福井県福井市〕
・ブロッコリー ・さつまいも ・ミニトマト ・カーボロネロ ・白菜
●株式会社ドリーム ドリーム農園 〔宮城県登米市〕
・乾燥ねぎ ・梅しそふりかけ
●一般社団法人都市農福を推進する会 エシカルベジタブルス八王子 〔東京都八王子市〕
・さつまいも ・カラフルにんじん ・黄金かぶ ・わわ菜 …他
●公益財団法人矯正協会刑務作業協力事業部 ※製造元:横浜刑務所(刑務所作業製品)〔神奈川県横浜市〕
・「横浜刑務所で作ったパスタ」
●水戸保護観察所ひたちなか駐在官事務所 茨城就業支援センター 〔茨城県ひたちなか市〕
・お米(茨城県産コシヒカリ米)
●北海道地方更生保護委員会旭川保護観察所 沼田町就業支援センター 〔北海道沼田町〕
・生しいたけ
<実施店舗一覧>
●農林水産省「あふ食堂」
●財務省『テゾリーナ』 ※職員のみ利用可
●法務省『霞ケ関一丁目食堂』 ※職員のみ利用可
●厚生労働省『笑縁食堂』・『グッドミールダイニング』 ※職員のみ利用可
●外務省『笑縁食堂』 ※職員のみ利用可
※「あふ食堂」は農林水産省正面玄関受付にて簡単な手続きをしていただければ、食事利用のみ一般入館も可能です。職員 のランチタイム(12:00~13:00)は大変混雑するので、その時間を避けていただくとスムーズにご利用できます。
※一部の受託食堂は職員のみの利用となり、一般の入館などは出来ませんのでご容赦ください。
あふ食堂のご紹介
「あふ」は、「Agriculture, Forestry, Fisheries and Food」(農業、林業、漁業、食品)の頭文字から取りました。また同時に、古語では「会ふ(出会う)」、「和ふ(混ぜ合わせる)」、「餐ふ(食事のもてなしをする)」という意味を持つことから名付けられました。
「食の責任官庁 農林水産省」にふさわしい食堂づくりを目指し、国産食材、有機農産物等環境に配慮した食材、被災地産食材を積極的に使用したメニューを開発し、メニューは週替わりで毎日 8 種、ボリュームも満点! 福島県産のお米、国産原料の味噌、沼津などから直送した?を使用し、産地の魅力を発信しています。
店名:農林水産省 あふ食堂
住所:東京都千代田区霞が関 1 丁目 2-1 農林水産省本館 B1 階
TEL:03-6206-7990
営業時間:平日 11:00~14:00
定休日:土曜日、日曜日、祝日(閉庁日は休み)
公式ホームページ:https://afu-shokudo.studio.site/
公式インスタグラム:https://www.instagram.com/afu_shokudo/
ご当地「食」の PR、および、その魅力等を「あふ食堂」より発信いたします。
次世代につないでいきたい伝統的な郷土料理、都道府県民に愛されている「県民食」、ほかの都道府県の人にぜひ食べてほしい地元の自慢料理、地元名店のレシピをメニューで再現および食堂メニューへのアレンジ等、企画協働にご興味がある方は下記までお問い合わせください。
【産地 PR に関するお問い合わせ先】
株式会社 SANKO MARKETING FOODS 農林水産省 あふ食堂(担当:小川)
TEL:03-6206-7990 メールアドレス:kankocho_pj_2nd_ml@sankofoods.com
会社概要
【会社名】 株式会社SANKO MARKETING FOODS
【本社所在地】 東京都新宿区高田馬場1丁目28番10号三慶ビル2階
【本店所在地】 東京都中央区新川1丁目10番14号
【支店所在地】 静岡県沼津市蓼原町45番地2
【代表者名】 代表取締役社長 長澤 成博
【設立】 1977年4月
【事業内容】 飲食店経営、水産業、除菌、清掃事業、自社ECサイトの運営
【ホームページ】 https://www.sankofoods.com/
【2024 年 9 月定時株主総会動画】 https://www.youtube.com/watch?v=TU_toNKMB2Y&t=1s
【2024年 6 月中期経営計画】 https://www.sankofoods.com/ir/management/plan/
【公式オンラインストア「ひとま」】 https://sankomf.official.ec/
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