高原氏が手がけた「脳天??飯店」
高原彰人の新たな挑戦、「日本料理 世桜」とは
世桜では、海外の旅行客が日本に来て食べたいランキングに上位する、寿司、とんかつ、ステーキ、すき焼き、鰻、ラーメン、抹茶など、日本を代表する様々な料理を詰め込んだコースで味わうことができる。
訪日外国人に人気のサーモン、中トロ、えびが美しく並ぶ。
枡に可愛らしく盛られた鰻。
人気のカウンター席。
「世桜」の意味
世桜と書いて、"よさくら"と読むそうだ。しかしいずれの料理やカトラリーにも"桜"をモチーフにしたものはない。一体どういう理由なのか、高原氏に質問すると以下の回答があった。
高原氏「『世界に日本の象徴である桜(日本料理)を届けたい』という思いで名づけました。桜=日本料理のニュアンスです!」
ラーメン屋のイメージから一転、日本料理のコースに挑戦する高原氏
「世の中に価値があるものを広めたい」「人をワクワクさせたい」と事業への情熱を語るその姿は紛いない、事業家だった。
フランチャイズ展開はあり得るのかとの質問には「まずは一店舗目を成功させてから・・フランチャイズは成功店舗の水平展開です。納得できるものを必ず作ります!」と意気込みを語ってくれた。
視覚でも楽しめる、華やかな漆器類を採用
日本料理世桜のコースは現在3種類
・おまかせコース…11,000円
・和牛コース…7,700円
・大阪コース…5,500円
※全て税込み
「日本料理を気軽に楽しんでほしい」という想いから入り口の価格設定をリーズナブルにしているが、一番人気は3種類の日本酒のペアリングが楽しめる「おまかせコース」とのこと。アルコールが苦手な場合はペアリングを国産のソフトドリンクに変更できる。
特に海外からの旅行客にとって、滞在期間内の限られた食事回数で日本の多彩な料理を全て堪能するのは難しいことだが、世桜ではその悩みが解決できる。
インスタグラム@yosakura_jpの投稿からも、訪日観光客たちの笑顔がたくさん見られる。
スタッフのHinaはコミュニケーション能力と指導の能力が高く、ホールのエースとして活躍している。
Q 月の売り上げは?
直近の売り上げを聞くとなんと、1日4時間の営業で平均約23万円(税込)近くを売り上げているとのこと。高原氏以外スタッフは全員アルバイトまたは業務委託。脳天??飯店を経営していた時にスタッフに人気だった「チップ制度」も踏襲。2024年10月の売り上げは700万円オーバー。
得意とする言語能力を活かし、お客様の満足度を上げる精鋭たち。リファラル制度も採用しており、良い人材がたくさん集まる。希望者には2ヶ月に一度の面談をし、昇給できる機会を設けているのでスタッフのモチベーションは高い。
高原氏が特にこだわった、店前の庭園の紅葉。
高原氏
「世桜は、日本の豊かな食文化を世界に広めることを使命としています。我々は、海を超えて日本に来てくださった旅行客が日本の料理を存分に楽しむことができるよう、日々の努力と改善を惜しみません。」
動画の撮り方をレクチャーする高原氏
高原彰人 プロフィール
2002年生まれ 総フォロワー50万人
株式会社 世桜 代表取締役
大学に行きながらラーメン屋「脳天飯店」を経営し売却
現在はSNS総再生数【1億】のノウハウを活かし世界で200店舗のSNSをプロデュース(ラファエルなど)
X:https://x.com/akitoAcestreet
Instagram:https://www.instagram.com/nouten_hanten/
SNS問い合わせ先:https://www.nouten-sns.jp/
脳天??飯店TikTok:https://www.tiktok.com/@nouten_hanten
店舗情報
店名:日本料理 世桜 Japanese Restaurant YOSAKURA
住所:大阪府大阪市中央区東心斎橋1丁目4-21 レアリーノ東心斎橋1階
TEL:06-6210-4391
Googlemaps:https://maps.app.goo.gl/Gk4vxyMxrV7LAtYp7
予約:https://www.tablecheck.com/ja/yosakura/reserve/message
Q 今後の展開について
高原氏「今後は世桜のコースの中から、料理をセレクトし単品での出店も考えております。その一つ目が山梨県にオープン予定の"日本鰻 世桜"です。」
右:日本鰻 世桜オーナーの長田(おさだ)さん。実際に日本料理 世桜にも研修に入り、コースへの深い理解を得ることができた。また顧客へのホスピタリティも学び、それは山梨県の世桜にも生かされることだろう。
高原氏「また、海外においても今後、ハノイとホーチミン(ベトナム)での出店を予定しています。国内ではインバウンドのお客様がたくさんいらっしゃるところ、例えば東京!狙っています!」
若き才能の今後に注目したい。