クラフトビールを掛け合わせた日本酒をつくる「ぷくぷく醸造」。"サワーエール"をモチーフに、酸の高い白ワインを彷彿とさせる「ホップどぶろく」を12月24日にリリース。…

掲載日: 2022年12月24日 /提供:ぷくぷく醸造

"お酒を通して福島の沿岸に田畑を増やす"ことを目指し、haccobaの初代醸造責任者が南相馬市で創業

株式会社ぷくぷく醸造(福島県南相馬市)は、クラフトサケ醸造所「haccoba」の酒づくりを担っていた醸造責任者の立川哲之が独立し、”お酒を通して福島の沿岸に田畑を増やす”ことを目指して、2022年7月に南相馬市小高区で創業しました。ぷくぷく醸造は、クラフトビールの文化や技術を掛け合わせた日本酒を追求していくことをコンセプトとしたファントムブルワリー(実体のない醸造所)。新たなお酒として、近年人気のビアスタイル"サワーエール"をモチーフに醸造した"どぶろく"が12月24日に初リリースされます。リリースされる「ぷくぷく醸造のホップどぶろく」は、福島県いわき市のお米を使用し、日本の文化の中心である浅草(木花之醸造所)にて、立川哲之が醸造を担当してつくりました。ビールの技法であるサワリング(乳酸発酵)とドライホッピングを活用したどぶろくで、酸の高い白ワインレモンやマスカットのような爽やかさが新感覚のどぶろくです。12月24日から、福島県内の酒販店や、東京 GINZA SIXのIMADEYAなど、全国の酒販店にて発売されます。


ぷくぷく醸造のホップどぶろく

ぷくぷく醸造
福島県の南相馬を拠点とする、クラフトビールの文化と技術を掛け合わせた日本酒をつくるファントムブルワリー(実体のない醸造所)。敢えて削りすぎない低精白の純米酒と、日本酒×クラフトビールのホップサケをメインで醸造していきます。数年以内の酒蔵立ち上げが目標で、現在は県内外の酒蔵を間借りし、福島沿岸のお米を持ち込んでお酒をつくっています。お酒を通して、福島の沿岸に田畑を増やそうと模索中です。

ぷくぷく醸造 ロゴ

ホップどぶろく
各地の古典的などぶろく製法がまとめられている『諸国ドブロク宝典』(著:貝原浩)などに記されている、東洋のホップ(唐花草)を用いた東北伝承のどぶろく製法"花?"を現代的に解きほぐし、編みなおしたお酒です。

具体的には、どぶろくの醸造過程で、近年のクラフトビールのブームを牽引するIPAやペールエールなどに起用される"ドライホップ"を取り入れました。ホップのもつ柑橘やマスカットのような香りが溶け込んむことで、いままでのどぶろくの概念を変えるような爽やかさが特徴です。クラフトビールを学び、その技術を日本酒に掛け合わせています。

ぷくぷく醸造では、今後も伝統的な日本酒の製法に、クラフトビールやワインの文化や技術を取り入れることで、多様な個性や味わいを日本酒にもたらしていきます。現代だからこそ可能な、異文化の価値観を掛け合わせることで生まれる新しい味わいをお楽しみください。
収穫間近のホップ

「ぷくぷく醸造のホップどぶろく」商品概要
~酸の高い白ワインのような果実感の新感覚どぶろく~

ぷくぷく醸造としては初めてのどぶろくで、すっぱい白ワインのような爽やかな果実感のあるホップどぶろくです。米麹には、日本酒で通例となっている黄麹は一切使用せず、クエン酸を多く出す白麹のみで醸造。また、クラフトビールのサワリングをモチーフに、乳酸菌の発酵も活用しているため、レモンやすだちのような刺激的な酸味が特徴です。ホップには、CITRA、IDAHO 7、SABROなど柑橘系のアロマホップを主に使用。白麹の酵素がホップの香りをフローラルに開花させます。どぶろくの時代が進んでいく瞬間を、ぜひその五感で感じてください。

※火入れはしてありますが、酵母由来の発泡性のあるお酒です。開栓時に吹き出す恐れがありますので、ゆっくりと開栓し、再キャップ後に混ぜてから、再びゆっくりと開栓してください
※ホップどぶろくは、通常の日本酒よりも光(日光、蛍光灯)による劣化が早く進みます。冷暗所に保管ください
※まれに瓶底に米が固着している場合がございます。逆さにしても米が降りてこない場合は、開栓の2時間前もしくは開栓後お酒の量が2割以上減った際に強くお混ぜください

原料米 いわき市産コシヒカリ100%(肥料に乳酸菌使用の特別栽培米)
精米歩合 90%
内容量 500ml
アルコール 8%
発売日 2022年12月24日(土)
醸造・販売元 株式会社ALL WRIGHT(東京都台東区駒形)
その他 要冷蔵(5℃以下)
希望小売価格 2,310円~(税込。送料等の都合により、酒販店によって異なります)
取扱店 福島県内の酒屋や、東京 GINZA SIXのIMADEYAなど、全国の酒販店

店舗詳細はこちら https://note.com/pukupukubrewing/n/n052867015a09




ぷくぷく醸造のホップどぶろく
ぷくぷく醸造 代表 立川哲之
1993年12月26日生まれ。筑波大学生命環境学群卒業。学生時代に東北の日本酒に心を奪われ「食と酒 東北祭り」を立ち上げる。株式会社ユーグレナに就職するも、日本酒の道へ進むため退職。宮城県閖上の佐々木酒造店にて酒造りを3年学び、福島県南相馬にて酒蔵haccobaを初代 醸造責任者として設立。2022年、日本酒にクラフトビールの技術を掛け合わせたお酒をつくるファントムブルワリー“ぷくぷく醸造”を南相馬市小高で立ち上げる。酒造りの傍ら"日本酒を醸す全ての蔵をめぐる旅"(現在627蔵)を実施(コロナ禍で休止中)。

立川哲之
会社概要
・会社名 株式会社ぷくぷく醸造
・代表者 代表取締役 立川哲之
・所在地 福島県南相馬市小高区本町1-87 小高パイオニアヴィレッジ
・各種リンク
  Twitter https://twitter.com/pukupukubrewing
  Instagram https://www.instagram.com/pukupukubrewing
  Facebook(ぷくぷく部) https://www.facebook.com/groups/pukupukubrewing
  note(お取扱店) https://note.com/pukupukubrewing/n/n052867015a09

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