台場・青海地区への送客・回遊性向上をサポート 臨海副都心エリア内の飲食店の混雑状況をリアルタイム配信

掲載日: 2024年11月06日 /提供:バカン

 AIとIoTを活用して「待つ」をなくすサービスを提供するスタートアップ、株式会社バカン(本社:東京都千代田区、代表取締役:河野剛進、以下「バカン」)は、Digital Innovation City協議会(以下「DIC協議会」)の実証事業として、2024 年9月26日(木)より、東京ビッグサイトと国際展示場駅に臨海副都心エリア内の飲食店等の混雑状況を表示するサイネージを設置いたしました。本実証は有明地区にデジタルサイネージを設置し台場・青海地区の店舗のリアルタイム情報を配信、この情報を起点にエリア内での回遊を促進し、来訪者に混雑を避けた快適な体験価値を提供することを目的としています。

■導入の背景
 定期的に大規模イベントが開催されている臨海副都心エリアでは、東京ビッグサイトなどの有明地区を訪れる多くの来訪者を十分に台場・青海地区に誘引できていないという課題があります。DIC協議会は、有明地区への来訪者を台場・青海地区へ送客することによりエリアの活性化を図るため、「有明地区から台場・青海地区への回遊性向上に係るデジタル技術を活用した実証」の企画募集を行い、弊社が採択事業者となり実証実験を実施します。

■取り組み詳細
 今回の取り組みでは、混雑情報配信プラットフォーム「VACAN」から得られた臨海副都心エリア内の飲食店等の混雑情報を表示するデジタルサイネージを東京ビッグサイトと国際展示場駅に設置します。混雑情報は、 AIカメラ・デジタル整理券・IoTボタン等のデバイスを用いて発信しています。
また、VACANにはマップ上で近くの施設等の空き・混雑状況を一覧できる「 VACAN Maps」(https://vacan.com)という機能があり、サイネージにこの「VACAN Maps」にアクセスできるQRを表示することで、利用者は自身のスマートフォンでも混雑情報の確認が可能です。
詳細はこちらから:https://t.co/MKKtWwveAt

・サイネージを用いた情報配信

画像:VACAN画面イメージ


■「Digital Innovation City」とは
東京都は、デジタルの力で東京のポテンシャルを引き出し、都民が質の高い生活を送る「スマート東京」の実現を目指しており、臨海副都心は先行実施エリアの一つとなっています。臨海副都心では、「デジタルテクノロジーの実装」と「スタートアップの集積」を推進する「ベイエリアDigital Innovation City」(DIC)の実現に向けた取り組みを進めています。具体的には、スタートアップ等が開発する新たなサービスを誰もが活用しやすい仕組みづくりを進めていきます。そして、地域課題の解決をはじめ、このまちの特?を活かし、様々な先端技術を活用した新たな取り組みを進めることで、まちの魅力を高め、賑わいを創出していきます。

■「DIC協議会」とは
DIC協議会は、東京都(港湾局)、エリアマネジメント、研究機関、地元企業といった臨海副都心に関わる団体等が連携し、臨海副都心におけるDICの実現に向けて協議することを目的として、令和3年3月30日に設立し、活動しています。
URL:https://tokyo-dic.jp/

■株式会社バカンについて
会社名:株式会社バカン
代表者:河野剛進
所在地:東京都千代田区麹町2-5-1 WeWork 半蔵門 PREX South 3F
設立:2016年6月
URL:https://corp.vacan.com/

バカンは経済産業省が選定する官民による支援プログラムJ-Startup 2019選定企業です。IoT、AIを活用してレストラン街やカフェ、トイレ、観光地、避難所、投票所などあらゆる場所の空き状況を検知し、デジタルサイネージやスマートフォンに配信しています。また空き状況可視化だけでなく、混雑の抑制・管理なども行っており、空き/混雑データを起点とした「待つをなくす」DXサービスを幅広く提供しています。

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