震災から一度も休まず営業してきた町唯一のスーパーが2メートルの濁流にのみ込まれ休業を余儀なくされた。
日本リユースシステム株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:山田 正人)はJUST IN TIME BEST ACTIONを通して、2024年10月30日(水)石川県輪島市「もとやスーパー」へ支援物資提供(保存食品・赤ちゃん用品・ティッシュ等生活消耗品)を行いました。
■JUST IN TIME BEST ACTION(ベストアクション)プロジェクト概要
自立支援型・寄付つきお片づけ商品「古着deワクチン 能登半島地震復旧・復興 応援パッケージ」をご購入いただいた売上の一部を*ベストアクションを通して被災地の復旧・復興活動に充当させていただきます。
リアルタイムで被災地・被災者の方々が困っている「モノやコト」そしてお客様の被災地への復旧・復興を願う想いをお届けいたします。専用回収キットの制作・発送は被災地のB型就労支援福祉作業所「えもる」が担当し、オリジナルパッケージを購入者のお客様の元へ届けます。
▼ベストアクション事業URL https://n.jitba.jp/
■石川県輪島市「もとやスーパー」へ支援物資提供
ベストアクションチームは「もとやスーパー」へ2トン車一台の支援物資提供(保存食品・赤ちゃん用品・ティッシュ等生活消耗品)を行いました。
支援のきっかけは、ベストアクション団体として地震の発生後毎月「身体が資本体操」を輪島市の仮設住宅で継続的に行っておりました。9月の水害が発生し仮設住宅一体も一部浸水の被害はありましたが参加されていた皆さまの命に別状はなくひとまず安心しておりました。そんな中、輪島市を訪れた際町唯一のスーパーであり住民の方々の心の支え、コミュニティであったもとやスーパーが大きな被害に遭われていることを知りました。
もとやスーパーは輪島市町野町に位置しており、地震発生時から1日も休まず営業を続けておりました。
しかし今回の9月の豪雨で、 濁流があっという間に町を飲み込み、町唯一のもとやスーパーは2メートルの浸水被害となり休業を余儀なくされました。
↑2024年1月1日地震直後の「もとやスーパー」の様子 食材を陳列し1日も休まず営業をしていた
↑2024年9月21日(土)豪雨直後の「もとやスーパー」店内の様子 2メートルの濁流が流れ込み休業を余儀なくされる
地震からやっと復活の兆しが見え始めた矢先の水害であり、もとやスーパーのオーナーである本谷社長も肩を落とされていましたが、強く前を向いて奮闘されている姿に、ベストアクションチームとしてなにか支援できることはないかと話し合いをさせていただきました。
その結果、ベストアクションから物資支提供を行い、住民の方々へ安価で販売していただき小売業としての機能をいち早く取り戻していただくことが、町の再生と地域の方々にとって良いことだと判断いたしました。
さらに、再オープンに向けて資金面のサポートと住民の方々に寄り添った心のケアができるよう輪島市でのイベントも計画中です。
■震災から一年が経とうとしている「今」企業としてできること
1月1日に起こった能登半島地震から一年が経とうとしていますが追い打ちをかけるように水害も起こり、まだまだ復旧・復興とはかけ離れた現実が多くあります。私たちは事業を通して、被災地の皆さまが日常を取り戻せるよう常識にとらわれず様々な形の支援を継続して行ってまいります。被災地支援の趣旨にご賛同いただける企業様からの参加をお待ちしております。
▼被災地支援に取り組みたい企業様専用 SDGsパッケージについて:https://n.jitba.jp/btob/
▼古着deワクチン能登半島地震復旧・復興応援パッケージについて:https://furugidevaccine.etsl.jp/lp/noto-ouenn-package/
■日本リユースシステム株式会社について
所在地:〒108-6028 東京都港区港南2-15-1 品川インターシティA棟28階
代表者:代表取締役 山田 正人
設立:2005年6月28日
URL:https://www.nrscorp.jp/
事業内容:リユース業をベースに様々なソーシャルビジネスを展開する「捨てさせない屋」です。「三方義し」を企業理念に、現在は約30の国や地域と取引を行い、日本や世界で不要になったモノやコトを、既存の常識にはとらわれない新しい視点や方法で、必要とされる方のもとで活かしています。
主な事業は「古着deワクチン」(第3回ジャパンSDGsアワード「特別賞(SDGsパートナーシップ賞)」受賞)や「お針子事業」(環境 人づくり企業大賞2019「環境大臣賞(最優秀賞)」受賞)。