※写真はイメージです。実際のパッケージとは異なります。
徳島文理大学徳島キャンパス(徳島市山城町西浜傍示180 学長 田村 禎通)では、薬学部山本博文教授の研究により2023年12月に国内初の有機藻類JAS認証を取得したあおさのり陸上養殖技術をさらに応用することで、食品ロスやグリーンタイド(海の環境問題)の解決策へと繋がる「環境調和型の新たな陸上養殖技術の開発」に成功しました。
さらに産学連携の取り組みとして、この度、有機藻類JAS認証技術によって栽培された「有機あおさのり」が、創業1934年の老舗佃煮メーカー(ブンセン株式会社)の看板商品『 アラ!』の原料として採用されることになりました。当日は具体的な研究背景と共に、開発した一連の栽培法、栽培した有機藻類JAS認証あおさのりの技術開発についての発表、また試食用のり佃煮 『 アラ!』 等を準備いたします。
徳島文理大学とブンセン株式会社との合同記者会見
1.日 時 令和6年11月14日(木)10:30~11:30
2.場 所 徳島文理大学 徳島キャンパス 21号館(薬学部)1階会議室 (添付資料)
(住所:徳島県徳島市山城町西浜傍示180)
3.出 席 者 徳島文理大学 薬学部/生薬研究所 教授 山 本 博 文
徳島文理大学 薬学部6年 研究開発担当者 田 渕 あ す か
ブンセン株式会社/海藻ラボ株式会社 代表取締役社長 田 中 智 樹
ブンセン株式会社 開発部 アラ!担当リーダー 南 伸 哉
4.次 第 産学連携の取組について(徳島文理大学 山本 博文)
技術開発について(徳島文理大学 田渕 あすか)
商品開発および販売等について(ブンセン株式会社)
試食、質疑応答、フォトセッション
【会場MAP】
県外から徳島文理大学(徳島キャンパス)にお越しの際は、徳島文理大学公式HPの交通アクセスをご確認ください。
【研究紹介】
世界初 陸上養殖に成功した「あおさのり」
藻類成長因子を用いた海藻栽培技術イノベーション
地球温暖化により、様々な海藻の生産量が減少しています。
海藻が育つ仕組みは分かっていませんでしたが、本学山本教授らのグループは、海藻に着生している、バクテリアに注目し、バクテリアが生産する物質(成長因子サルーシン)がアオサノリ(ヒトエグサ)の成長に必要であることを発見しました。
さらに、成長因子サルーシンを人工的に合成し、水槽内で海藻(アオサノリ)の胞子に与えることにより、これまで不可能と考えられてきたバクテリアに依存しない海藻の陸上養殖に初めて成功しました。
【お問い合わせ先】
担当/徳島文理大学 広報企画監 戸川 Tel: 088-602-8606
※お手数ですが、出席希望の媒体社様はプレスリリースPDFにある
FAX送信書にて11月11日(月)までにFAX:088-626-6264ご返信ください。
徳島文理大学URL
https://www.bunri-u.ac.jp