地元銘柄が世界へ。瀬戸酒造店「酒田錦」オリエンタル酒アワード本醸造の部門チャンピオンを受賞。アジアNo.1の本醸造として販路拡大。

掲載日: 2024年11月01日 /提供:瀬戸酒造店

150余年の歴史を持つ清酒「酒田錦」は瀬戸酒造店の蔵付き酵母を使用した”地酒”で、幅広い食事シーンに相性の良い万能酒。神奈川県内限定流通品でしたが、今回の受賞を機に世界へ向けて輸出を開始します。


瀬戸酒造店 酒田錦 本醸造(720ML・1800ML)


香港で行われた授賞式の様子
オリエンタル酒アワードについてOriental Sake Awards(以下OSA)はアジア最大級の日本酒コンクールです。OSAは、在香港日本総領事館、JETRO香港、香港日本料理店協会の後援のもと、世界有数の日本酒市場である香港で毎年開催されています。
多国籍な日本酒専門家が香港に集まり、適正な温度で輸出・提供された日本酒をブラインドテイスティングで公平に審査します。
酒田錦は、2024年のアワードにおいて、143蔵503点がエントリーする中で本醸造チャンピオン酒に輝きました。



「酒田錦」について
1865年(慶応元年)創業から受け継がれてきた銘酒「酒田錦」は瀬戸酒造店のある神奈川県開成町で地域の人たちに親しまれ育ってきた日本酒です。地元産の米を用い、蔵付きの酵母と協会10号酵母を掛け合わせ、しっかりとした味わいがあり、普段の食事シーンに欠かせない常備酒です。燗酒としても評価が高く、毎年のように「全国燗酒コンテスト」で入賞しています。

華やかでキレのある酒田錦。冷酒から熱燗まで幅広い温度帯で楽しめる

醸造の様子(製麹)全量小仕込みで丁寧に仕上げる

旧地名の「酒田村」を代表する銘柄として生まれた酒田錦

中華料理との相性も抜群に良い
日本酒のペアリングは和食だけではありません。酒田錦は味付けの濃い料理や、油の多い中華料理でもスッと調和し、米の持つ旨味がいっぱいに広がりをみせます。キリっと冷やした酒田錦をクラゲや蒸し鶏と味わい、手の中で温まった酒田錦は点心など温かい料理と合わせます。定番のフカヒレやエビ、カニといったメイン料理には本醸造だからこそ持ち得る芯の強さで寄り添います。燗酒にすれば心地よい酸味が肉料理ともマッチし、日本酒×中華料理という新しい楽しみ方を体験できる。乾杯から最後の一杯まで飲み飽きしない、つい手が伸びてしまう1本です。


受賞酒概要瀬戸酒造店
酒田錦(さかたにしき)
本醸造

内容量:720ML / 1800ML
アルコール度数:15度
小売価格(税別):1,389円(720ML)、2,778円(1800ML)
使用酵母:蔵付き酵母(STB5)、協会10号

かつての酒蔵に根付いていた酵母を受け継ぎ、
幕末から続く瀬戸酒造店の代表銘柄を復刻しました。
◆足柄平野の米、蔵付き酵母を使用
◆しっかりとした味わい
◆普段の食事に合わせる食中酒に






県内限定流通から世界へ酒田錦は神奈川県内に絞った流通を行ってきました。地元の方々に育まれてきた酒田錦ですが、今回の受賞を機に香港の中華料理レストランに向けて輸出を開始します。
神奈川県開成町という小さな町に、世界が注目する日本酒があることが応援してくださっている方々の誇りに繋がり、日本酒の可能性をまた一歩広げてくれると信じ、蔵人一同精進してまいります。



酒田錦は足柄平野の豊かな自然と、風の吹き抜ける田園風景が続く”田舎モダン”な街並みの中で造られています。



瀬戸酒造店について

瀬戸酒造店は、慶応元年(1865 年)創業。
神奈川県開成町の酒蔵です。
1980 年に自家醸造を中断していましたが、2018 年から醸造を再開しました。私たちを再始動へと突き動かしたのは、開成町の美しい田園風景です。四季折々の表情を見せてくれる田んぼ、水路のせせらぎ、茅葺き屋根の古民家…。
人の心をほぐすこの風景から生まれる酒は、どんな味だろう。
そんな想いから、酒蔵再建ののろしは上がりました。



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