整水器と電解水透析(R)で健康への寄与を目指す株式会社日本トリム(本社:大阪市、代表取締役社長:田原周夫、以下「日本トリム」)では、医療効果が認められた電解水素水*を作る整水器を製造・販売しています。現在話題のPFASに関する問題を受け、販売中の全ての機種で採用中の「マイクロカーボンカートリッジ」についてのより詳細な資料をホームページ(URL:https://www.nihon-trim.co.jp/wp/wp-content/uploads/2024/09/TRIM-ION-Premium-Micro-Carbon-Cartridge.pdf)で公開しました。
*電解水素水:浄水した水を電気分解することにより、アルカリ性で水素を含んでいることが特徴の水です。水を電気分解することで、プラスイオンであるミネラル類(カルシウムイオン、マグネシウムイオン、ナトリウムイオン等)が原水よりも約5~20%増加します。
■PFASに関する問題を受け、水を選ぶ人が増えている
人の健康や環境へ悪影響を及ぼす恐れが指摘されている「PFAS(有機フッ素化合物)」は、現在世界的に大きな問題として取り上げられ、欧米では自主規制が始まっています。日本国内においても一部地域の水道水から暫定目標値を超えたPFASが検出されたことを受け、水道施設におけるPFASの検出状況を把握するため、環境省と国土交通省は都道府県や全国の水道事業者等に対して水質調査の結果を本年9月末までに報告するよう要請しています。
これらの状況を受け、浄水器や整水器、ウォーターサーバー、ペットボトル水など安全で美味しい水を選ぶ人が増えてきています。
ウォーターサーバーやペットボトル水は、不純物や有害物質の混入といった心配が少ないため、安心かつ美味しく飲めると考えている人が多いようです。一方、購入・運搬の手間や取り換え時の労力、設置・保管スペースの確保などの課題から、購入には二の足を踏んでいる人も。
浄水器や整水器は、台所にある蛇口に機器を取りつけ、そこから出てくる水道水をろ過して清浄な水を作るため、手間や労力、保管スペースの問題が解消されます。
■浄水器と整水器の違い
「浄水器」と「整水器」、この二つの機器は名前が似ていることもあって、多くの人が混同しがちです。しかし、両者には大きな違いがあります。
まず「浄水器」は、水をろ過して浄水を作り出す機器です。ろ過性能の違いやろ過フィルターの使用可能期間によって値段が異なります。安価なものは電源を必要とせず、蛇口にはめ込むだけで設置が完了するものもあります。製品によってはポット型のものもあり、容器の上から1~2リットルほどの水を注いで、ゆっくりと時間をかけてろ過するものもあるようです。
一方の「整水器」は、浄水器と同じく水道水をキレイにろ過して浄水を作ることができますが、その水に対して電気分解(電気的な処理)を行うため、必ず電源が必要になります。
どちらも浄水するという点は同じですが、整水器は「胃腸症状の改善効果」が認められた水を生成できます。この水は「電解水素水」とも呼ばれ、水素を含み、アルカリ性であることが特徴に挙げられます。胃腸症状に悩んでいる人、または、胃腸の健康状態を保ちたい人にとっては、まさにうってつけの水と言えるでしょう。
■日本トリムの整水器の特徴
日本トリムの電解水素水整水器は、医薬品医療機器等法(旧薬事法)で胃腸症状を改善する効果が認められた家庭用管理医療機器です。電解水素水の飲用により、胃もたれや胃の不快感を軽減します。また、胃腸の働きを助け、お通じを良好にします。
現在販売中の全ての機種でマイクロカーボンカートリッジを採用しており、浄水を電気分解して作られた電解水素水・酸性水、また浄水そのものの3種類の水をご利用いただけます。
PFOS・PFOAを含む22物質を除去するだけでなく、「胃腸にいい水」を取り入れてみてはいかがでしょうか。
■日本トリムの浄水カートリッジ「マイクロカーボンカートリッジ」について
日本トリムの浄水カートリッジ「マイクロカーボンカートリッジ」は、家庭用浄水器試験規格(JIS S 3201)ならびに、浄水器協会自主規格(JWPAS B)を満たしています。除去対象物質は、PFOS及びPFOA(有機フッ素化合物の一種)を含む22物質です。
非常に細かい活性炭(マイクロカーボン)を使用することにより、溶解物質の吸着が早く、濁りなどの微粒子までしっかり取り除くことができます。また、ろ材が目詰まりしにくく、水が流れやすいのが特徴です。
利用開始から1年経過するか規定の通水量を超えると、器械から交換のアナウンスが流れます。
https://www.youtube.com/watch?v=ZgRM0S9JW8k
除去対象の22物質は下記のとおりです。
22物質
※1 クロロホルム、ブロモジクロロメタン、ジブロモクロロメタン、ブロモホルムの 4 物質の総称です。
※2 2-クロロー4,6-ビスエチルアミノー1,3,5-トリアジンの別名で、農薬の一種です。
※3 2-メチルイソボルネオールの略称で、水道水のカビ臭原因物質の一つです。
※4 シスー1,2-ジクロロエチレンおよびトランスー1,2-ジクロロエチレンの略称です。
※5 有機フッ素化合物(PFAS)の一種です。
※6 浄水器協会(JWPA)で定められた規格基準(JWPAS B 基準)による物質です。
※ 除去性能については JIS S 3201(家庭用浄水器試験規格/1.~12.は法定物質、13.~17.は任意物質) ならびに JWPAS B(浄水器協会自主規格) に規定されている試験方法により、物質の浄水能力を試験・確認しております。
■「マイクロカーボンカートリッジ」についてホームページにて公開
昨今の情勢やお客様からのお問い合わせを受け、日本トリムは、PFOS・PFOAを含む22物質が除去可能なマイクロカーボンカートリッジついて、その画像や浄水能力、除去対象物質名、リサイクルの流れなどの情報をホームページで公開しました。
URL:https://www.nihon-trim.co.jp/wp/wp-content/uploads/2024/09/TRIM-ION-Premium-Micro-Carbon-Cartridge.pdf
■日本トリムとは
株式会社日本トリムは、医療機器である電解水素水整水器製造販売を主軸とした事業を展開しています。当社は世界に先駆けて水が持つ機能に着目し、25年以上にわたる産官学共同研究により健康をサポートする水(R)、電解水素水の機能、有用性を追求しています。現在では、電解水素水の活用は飲用にとどまらず、血液透析における次世代新規治療法や農作物の栽培など様々な分野へと応用し展開しています。また、グループ会社では国内最大手の民間さい帯血バンク(ステムセル研究所、東証グロース市場:7096)事業を展開するなど、日本トリムグループはグローバルなメディカルカンパニーを目指しています。
■会社名/株式会社日本トリム(東証プライム市場:6788)
□設立年月日:1982年(昭和57年)6月12日
□代表取締役社長:田原 周夫(たはら のりお)
□資本金:992,597,306円
□従業員数:663名(2024年3月末日時点 ※関連会社等を含む)
□企業ホームページ:https://www.nihon-trim.co.jp/
[参考文献]
東京都保健医療局 PFASに関する情報 物質の特徴
厚生労働省 水道水質管理の最近の動向について(2022.11.30)
東京都水道局 令和5年度 多摩地区のPFOS及びPFOA、PFHxSの検査結果 給水栓水、浄水、原水
環境省 令和二年度PFOS及びPFOA全国存在状況把握調査の結果について(2021.6.22)
環境省 水道における PFOS 及び PFOA に関する調査について(2024.5.29)