人材育成データ・機械学習技術等を活用した、社会人向け教育サービスの提供を行うアルー株式会社(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:落合文四郎、証券コード:7043、以下:当社)は、2025年度人材開発予算についてアンケート調査を実施しました。
調査実施の背景
人材を「資本」として捉え、その価値を最大限に引き出すことで中長期的な企業価値向上につなげようとする「人的資本経営」の重要性が増しています。世界的に人的資本の情報開示が求められるようになり、またESG(環境、社会、ガバナンス)投資が広がったことで投資家が企業の人材育成について評価するようになりました。「経済財政運営と改革の基本方針2022」(いわゆる「骨太方針2022」)に見られるように、政府も人的資本への投資を促しています。
この流れを受け、従来人材を「資源」と捉えてきた日本企業においても、人材の価値向上が企業の持続的成長や発展につながることが認識されるようになり、人材という「資本」の価値を向上させる取り組みが多く見られます。
そこで当社は、従業員1,000名以上の企業の人材開発担当責任者に対し、2025年度人材開発予算についてのアンケートを実施しました。本レポートは、企業規模別予算に加え、研修テーマ別予算の動向、今後の研修の重点分野のほか、企業が人材開発において認識している課題等を、一部2024年度との比較を踏まえて掲載しています。
レポート概要
1)社員一人当たりの人材開発予算の動向
2024年から2025年にかけて、51.3%が増加と回答
2)人材開発予算全体の傾向
従業員数3,000名以上の企業に、より増加傾向が見られる
3)テーマ別研修予算の傾向
予算を増加させた研修としては、「DX人材・リスキリング関連」「中途採用者向け研修」が上位に
4)研修の効果に対する評価
新入社員研修、若手社員研修、中堅社員研修のほか、DX人材育成・リスキリング関連研修についても、実際に効果を感じている
<調査概要>
・データ収集期間:2024年8月6日~2024年8月8日
・データ収集方法:アンケート
・回答者数:165
アルー株式会社について
アルー株式会社は、「夢が溢れる世界のために、人のあらゆる可能性を切り拓きます ― all the possibilities
―」という Mission のもと、『育成の成果にこだわる』ことをテーマに、人材育成支援事業を行っています。 新入社員から経営者層までの幅広いレイヤーに対する階層別研修の実施をはじめ、グローバル人材や DX 人材の育成などのテーマ別教育プログラムの提供、さらにはラーニングマネジメントシステム「etudes」を用いた e ラーニングの提供などを通して、 組織や個人の成長を人材育成の側面から支援しています。 顧客ごとに個別最適化されたソリューションの提案および実施によって顧客企業の多様な課題を解決することを目指し、グループ全体で事業に取り組んでいます。
https://www.alue.co.jp/
本件に関するお問い合わせ先
・アルー株式会社 コーポレート部 Tel 03-6268-9791
・ホームページお問い合わせフォーム https://mkt.alue.co.jp/l/882713/2021-03-18/xjpp