放置林の間伐を始めとする森林施業を自ら行い、林地残材などの未利用資源を美容目的素材にアップサイクルする「発酵温浴nifu」が第7回エコプロアワードにて環境大臣賞を受賞しました。
発酵温浴nifuが、一般社団法人サステナブル経営推進機構が運営する、第7回エコプロアワードにて、環境大臣賞を受賞しました。
●エコプロアワードとは
エコプロアワードは、サステナビリティトランスフォーメーション（SX）の実現に寄与することを目指す表彰制度で、エコプロ展と一体的に実施しています。
2050年カーボンニュートラルの達成、サーキュラーエコノミー型経済への転換、DX化、ESG対応など、社会経済を取り巻く状況は大きく変化をしています。そこで、日本市場において事業者、消費者、投資家、市場関係者に評価が高く、具体的に優れた環境配慮が組み込まれた製品、サービス、技術、ソリューション、ビジネスモデルを表彰することで、これらのさらなる開発・普及の促進を図るため実施しています。
表彰受賞 ： 環境大臣賞
受賞者名 ： 株式会社テーブルカンパニー
受賞案件 ： 林地残材を発酵させて人も自然も美しくする循環活動
審査員選評 ：
・廃業した製材所に新たな価値を見出し、ビジネス化している点で高く評価できる。特に森林の健全性を担保するための取り組みであり、ネイチャーポジティブに寄与できる点も評価できる。
・国内の林地残材や放置林が引き起こす環境問題、社会問題の解決に資するビジネスモデルを構
築している点を高く評価した。また、事業化にあたり現地の林業関係者や大学教授等、多様なス
テークホルダーとの連携・協業体制を精力的に構築している点も評価できる。
・危機に瀕する日本の森林を守るために最も重要なファクターは経済性。同社の活動は森林を守り森林で働ける人材を確保するために重要な役割を果たす可能性がある。
？？発酵温浴nifu
電気・ガスを使わず発酵熱のみを利用した温浴サロン『発酵温浴nifu』を展開。都会で暮らす女性の美と健康をサポートしています。 発酵資材には、山林課題となっている林地残材や放置林の間伐材を利活用できる仕組みを構築しました。 これは放置林、針葉樹林の再生による「カーボンニュートラルの促進」や「水源涵養機能の改善」ひいては「生物多様性の回復」など、30by30「G7 2030年 自然協約」 の考え方に則ったビジネスです。また、使い終わった資材は農業・畜産業などでアップサイクルされて新たな循環を生み出しています。 山林に眠る未利用資源の活用で、人も自然も美しくする誰もが嬉しい循環活動を広めています。
発酵温浴nifuは都内を中心に現在9店舗運営中。年間約５万人のお客様に利用していただいています。
林道脇に積まれたヒノキの枝葉。
バイオマス発電所より高値で買い取ることで、間伐等の森林施業を行う事業者の方と連携し重量の出ない枝葉も直接製材所まで運搬してもらうことが可能となっています。
谷筋に捨てられるヒノキの未利用部位。
間伐後の山林内に放置されている、利用価値が見出されない未利用部位を発酵温浴の資材とするために自ら運び出します。
手付かずのヒノキの林。
植林後に枝打ちや間伐等の必要な施業が行われていない放置林では除伐、間伐を行い、伐採した木々を山林内から搬出します。
業況の低下、後継者不在などの理由で廃業する製材所も多くあります。
林地残材を加工できる製材所が吉野町になかったため、廃業した製材所を取得し、地域の方々と共に再生し、林地残材を発酵温浴の資材として利活用することが可能になりました。
ヒノキの葉は精油成分豊富な貴重な資源です。
山林から回収する間伐材、林地残材は部位毎に選別し発酵温浴に最適な資材へと加工しています。
未利用資源を美容目的素材へアップサイクル。
林地残材も加工の仕方次第で、美と健康に役立つ素材に変わります。
幹、枝、葉の部位毎に選別し乾燥度合いを調整し粉砕加工し、最終的にブレンドして出荷します。
？？『林地残材を発酵させて人も自然も美しくする循環活動』
この活動は、後の再造林の促進につながり山林が従来の美しく風通しの良い姿を取り戻し、生物多様性の保全と再生、ネイチャーポジティブにも繋がる、誰もが嬉しい循環型のビシネスモデルとなっています。
吉野の森から始まる誰もが嬉しい循環活動
都会で暮らす女性が自身の美と健康のためにこのサービスを利用することで、山林環境も美しく健全になり、それは地域の活性化にも繋がります。
また、発酵温浴で役目を終えた資材（林地残材などのパウダー）は農業、畜産業などで再利用されることでまた新たな循環を生み出しています。
【エコプロ2024開催概要】
展示会名：エコプロ2024：https://eco-pro.com/2024/
開催日時：2024年12月4日（水）～6日（金）10:00～17:00
開催場所：東京ビッグサイト 東ホール
第7回エコプロアワード：https://sumpo.or.jp/seminar/awards/index.html#award
SuMPO：https://sumpo.or.jp/
発酵温浴nifuが、一般社団法人サステナブル経営推進機構が運営する、第7回エコプロアワードにて、環境大臣賞を受賞しました。
●エコプロアワードとは
エコプロアワードは、サステナビリティトランスフォーメーション（SX）の実現に寄与することを目指す表彰制度で、エコプロ展と一体的に実施しています。
2050年カーボンニュートラルの達成、サーキュラーエコノミー型経済への転換、DX化、ESG対応など、社会経済を取り巻く状況は大きく変化をしています。そこで、日本市場において事業者、消費者、投資家、市場関係者に評価が高く、具体的に優れた環境配慮が組み込まれた製品、サービス、技術、ソリューション、ビジネスモデルを表彰することで、これらのさらなる開発・普及の促進を図るため実施しています。
表彰受賞 ： 環境大臣賞
受賞者名 ： 株式会社テーブルカンパニー
受賞案件 ： 林地残材を発酵させて人も自然も美しくする循環活動
審査員選評 ：
・廃業した製材所に新たな価値を見出し、ビジネス化している点で高く評価できる。特に森林の健全性を担保するための取り組みであり、ネイチャーポジティブに寄与できる点も評価できる。
・国内の林地残材や放置林が引き起こす環境問題、社会問題の解決に資するビジネスモデルを構
築している点を高く評価した。また、事業化にあたり現地の林業関係者や大学教授等、多様なス
テークホルダーとの連携・協業体制を精力的に構築している点も評価できる。
・危機に瀕する日本の森林を守るために最も重要なファクターは経済性。同社の活動は森林を守り森林で働ける人材を確保するために重要な役割を果たす可能性がある。
？？発酵温浴nifu
電気・ガスを使わず発酵熱のみを利用した温浴サロン『発酵温浴nifu』を展開。都会で暮らす女性の美と健康をサポートしています。 発酵資材には、山林課題となっている林地残材や放置林の間伐材を利活用できる仕組みを構築しました。 これは放置林、針葉樹林の再生による「カーボンニュートラルの促進」や「水源涵養機能の改善」ひいては「生物多様性の回復」など、30by30「G7 2030年 自然協約」 の考え方に則ったビジネスです。また、使い終わった資材は農業・畜産業などでアップサイクルされて新たな循環を生み出しています。 山林に眠る未利用資源の活用で、人も自然も美しくする誰もが嬉しい循環活動を広めています。
発酵温浴nifuは都内を中心に現在9店舗運営中。年間約５万人のお客様に利用していただいています。
林道脇に積まれたヒノキの枝葉。
バイオマス発電所より高値で買い取ることで、間伐等の森林施業を行う事業者の方と連携し重量の出ない枝葉も直接製材所まで運搬してもらうことが可能となっています。
谷筋に捨てられるヒノキの未利用部位。
間伐後の山林内に放置されている、利用価値が見出されない未利用部位を発酵温浴の資材とするために自ら運び出します。
手付かずのヒノキの林。
植林後に枝打ちや間伐等の必要な施業が行われていない放置林では除伐、間伐を行い、伐採した木々を山林内から搬出します。
業況の低下、後継者不在などの理由で廃業する製材所も多くあります。
林地残材を加工できる製材所が吉野町になかったため、廃業した製材所を取得し、地域の方々と共に再生し、林地残材を発酵温浴の資材として利活用することが可能になりました。
ヒノキの葉は精油成分豊富な貴重な資源です。
山林から回収する間伐材、林地残材は部位毎に選別し発酵温浴に最適な資材へと加工しています。
未利用資源を美容目的素材へアップサイクル。
林地残材も加工の仕方次第で、美と健康に役立つ素材に変わります。
幹、枝、葉の部位毎に選別し乾燥度合いを調整し粉砕加工し、最終的にブレンドして出荷します。
？？『林地残材を発酵させて人も自然も美しくする循環活動』
この活動は、後の再造林の促進につながり山林が従来の美しく風通しの良い姿を取り戻し、生物多様性の保全と再生、ネイチャーポジティブにも繋がる、誰もが嬉しい循環型のビシネスモデルとなっています。
吉野の森から始まる誰もが嬉しい循環活動
都会で暮らす女性が自身の美と健康のためにこのサービスを利用することで、山林環境も美しく健全になり、それは地域の活性化にも繋がります。
また、発酵温浴で役目を終えた資材（林地残材などのパウダー）は農業、畜産業などで再利用されることでまた新たな循環を生み出しています。
【エコプロ2024開催概要】
展示会名：エコプロ2024：https://eco-pro.com/2024/
開催日時：2024年12月4日（水）～6日（金）10:00～17:00
開催場所：東京ビッグサイト 東ホール
第7回エコプロアワード：https://sumpo.or.jp/seminar/awards/index.html#award
SuMPO：https://sumpo.or.jp/
