1952年、加藤高藏と情熱溢れる職人の手で始められるも、火災により断念された明利酒類のウイスキー造り。2022年に免許を再取得して以来、酵母の開発やアルコールの蒸留で全国の酒蔵の酒造りを支えてきた技術を総結集し、これから数十年先を見据えて踏み出す、一歩目のリリースです。
▼出荷開始日
「高藏 REBORN」:2024年10月1日(火)
「TAKAZO PURE MALT PLUM WINE CASK FINISH」:2024年10月1日(火)
「TAKAZO PURE MALT MIZUNARA CASK FINISH」:2024年冬以降
▼明利酒類「高藏蒸留所 TAKAZO DISTILLERY」ホームページ
https://takazo.meirishurui.com/
一部の商品は、10月1日(火)から数量限定で上記ホームページからご購入できます。ぜひご確認いただけますと幸いです。
◆「高藏蒸留所 TAKAZO DISTILLERY」の独自性
Terroir 水の都がつくりだす、豊かな味わい。
水戸は那珂川と千波湖に囲まれた豊かな水脈をもつ「水の都」。 地下から湧き出るマグネシウムを豊富に含む水は、ウイスキー造りに欠かせない大事な要素のひとつです。清酒造りにも使用しているこの水は毎日変わらず、自社で汲み上げています。また夏は暑く、冬は厳しい寒さになる水戸。水戸の気候で60年ぶりに呼吸し、熟成されたウイスキーの味をお楽しみいただけます。
Craftsmanship 最高のウイスキー造りは、こだわりの基礎から。
私たちがこだわるのは、水や大?だけではありません。味わいを決めるのに重要な酵母から発酵、蒸留まであらゆる工程で日々、最高の味わいを目指して実験と研究を重ねています。 酒造りの基礎となる酵母を独自で開発・培養している明利酒類の技術を活かし、2023 年には独自のウイスキー酵母を開発。高藏蒸留所ならではのフルーティな味わいを生み出すべく、研究を重ねてまいります。
Attempts 蔵人の技術と知識から生まれる、新しい試み。
高藏蒸留所ではミズナラ樽をはじめとし、バーボン樽やシェリー樽、ポートワイン樽、ラム樽などをウイスキーの熟成に使用しています。 中でも特徴的なのは、明利酒類の看板商品である「百年梅酒」の熟成を行ったプラムワイン樽。 芳醇な梅酒の香りが染み込んだ樽での熟成により、日本ならではのフルーティな味わいの骨格がつくられます。 600 種類の商品を手がける明利酒類の知見を活かし、個性豊かなウイスキーを造っています。
◆商品情報
「高藏 REBORN」
高藏蒸留所が自信を持ってお届けするNewBorm「高藏」。創業160 年以上の明利酒類の知見を全て集約し、当初より酵母の量を3倍、発酵期間を倍以上にしたことで得られた洗練された味わいのニューポットを熟成させました。 明利酒類のフラッグシップ商品、「百年梅酒」を熟成させたプラムワイン樽の原酒を中心にブレンドを構成。 香りはプラムの軽やかさ、味わいはレーズンのような 甘みで始まり最後にスパイシーな味わいも感じていただけます。
・出荷開始日:2024年10月1日(火)
・内容量:200ml
・小売価格:3,200円(税別)
・アルコール度数 : 50%
・製造本数 : 限定 5,730 本
「TAKAZO PURE MALT PLUM WINE CASK FINISH」
高藏蒸留所によるピュアモルトウイスキー。 日本一の称号を持つ「百年梅酒」を熟成させたプラムワイン樽の原酒を大切な構成原酒の一つとしてブレンド。日本のテロワールを活かしたフルーティな甘みと芳香なバニラの香りを感じる高藏蒸留所の今後を示唆する一本です。
・出荷開始日:2024年10月1日(火)
・内容量:700ml
・小売価格:4,500円(税別)
・アルコール度数:46%
「TAKAZO PURE MALT MIZUNARA CASK FINISH」
高藏蒸留所によるピュアモルトウイスキー。ジャパニーズウイスキーを象徴する「ミズナラ樽」をファーストフィルで贅沢に使用し、熟成。 日本のテロワールを活かし、フルーティなウイスキーを探求する中で果実の甘みとスパイシーさの両立を目指した一本です
・出荷開始日:2024年冬以降
・内容量:700ml
・小売価格:6,000円(税別)
・アルコール度数 : 46%
◆常務取締役 加藤喬大のコメント
2022年から新たに始まった高藏蒸留所のテーマは「REBORN」。
曾祖父の加藤高藏と熱意溢れる職人たちの想いや技術を引き継ぎながら、江戸時代から続く明利酒類の歴史の中で培った基礎と新たな知見を大胆に取り入れます。
発酵においては当初の3倍量の酵母量、2倍程度の発酵期間を設け、旺盛な発酵を促すだけでなく、独自のウイスキー酵母を開発中です。
熟成においては、バーボン樽に加え、ジャパニーズウイスキーのシグネチャーカスクであるミズナラ樽や「百年梅酒」を熟成させ香味を染み込ませたプラムワイン樽を独自性の一つとしています。
先人の想いを引き継ぎ、日本のテロワールを活かしたフルーティなウイスキーを目指す、高藏蒸留所のファーストリリースを是非お手に取って頂けますと幸いです。
◆I&COとの協業について
高藏蒸留所の60年ぶりの立ち上げにおいては、元々信頼関係のあったI&CO Tokyoと協業し、グローバルな視座で、独自性と普遍性の感じられる商品開発を目指しました。今後も、世界に誇れるジャパニーズウイスキーを目指し、高藏蒸留所にしか出せない独自性を追求したものづくりを続けていきます。
I&COコーポレートサイト http://iandco.com/ja
◆会社概要
日本のお酒や食を通じて、世界中のお客様の豊かな人生に貢献する、がビジョン。
茨城県水戸の総合酒類メーカー。江戸時代末期の安政年間に現在地で創業した加藤酒造店が当社の前身。蒸留酒、アルコールなどを製造し、現在は清酒、焼酎、リキュール類(梅酒等)、発酵調味料、医薬部外品などを造る総合酒類メーカーとなり、販路も全国へ広がっているほか世界へ向けて輸出も行なっている。
https://www.meirishurui.com