日本美のミュージアムホテル、ホテル雅叙園東京(所在地:東京都目黒区 / 総支配人:森木 岳明) では、2024年7月5日(金)から9月23日(月・休)までの期間限定で、館内に有する東京都指定有形文化財「百段階段」にて「和のあかり×百段階段2024 ~妖美なおとぎばなし~」を開催中です。おとぎばなしの世界に引き込まれる緻密なストーリー設定が話題となり、来場者数が早くも2万人を突破いたしました。幻想的な写真撮影が叶うことでも人気を集めている本企画展で、来場者から人気の展示を発表するとともに、企画展の愉しみ方をご紹介いたします。
■「和のあかり×百段階段2024 ~妖美なおとぎばなし~」開催概要
【期間】2024年7月5日(金)~9月23日(月・休)
【時間】11:00~18:00(最終入館17:30)※8月17日(土)は17:00まで(最終入館16:30)
【会場】ホテル雅叙園東京 東京都指定有形文化財「百段階段」
【料金】一般 ¥1,600 / 大学・高校生 ¥1,000 / 小・中学生 ¥800 ※未就学児無料、学生は要学生証呈示
【販売】ホテル雅叙園東京(一般入場券)/ 公式オンラインチケット(一般入場券、グッズ付)
【主催】ホテル雅叙園東京
【お問合せ】03-5434-3140(イベント企画 10:00~18:00)
【URL】https://www.hotelgajoen-tokyo.com/100event/wanoakari2024
■来場者に人気の展示のご紹介
<1.鯉の滝登り~登龍門伝説~(草丘の間)>
激流の竜門をくぐった鯉は龍になるという伝説を、ペーパークラフト、いけばな、水墨画で表した草丘の間。礒部草丘が描いた欄間絵や天井画の風景画に溶け込み、天井を泳ぐのは120匹を超える紙にしきごいです。色とりどりの鯉が揺らめきながら、しぶきを上げる滝や激流に見立てたいけばなへ向かっていきます。赤い鯉をイメージした色鮮やかな葉がだんだんと滝に近づいていく様子を、部屋いっぱいに広がる花の香りや、躍動感ある植物でドラマティックに表現しています。目線を部屋の奥へ移すと、荒波から顔を出し、天へ向かう龍の姿が。水墨画にかかる枝が、鳴り響く雷のようにも見え、さまざまな感性と空間が一体になり物語が完成しています。
空間を泳ぐ紙にしきごい
躍動感ある滝をいけばなで表現
竜門をくぐり龍が出現
<2.竹取物語(十畝の間) >
漉き和紙の月と煌めく竹林の世界が広がるのは、「竹取物語」をイメージした十畝の間。会場に足を踏み入れた途端に思わず息をのむ美しさが、一瞬でおとぎばなしの世界へ没入させてくれます。フォトスポットとしても人気を集め、満月に自身のシルエットを重ねてみたり、両手を広げて月を抱えてみたりと、思い思いの写真を愉しまれる姿がSNSでも話題に。細かな彫りによる陰影が幽玄な世界を作り出しています。
<3.巻物に綴られたおとぎばなし / おとぎばなしの玄関(エントランスホール~プロムナード) >
―1935(昭和10)年開業の旅亭「雅楼」の離れから見つかった巻物。そこには、前身である旅籠「雅」で江戸時代後期に起こった不思議な物語が綴られていました― これが、今回の企画展のテーマ「妖美なおとぎばなし」の始まりです。文化財建築の歴史背景と重なり合う、架空の旅籠での物語。猫たちに出迎えられ玄関を上がると、本当に旅先に到着したような気分になります。この作り込まれたストーリー設定が、この先にどんな物語が待っているのだろうという期待感を高めます。
巻物を守るように睨みをきかせる猫魔
あどけない表情で客人を迎える陶器の猫
きしむ階段を上り次の物語へ進む期待感
■その他、展示作品のご紹介(一部抜粋)
本企画展では、41出展者による大小さまざまな作品を展示しております。写真映えするダイナミックな展示のほかにも、じっくりと鑑賞したいアート作品が多数あり、制作テーマや、作品に込められた作者の想いを感じることで、より深い没入感が得られると好評を得ています。
<葛の葉伝説~安倍晴明 誕生奇譚~・漁樵の間>
歌舞伎の名シーンを本物の舞台道具や衣裳で再現。欄間に施された平安調の彫刻と時代が重なります。
<おとぎばなしのいきものたち・静水の間>
多彩な技法で生み出されたいきものが、無邪気にはしゃぐ様子が音楽からも感じ取れる会場です。
<善悪の物語~本当に怖いものは何?~・星光の間>
本当の悪は何か、善と悪の境目は何なのか。異界からの声が聞こえます。
<見るなの花座敷~鶯長者~・清方の間>
見るなと言われても見たくなってしまう美しいものを集めた清方の間。おとぎばなしでは、その先に悲しい結末が待っています。
<天女の羽衣~終末の章~・頂上の間>
天女を迎えに行くための不思議な植物が徐々に伸びていく様子を儚げなブルーグレーのあかりで表現しました。
■オンライン限定入場券 ※数量限定
■東京都庭園美術館との提携割引のご案内
東京都庭園美術館にて開催中の「生誕140年 YUMEJI展 大正浪漫と新しい世界」と連携し、相互割引を実施しております。
<利用方法>
会場内に設置する割引パネルを撮影し、各会場受付でチケット購入の際、お申し出ください。
<期間> 2024年7月5日(土)~8月25日(日) ※東京都庭園美術館の休館日を除く
<料金>
・東京都庭園美術館「生誕140年 YUMEJI展 大正浪漫と新しい世界」
一般 ¥1,400→¥1,120、大学生 ¥1,120→¥890、高校生・中学生および65歳以上 ¥700→¥560
・ホテル雅叙園東京「和のあかり×百段階段~妖美なおとぎばなし~」
一般 ¥1,600→¥1,400、大学生・高校生 ¥1,000→¥900、中学生・小学生 ¥800→¥700
※ほかの割引とは併用いただけません。
※当日会場受付で購入の場合のみ割引適用。オンラインでのチケット購入は対象外となります。
※料金は全て税込
■連動商品のご案内
<和のあかり×フォトウエディング>
幻想的なあかりの中でのフォトウエディング。本企画展のダイナミックな作品を背景にした幻想的な撮影をはじめとする4カ所のロケーション撮影をセットでご用意いたしました。
【期間】2024年7月5日(金)~ 9月23日(月・祝)※1日1組平日限定
【料金】¥297,000(税込)
【場所】東京都指定有形文化財「百段階段」(階段廊下 および、十畝の間 または 草丘の間)/
庭園内「涼みどこ」 / 和室宴会場「竹林」(計4カ所)※雨天時は一部変更あり
【内容】ご新郎、ご新婦衣裳各1着 / ご新郎、ご新婦着付 / ご新婦ヘアメイク / 造花髪飾りレンタル /
撮影料 / 撮影データ(約100カット)/ 1分ショート動画撮影 / ブライダルエスコート / 事前衣裳合せ(平日)
【URL】https://www.hotelgajoen-tokyo.com/wedding/weddingphoto/wanoakari2024
【ご予約・お問合せ】 03-3491-5111(ブライダルサロン)平日12:00~19:00、土日・祝日10:00~20:00 ※水曜定休
<浴衣プラン>
約250種類からお選びいただける浴衣とレストランでのお食事がセットになった「浴衣プラン」では、本企画展に半額でご入場いただけるご優待がございます。
【期間】2024年6月17日(月)~ 9月30日(月)
【料金】¥15,500~(税サ込)
【内容】お食事(ランチ・アフタヌーンティー・ディナーよりお選びいただけます) / 浴衣一式 / 着付 / オリジナル団扇 / 企画展50%割引優待券(9月23日まで) ※浴衣はお持ち帰りいただけます
【URL】https://www.hotelgajoen-tokyo.com/archives/52142
【ご予約・お問合せ】050-3188-7570(レストラン総合案内 10:00~19:00)
<ランチセット>
本企画展と館内レストランでのお食事(ランチまたはアフタヌーンティー)をセットでお愉しみいただけます。
【期間】2024年7月5日(金)~ 9月23日(月・休)
【店舗】中国料理「旬遊紀」/ 日本料理「渡風亭」/ New American Grill “KANADE TERRACE” /
RISTORANE“CANOVIANO” / CANOVIANO CAFE
【料金】¥4,400~(税サ込)
【ご予約・お問合せ】050-3188-7570 (レストラン総合案内 10:00~19:00)
【URL】https://www.hotelgajoen-tokyo.com/archives/85099
■出展者一覧
安宅漆工店(螺鈿細工)/ 中野形染工場×ハナブサデザイン(越谷 籠染灯籠)/ 柏木美術鋳物研究所(小田原風鈴)/ 小澤 康麿(造形作家)/ 駄bamboo(竹灯籠)/ 高山 しげこ(漉き紙の灯り)/ 松竹衣裳・歌舞伎座舞台(歌舞伎に見るあかり)/ DI Palette(紙にしきごい)/ 粕谷 尚弘(一葉式いけ花 家元)/ 小林 東雲(水墨画家)/ いろした工房(ガラスランプ)/ 栃木ダボ製作所(神々のお面)/ 下田 顕生(ガラス作家)/ 早川 鉄平(切り絵作家)/ 水咲 智明葵(樹脂画造形作家)/ 井上 裕起(現代美術家)/ bunbun工房(ひょうたんアート)/ 猿田 壮也(陶芸)/ 田島 周吾(日本画家)/ 征矢 剛(金属造形作家)/ 永濱 貴之(鬼師)/ 篠原風鈴本舗(江戸風鈴)/ よねやまりゅう(造形作家・人形師)/ 高橋 協子(陶芸)/ 桒原 淑男(陶人形作家)/ 山本 真衣(硝子造形作家)/ 清峰堂(九谷和グラス)/ 榮(かんざし作家)/ 倉敷光作所(希莉光あかり)/ 東京水引(創作水引)/ キタガワアキコ(ガラス造形作家)/ 濱 直史(立体切り絵作家)/ 和のこと遊び(つまみ細工)/ 森谷 糸(ガラス作家)/ 菅原工芸硝子(ガラス工芸)/ ナガエ(逆さ富士)/ 絵付けこあん(和ろうそく)/ 弦間 康仁(照明作家)/ 柳井金魚ちょうちん祭り(山口県柳井市)/ ヨダタケシ(音楽)
■Instagramキャンペーン
企画展開催期間中、Instagramでホテル雅叙園東京公式アカウントをフォローして本企画展の展示風景を「#和のあかり2024」「#wanoakari2024」をつけて投稿すると、抽選でお食事券などが当たるキャンペーンを実施中です。
【期間】2024年7月5日(金)~9月23日(月・休)
【応募方法】
1. ホテル雅叙園東京公式Instagramアカウント「@hotelgajoentokyo」をフォロー
2.「和のあかり×百段階段2024」の展示風景を撮影
3.「#和のあかり2024」または「#wanoakari2024」のハッシュタグを付けて投稿
※キャンペーン終了後、当選者にはInstagramのダイレクトメッセージにてご連絡いたします
【当選賞品】
・レストランのお食事 ペア券 4組
・PATISSERIE「栞杏1928」ショコラ 5名
・東京都指定有形文化財「百段階段」 企画展ペア招待券 10組
【URL】 https://www.hotelgajoen-tokyo.com/100event/wanoakari2024/instagram
ホテル雅叙園東京とは
90年以上の伝統を受け継ぎ、2,500点もの日本画や美術工芸品に彩られた唯一無二のミュージアムホテルです。茶室に見立てた全60室の客室は、80 平方メートル 以上のスイートルームで、スチームサウナとジェットバスを完備し、シンプルさと日本の気品ある美しさを兼ね備えています。もてなしの心を継承する日本料理や中国料理、イタリア料理など7つのレストラン、日本美の粋を尽くした和室宴会場をはじめとした23の宴会施設、そして東京都指定有形文化財「百段階段」を有しています。
また、世界80カ国、520軒を超える独立系の小規模なラグジュアリーホテルだけで構成された「Small Luxury Hotels of the World(SLH)」、および世界的なラグジュアリーツーリズム・コンソーシアム「Serandipians(R)」に加盟しています。
URL:https://www.hotelgajoen-tokyo.com/
Facebook:https://www.facebook.com/gajoen/
Instagram :https://www.instagram.com/hotelgajoentokyo/