「第3回 全国えだまめ選手権」新潟県妻有地域(十日町市・津南町)「つまりちゃまめ/株式会社柳農産」が最高金賞を獲得!

更新日: 2024年08月05日 /提供:フードディスカバリー

野菜ソムリエが選んだ、おいしい今年の「えだまめ」No.1を発表!


第3回全国えだまめ選手権

 日本野菜ソムリエ協会(所在地:東京都中央区、代表理事:福井栄治)は、2024年8月1日(木)に、「第3回 全国えだまめ選手権」(以下、本選手権)を開催しました。全国各地の産地から届いた26品のえだまめの中から、評価員である野菜ソムリエが商品名や産地、生産者情報などをすべて伏せて食味。そのおいしさを審査し、評価員全員の合計点数によって各賞を決定しました。

結果一覧

- 入賞:湯あがり娘/こざかい農園 小坂井順一さん(新潟県長岡市)
- 入賞:箱根枝豆/富士伊豆農業協同組合 三島枝豆出荷組合(静岡県三島市箱根西麓地域)
- 入賞:えだまーめいど/ しろね枝豆部会 小林祐樹さん(新潟県新潟市)
入賞:小江戸川越えだまめ/ ふちな農園(埼玉県川越市)
入賞:うごのえだまめ/ 佐藤浩之さん(秋田県雄勝郡羽後町)


受賞リストは
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≪最高金賞≫ つまりちゃまめ/株式会社柳農産(新潟県妻有地域?十日町市・津南町?)
                             ※地名読み方:つなんまち

つまりちゃまめ/株式会社柳農産(新潟県妻有地域?十日町市・津南町?)

<評価員のコメント>
・強い甘みと爽やかな後味で、また食べたくなる味
・後味までじわっと残る甘さとうまみ。ホクホクした食感も特徴的
・緑色が濃く、豆の粒が大きめ。噛み応えがあり甘みとうまみが強い

<生産者のこだわりポイント>
 苗場高原のふもとに位置する新潟県十日町市・津南町。日本有数の豪雪地で育った茶豆です。とうもろこしを思わせる、甘さが特徴の茶豆です。ゆでる際の香りも楽しめます。

※第1回全国えだまめ選手権でも最高金賞を受賞しており、2回目の受賞です
https://www.vege-fru.com/doc/news/22/2022_edamame_cp.pdf (第1回結果ページ)

<お問い合わせ>
https://www.instagram.com/naebakogen/?hl=ja(instagram)
info@tsumari-chamame.com(メール)
https://tsumari-chamame.com(ECサイト)
※8月6日より購入可能となります


≪金賞≫ 新潟茶豆/金子龍也さん(新潟県津南町)

新潟茶豆/金子龍也(新潟県津南町)

<評価員のコメント>
・濃厚な甘み。塩みとのバランスも良くうまみが強いので口の中が満たされる時間が長く満足感が高い
・枝豆の香りを強く感じ深みのある濃厚さ、味が変化しいつまでも枝豆の存在感が残る
・口に入れると濃厚な甘みが広がり後味までしっかり甘みが残りました。水分量がほど良くとても食べやすく、もっと食べたいくらいです

<生産者のこだわりポイント>
 山から流れる雪解け水や昼夜の寒暖差のおかげで、濃厚なうまみのおいしい枝豆が育ちます。「金子農園」では、日が昇る前から収穫した“朝採り”の枝豆を、ミネラル豊富な雪解け水で洗い、一晩冷蔵庫で寝かせてから出荷。冷水で洗って寝かせることで、枝豆の風味を閉じ込めます。

<お問い合わせ>
https://shop.ng-life.jp/s0748/0748-002/

≪銀賞≫ 天狗印枝豆 味緑/天狗印枝豆 生方 茂さん(群馬県沼田市)

天狗印枝豆 味緑/天狗印枝豆 生方 茂(群馬県沼田市)

<評価員のコメント>
・豆が甘くて粒も大きく食べごたえがあり、最後まで飽きがこない
・粒が大粒なのでしっかりとした食感です。味のバランスが良いです
・スッキリ爽やか! 新鮮な色合い、甘みと塩みのバランスが良い

<生産者のこだわりポイント>
 昼夜の寒暖差の大きい恵まれた栽培地で、土作りから収穫までこだわりの栽培方法を実践。収穫後も徹底した鮮度管理でおいしい枝豆を届けます。2005年から枝豆の食味分析としてショ糖・果糖・ブドウ糖の測定を開始し、毎年200検体以上を分析し良食味枝豆栽培に活用しています。

<お問い合わせ>
http://edamame.co.jp

≪銅賞≫ えちご茶豆/北新潟農協えだまめ部会(新潟県新発田市)

えちご茶豆/北新潟農協えだまめ部会(新潟県新発田市)

<評価員のコメント>
・粒がぷりっとしていて噛むと甘みがしっかり出てくる。うまみも感じて手が伸びる
・豆がふっくら大きくて甘み、うまみもしっかり感じられ、食感もとても良い
・ほんのり感じる塩みが、うまみの強さを引き立たせていると感じました。たくさん食べたい味わいでした

<生産者のこだわりポイント>
 新潟県で新しく生まれた新潟系14号。茶豆は晩夏のイメージがありますが、夏の始まりに取れる早生茶豆です。一昨年、おいしい枝豆だったので、JAと生産者で部会組織を立ち上げました。昨年、「えちご茶豆」と名付け今年初出荷。地元でもうまみがあってとてもおいしいと評判です。

<お問い合わせ>
https://ja-kitaniigata.or.jp/

≪銅賞≫ 越後はちこく茶豆/株式会社アグリネット刈羽(新潟県刈羽村)

越後はちこく茶豆/株式会社アグリネット刈羽(新潟県刈羽村)

<評価員のコメント>
・甘みがとても強く、うまみも感じられコクもある
・大きな粒。ほくっとした歯応えに、じわじわと出てくる甘みとうまみ。後に残る青さと香ばしさの混ざった強い香り。すべてのバランスが整っていた
・味が濃いのに爽やかな印象。風味豊かで万人に愛される味

<生産者のこだわりポイント>
 7月上旬から収穫できる早生茶豆として栽培しており、本茶豆と同等の味・風味を兼ね揃えています。実入りを良くすることにより深い味わいを感じられます。栽培過程ではアミノ酸肥料にこだわり収穫までの間に数多く行い、うまみが落ちない品質管理を行っております。ぜひ極めた枝豆をご賞味ください。

<お問い合わせ>
agrinet_kariwa_itagaki (Instagram)

≪銅賞≫ 天狗印枝豆 味緑/天狗印枝豆(高橋 清文さん)(群馬県沼田市)

天狗印枝豆 味緑/天狗印枝豆(高橋 清文)(群馬県沼田市)

<評価員のコメント>
・甘みの後ろからほんのり塩みを感じる。スッキリとした爽やかな印象で、サクッと食感が心地良い
・甘み・うまみがあり、豆の食感もとても良い
・食感がしっかりしていて粒のまわりの薄皮が薄く、うまみがしっかり感じます

<生産者のこだわりポイント>
 昼夜の寒暖差の大きい恵まれた栽培地で、土作りから収穫までこだわりの栽培方法を実践。収穫後も徹底した鮮度管理でおいしい枝豆を届けます。2005年から枝豆の食味分析としてショ糖・果糖・ブドウ糖の測定を開始し、毎年200検体以上を分析し良食味枝豆栽培に活用しています。

<お問い合わせ>
http://edamame.co.jp

審査を努めた評価員の声
●野菜ソムリエプロ 吉田謹子さん
・最高金賞のえだまめを一番おいしいと選んだ理由
 えだまめの味の濃さが、ほかよりも秀でていました。特に甘みとうまみを強く感じました。
間違いなく、おいしいえだまめでした。

・今年のえだまめ選手権の傾向(総評)
 どのえだまめも食感が良くクオリティがそろっていました。その中で、ほのかに感じる甘さの違いやわずかな酸味の有無、噛みしめて感じるうまみの強さなどなど、改めてえだまめのおいしさを深く感じることができました。

●野菜ソムリエプロ 沖田真理子さん
・最高金賞のえだまめを一番おいしいと選んだ理由
 甘さ・うまみのバランスがピカイチ。皆に愛されるえだまめだと思う。豆を噛んだ瞬間甘さが広がり、その後うまみが追っかけるように感じられ余韻が心地良く残りました。

「今年のえだまめ選手権の傾向(総評))
 第1・2回大会に比べると、今大会は甘さが強調されたえだまめよりも豆の本来のうまみが強いものが多いと感じました。爽やかな甘さでこの季節に手を伸ばしたくなるえだまめが集まっているように思います。


第3回全国えだまめ選手権 エントリー26品



第3回全国えだまめ選手権 エントリー26品

審査概要
■開催日時: 2024年8月1日(木) 
■会  場: 日本野菜ソムリエ協会 築地教室(東京都中央区築地3-11-6 築地スクエアビル7F)
■審 査 員 : 野菜ソムリエ資格保持者 20名
■審査方法: 商品情報非公開での食味評価
■表彰内容: 最高金賞1品/金賞1品/銀賞1品/銅賞3品/入賞5品
■特設HP :  https://vege-fru.com/event/summit/2024/aug/


野菜ソムリエによる審査会

【全国青果物選手権とは】
 全国青果物選手権は、野菜・果物のプロである「野菜ソムリエ」が最もおいしい野菜・果物を選ぶ品評会です。価値あるおいしい青果物を評価し、広く世の中に発信することで、生産者を応援し、日本の農業の活性化に寄与することを目的としています。受賞することで、認知度が上がり販路拡大や売上UP売上につながります。評価員である野菜ソムリエからのフィードバックが届き、今後の開発などに生かすことができます。
次回は「第3回 全国梨選手権」を開催を予定しています。
https://vege-fru.com/event/summit/2024/sep/





「野菜ソムリエ」とは 野菜・果物の知識を身につけ、その魅力や価値を社会に広めることができるスペシャリストです。「野菜ソムリエ」の使命は、生産者と生活者の架け橋となること。現在、キャリアアップ・キャリアチェンジや、自分だけでなく家族や友人の健康に活かすため、さらには社会貢献を目指す多くの方々が挑戦しています。
(累計受講生数71,158名※2024年3月末時点)



【運営団体】 一般社団法人 日本野菜ソムリエ協会
創立:2001年8月7日
代表理事:福井 栄治
所在地:東京都中央区築地 3-11-6、築地スクエアビル7F
事業:野菜ソムリエの資格提供と育成、各種講座やコンテンツの企画開発・提供
ホームページ: https://www.vege-fru.com

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