RED U-35 (RYORININ’s EMERGING DREAM U-35) (以下、RED U-35)実行委員会は、35歳以下の料理人の発掘・応援を目的とした、日本最大級の若手料理人コンペティション「RED U-35 2024」(主催:RED U-35実行委員会、株式会社ぐるなび)について、二次審査に進むブロンズエッグ50名を発表しました。なお、ブロンズエッグ50名のうち、海外に所属拠点がある4名が含まれます。
■ブロンズエッグ発表ページ https://www.redu35.jp/winners/
今大会は478名の応募があり、二次審査への通過倍率は約9.6倍となりました。なお、応募者の平均年齢が大会史上最も若い29歳となりましたが、二次審査へ通過したブロンズエッグの平均年齢は30歳(※年齢はブロンズエッグ発表時点)となり、次世代を担う若き料理人の活躍が期待されます。
審査では、応募テーマである「自分らしさ」について、メニューや作文を基に、料理人としての総合的な人間力、社会性などを評価するため、「自分らしさ」をメニューで表現する技術力や表現力、独自のアイデアや視点などについて、厳正なる審査が行われました。
ブロンズエッグの50名は、一次審査で提案したテーマ「自分らしさ」のメニューを映像で提出する二次審査の「映像審査」に進みます。映像審査を通し、自ら考えたメニューのポイントを伝え、そこに込めた想いを映像でどのように発信し、興味・共感を得られるかを問います。映像は「RED U-35」公式YouTubeで8月20日(火)より一般公開されます。
なお、三次審査進出者となる「シルバーエッグ」については、9月に発表を予定しております。
RED U-35 2024 ブロンズエッグサマリー
■平均年齢は昨年と同じ約30歳。最年少は19歳、最年長は35歳となっており、昨年に比べ30代の割合がやや増加。過去にブロンズエッグ以上の受賞歴のあるリベンジ挑戦者が12名となりました。
■男女比は昨年とほぼ変わらず、女性の割合が12%となりました。
■料理ジャンルはフランス料理がもっとも多く44%、応募時と比べると割合は増加。一方日本料理は、やや減少しました。また、その他のジャンルには、講師や製菓・製パンなどの分野からの進出者も含まれ、幅広いジャンルのブロンズエッグが誕生しました。
「RED U-35 2024」二次審査進出者「ブロンズエッグ」
※氏名は五十音順、年齢はブロンズエッグ発表時点で表示
氏名 年齢 専門ジャンル 所属店舗名、会社名 所属先所在地 役職/肩書
1 荒井 航平 32歳 フランス料理 トラットリア クレアッタ 東京都 シェフ(料理長)
2 飯野 真治 26歳 フランス料理 Restaurant HONJIN 愛知県 スーシェフ(副料理長)
3 伊藤 有輝 27歳 フランス料理 Table de reveur 北海道 シェフ(料理長)
4 今井 柊児 27歳 日本料理 京都吉兆 嵐山本店 京都府 料理人
5 岩尾 大誠 27歳 イノベーティブ 唐渡 大阪府 店主
6 岩崎 健一 28歳 フランス料理 山手迎賓館横浜 神奈川県 料理人
7 植田 和宏 30歳 フランス料理 comme tu veux 東京都 オーナーシェフ
8 内海 龍一 35歳 フランス料理 Restaurant ERH フランス シェフ(料理長)
9 大垣 皓哉 22歳 創作料理 Trattoria Tabule 神奈川県 料理人
10 大島 美保 33歳 フランス料理 ステーキハウス金井 静岡県 シェフ(料理長)
11 岡田 東司 34歳 フランス料理 酒亭 穂椋 東京都 シェフ(料理長)
12 加藤 正寛 34歳 イタリア料理 La Credenza イタリア 料理人
13 金子 真太郎 31歳 日本料理 古町 五常 新潟県 オーナーシェフ
14 清川 勇次 32歳 イタリア料理 Rosticceria e Trattoria Coloritura 東京都 オーナーシェフ
15 倉永 源大 34歳 フランス料理 unis 東京都 スーシェフ(副料理長)
16 鈴木 グスターボ 34歳 創作ブラジル料理 La Fusion 51 山梨県 シェフ(料理長)
17 瀬戸 大宇 27歳 イタリア料理 Don Bravo 東京都 料理人
18 高江洲 悠紀 32歳 フランス菓子 French Market 大阪府 製菓製パンの料理人
19 高木 佳佑 32歳 フランス料理 L'auberge de l'ill 愛知県 料理人
20 田代 智也 28歳 フランス料理 イリスウォーターテラスあやめ池 奈良県 料理人
21 田中 俊祐 32歳 日本料理 日本料理 崇 福井県 オーナーシェフ
22 塚田 恭伍 30歳 イタリア料理 WITH THE STYLE FUKUOKA 福岡県 シェフ(料理長)
23 辻岡 靖明 34歳 創作 シェフクリエイト横浜スタジオ 神奈川県 料理講師
24 坪井 謙 34歳 自然 乎那の邑 美と善 茶寮 静岡県 シェフ(料理長)
25 飛田 遥亮 31歳 中国料理 中川学園調理技術専門学校 茨城県 調理学校講師
26 中川 幸二郎 19歳 フランス料理 Restaurant Yuu アメリカ 研修生
27 中川 寛大 30歳 日本料理 cenci 京都府 料理人
28 長澤 瑠衣 27歳 フランス料理 unis 東京都 料理人
29 永瀬 友晴 35歳 フランス料理 odorat 東京都 オーナーシェフ
30 中村 勇斗 27歳 フランス料理 IGOR COSY 渋谷本店 東京都 料理人/リーダー
31 中村 侑矢 28歳 日本料理 Restaurant INA 奈良県 オーナーシェフ
32 藤田 強介 34歳 イタリア料理 GLICINE di ACQUA PAZZA 宮城県 シェフ(料理長)
33 藤田 洋介 28歳 フランス料理 バール ア フロマージュ スーヴォワル 東京都 シェフ(料理長)
34 藤村 貴文 35歳 フランス料理 フリーランス 福岡県 旅人、料理人
35 増田 健人 30歳 イタリア料理 trattoria pappa 大阪府 料理人
36 町田 亮治 34歳 日本料理 赤坂 菊乃井(独立準備中) 東京都 スーシェフ(副料理長)
37 松岡 広大 27歳 日本料理 懐石処 末木 愛知県 シェフ(料理長)
38 丸山 祥広 33歳 日本料 理瑠璃庵Ruri-AN 熊本県 シェフ(料理長)/グループ役員
39 三浦 萌 26歳 製菓 Parfaiteria LELIA 神奈川県 シェフ(料理長)
40 武藤 大輔 32歳 中国料理 TAPKOP 北海道 シェフ(料理長)
41 村田 小太郎 22歳 フランス料理 Restaurant DEJA フランス スーシェフJr
42 元木 礼美 26歳 ペルー料理 ル・プランタン 愛知県 アルバイト
43 森 尚平 35歳 フランス料理 la buche 京都府 オーナーシェフ
44 柳田 芽衣 29歳 パティシエ ABITACOLO 大阪府 製菓製パンの料理人
45 薮内 亮生 23歳 フランス料理 志摩観光ホテル 三重県 料理人
46 山口 瑞樹 29歳 フランス料理 Otowa restaurant 栃木県 スーシェフ(副料理長)
47 横山 尚弘 34歳 ノンジャンル yokoyama 兵庫県 オーナーシェフ
48 吉岡 翔太 29歳 フランス料理 枯朽 東京都 シェフ(料理長)
49 吉澤 大地 32歳 ノンジャンル 高橋農園 釜川店 栃木県 シェフ(料理長)
50 若井 夏輝 31歳 パンとヴィエノワズリ― SHINTATE BAKE STORE 石川県 オーナーシェフ
「RED U-35 2024」大会概要
■ ORGANIZERS (主催):
RED U-35 (RYORININ’s EMERGING DREAM U-35) 実行委員会
株式会社ぐるなび
■SUPPORTERS:
emCAMPUS FOOD
株式会社ニッスイ
日本航空株式会社
株式会社アリラ
ヤマサ醤油株式会社
■ 公式サイト:
https://www.redu35.jp/
■募集:
新時代を切り拓く“食のクリエイター”を目指す「35歳以下の料理人」
※2024年12月31日時点で年齢が35歳以下(生年月日が1989年1月1日以降)
■表彰:
グランプリ 賞金500万円(RED EGG)
※受賞者本人に400万円、所属店舗に100万円
※但しオーナーシェフやフリーランスの場合には、本人または店舗いずれか一方に贈呈
準グランプリ 賞金50万円
■応募期間:
2024年6月3日(月)14時00分~24日(月)18時00分 ※日本時間
■応募テーマ・課題:
「自分らしさ」
世界は多様で、食も多様です。誰もが活躍できる社会の流れの中で、「自分らしさ」「オリジナリティ」はこれからの価値になるはずです。あなたは「自分」と「食」をかけ合わせて、何を創造し、何をメッセージしますか?その提案、ビジョンを求めます。
【応募の課題】
(1)作文:料理人であるあなたにとって「自分らしさ」とは何ですか?そして、その「自分らしさ」をどう料理に落とし込みましたか?この2点について1200文字以内で記してください
(2)料理:「自分らしさ」(メニュー、コンセプト、作り方、料理写真)
■応募資格:
●2024年12月31日時点で年齢が35歳以下(生年月日が1989年1月1日以降)であること
●調理することを主たる業務とする人
※国内・海外にて、飲食店・宿泊施設に従事する料理人、製菓・製パンの料理人、フリーランスの料理人、出張料理人、料理研究家、調理学校講師など応募可
※学生(学校に在籍する未就業の学生・生徒)は応募不可/ただし、学生でありながら就業・起業している料理人は応募可
●国籍は不問とするが、外国籍の場合は日本国内での料理関係の従事経験が3年以上あること
●応募時に提出するドキュメント(以下「応募ドキュメント」という)及び審査会等のコミュニケーションが日本語であること
※日本語以外の言語で記載されたエントリー及び応募ドキュメントは受付できません。(メニュー名などは外国語でも可。必ず対訳を付記すること)
●開催する全ての審査、及び授賞セレモニーに参加できること
※オンラインでの審査は、WEB会議ツール「Zoom」を使用して実施します。
●過去、RED U-35においてグランプリ(RED EGG)を受賞していないこと
■大会進行:
・一次審査 7~8月 「ドキュメント審査」
テーマ「自分らしさ」の作文とメニューを提案。料理人としてのビジョン、メニューの考案力・創造力を問う。
・二次審査 8月~9月 「映像審査」
一次審査で提案したテーマ「自分らしさ」のメニューを映像で提出。自ら考えたメニューのポイントを伝え、そこに込めた想いを映像でどのように発信し、興味・共感を得られるかを問う。映像は公式サイト(YouTube)にて公開する。
・三次審査 2024年10月3日(木)「オンライン面談審査」
審査員との「オンライン面談審査」。オンラインを介してのプレゼンテーション、コミュニケーションによって、審査員が会ってみたい、料理を食べてみたい人物をファイナリストとして選ぶ。
・最終審査、授賞セレモニー 2024年11月5日(火)「○○試食審査」
最終審査は、RED U-35ならではの「サプライズ審査」(現時点で非公表)を指定の会場にて実施。ファイナリストが決まってから告知する最終審査のミッションに向き合い、夢をつかむため、新時代を切り拓くために自らを表現する。
審査員団がグランプリを決定し、次なるスターとしての「RED EGG(グランプリ)」 を発表する。
■審査のポイント:
・料理人としての人間力、社会性
・技術力はもちろん、考案力、表現力、視点、センス
・新時代を切り拓くビジョン
■ 審査員団:
狐野 扶実子 / 食プロデューサー・コンサルタント(審査員長)
脇屋 友詞 / Wakiya一笑美茶樓オーナーシェフ
佐々木 浩 / 祇園さゝ木 主人
君島 佐和子 / フードジャーナリスト
辻 芳樹 / 辻調理師専門学校校長・辻調グループ代表
野村 友里 / eatrip主宰/料理人
小林 寛司 / villa aidaオーナーシェフ
吉武 広樹 / Restaurant Solaオーナーシェフ
■ アドバイザー:
溝畑 宏 / 公益財団法人大阪観光局 理事長
山田 早輝子 / 株式会社FOOD LOSS BANK 代表取締役社長
■ 総合プロデューサー:
小山 薫堂 / 放送作家
■ RED U-35発起人:
岸 朝子(故人) / 食生活ジャーナリスト
滝 久雄 / 株式会社ぐるなび 取締役会長・創業者