「食品廃棄ゼロ」を目指す株式会社WonderPalette(本社:東京都中央区、代表取締役:尾上寿明)は、食品業界に特化したAI需要予測SaaS『Wonder予測AI』の提供を開始いたしました。本サービスは、これまで担当者が属人的に行っていた需要予測をAIで代替し、工数削減と精度向上による廃棄率の低下、および利益率の向上を実現します。
■ 食品業界の抱える課題とサービス開始の背景
食品業界では過剰在庫や欠品による廃棄コスト、売上の機会損失が課題となっています。また近年では多品種・少量生産の傾向が強まり、従来の手動予測では正確な予測が困難になるケースが増えています。
需要予測という概念は古くから存在していたものの、食品業界特有の日配をはじめとした高頻度の予測や数万単位の商品の高速処理、季節性商品・新商品の予測などには対応が難しいという実情がございました。
このような課題の解決に向け今年1月より業界特化のアルゴリズム開発に着手し、複数の食品メーカー様からフィードバックをいただきながら改善を重ね、本日『Wonder予測AI』のリリースに至りました。
■『Wonder予測AI』とは?
『Wonder予測AI』は、過去の売上・出荷データ等を学習し、手動予測を上回る高精度の予測を提供します。予測精度の向上により過剰在庫や欠品を防ぎ、廃棄率の削減と利益率の向上を実現します。
また、予測業務の自動化により作業負荷を軽減し、新たな価値創造のための時間を創出します。
↑「予測結果」の画面では、エリア・商品を限定して分析結果を見ることができます。
『Wonder予測AI』の主な特徴
1.日配品などの高頻度な予測に対応
日配品(毎日配送される商品)は予測頻度が高い上日々調整が必要なため、膨大な工数が発生します。
『Wonder予測AI』は、手作業では難しい膨大なデータの取り扱いに対応し、商品毎の特徴や傾向を自動で判別し、高頻度、高精度な需要予測を行います。
2.季節限定商品や新商品の需要予測に対応する高度なAIモデル
特定の季節のみ販売する商品や新商品、コラボレーションなどのイベント商品は、参考にする過去データが少なく、特に予測が難しいとされています。
『Wonder予測AI』は、各商品の特徴や売上に相関の高い要因を自動で特定し、新商品などデータの少ない商品に対しても類似度の高い他商品を自動で参照し高精度な予測を実現します。
販売期間や催事情報など、人の意思により変動する要素を入力することで予測結果を補完し、催事の販売計画の策定をすることも可能です。
↑「商品設定」の画面では商品ごとにラベルを付与することができます。
*価格に関しては、各企業様のニーズに合わせて個別に対応させていただきます。
詳細はお気軽にお問い合わせください。
お問い合わせはこちら?
■『Wonder予測AI』先着導入特典
先着特典として、8月31日までにお問い合わせいただいた企業様には特別に「3商品の需要予測モデルを無償で作成」いたします。
予測精度には自信を持っています。課題感をお持ちの企業様はぜひお気軽にご相談ください。
※食品業界以外の需要予測も可能です。
サービスの詳細はこちら
■ WonderPaletteの事業内容
食品業界に特化したAI需要予測SaaS『Wonder予測AI』を開発しています。日々の需要予測をExcel等を用い手動で行なっている企業の膨大な予測工数を削減し、かつAIが予測を行うことで、担当者個人への依存を解決します。
さらに、生成AI導入やDX支援サービスも提供し、企業の業務効率向上をサポートしています。
■ 導入実績
『東京ばな奈ワールド』様をはじめ、多くのブランド様にご利用いただいております。