メルコ・インターナショナル(HKEx:200、以下、メルコ)は、アジャイルグループ (HKEx:3383)と共同で、広東省中山市の複合施設の開発権を落札したことを発表します。両社は高級住宅、エンターテインメント、ホスピタリティの複合施設を開発していきます。
総床面積75万平方メートルを超える開発予定地は、マカオ、珠海、広州、深セン、香港などの近隣都市とのアクセスがよく、グレーターベイエリアの主要拠点である中山市の中心に位置しています。メルコは、アジャイルグループと共同で開発を行い、両社が共同で管理する合弁会社を設立します。
メルコは、グレーターベイエリアにおける壮大な開発計画を進め、本プロジェクトを通じて中山市の長期的な計画と開発に向けた重要な一歩を踏み出します。世界的なエンターテインメント施設の創造と開発に豊富な経験を有しており、マカオで培った知的財産を活用して、テーマパーク、ホテル、レストラン等の宿泊施設の開発・運営を行ってまいります。
このプロジェクトは、観光とホスピタリティに特化した、ゲーミングを含まない事業の多角化と投資を行うメルコの戦略の一環です。新プロジェクトには、住居、商業、レクリエーション、エンターテインメントの要素が含まれ、住居複合施設、オフィスエリア、ホテル、サービスアパートメント、ウェルネスセンター、ショッピングモール、テーマパークが2025年までに完成する予定です。
メルコは、グレーターベイエリアが中国へのグローバルツーリズムのゲートウェイであると考えており、今後も投資の機会を模索し、エンターテインメントとホスピタリティに関する深い専門知識を活用して、グレーターベイエリアの発展に貢献していきます。
メルコ・インターナショナルの会長兼最高経営責任者であるローレンス・ホーは次のように述べています。
「メルコは、長年にわたり、マカオをはじめとする、世界各地でワールドクラスのエンターテインメント施設を創造、開発、運営してきました。これを通じ、質の高いレジャー、文化、エンターテインメントを融合させた独自のモデルを確立しています。今後も、メルコ・インターナショナルのボーダー戦略の一環として、ゲーミングを含まない観光とホスピタリティに特化した豊富な経験と専門性を活用していきたいと考えています。」
■メルコ・インターナショナル・ディベロップメント・リミテッドについて
メルコ・インターナショナル・ディベロップメント・リミテッド(HKEx:200、以下「メルコ・インターナショナル」)は、そのグループ会社とともに、会長兼CEOのローレンス・ホー氏のリーダーシップのもと、香港、マカオ、フィリピン、キプロスで事業を展開する、レジャー・エンターテインメント分野の世界的リーダーです。メルコ・インターナショナルは、その子会社を通じて、アジアおよびヨーロッパにおける統合型リゾート施設の開発・所有・運営を行うメルコリゾーツ&エンターテインメント社(以下、メルコリゾーツ、Nasdaq:MLCO)の株式の過半数を保有しています。メルコリゾーツは現在、マカオのタイパ地区にある統合型リゾート、アルティラ・マカオ(www.altiramacau.com)およびマカオのコタイ地区にある統合型リゾート、シティ・オブ・ドリームス(www.cityofdreamsmacau.com)を運営し、マカオのコタイ地区にある映画をテーマとした統合型リゾートであるスタジオ・シティ(www.studiocity-macau.com)の株式の過半数を所有するとともに運営し、ノンゲーミングとしてはマカオ最大の電子ゲーミング・マシンの運営を手がけるモカ・クラブ(www.mochaclubs.com)を運営しています。また、フィリピンでは当社子会社が統合型リゾート施設、シティ・オブ・ドリームス マニラ (www.cityofdreams.com.ph)を運営しています。ヨーロッパでは、キプロス共和国においてシティ・オブ・ドリームス メディテレーニアン(www.cityofdreamsmed.com.cy)を現在建設中であり、ヨーロッパにおいて最大であり最もプレミアムな特定統合型リゾートになると期待されています。当社は、現在、キプロス共和国において、同国で最初に認可されたカジノとして臨時カジノを、そして、4つのサテライトカジノの営業を認可されております。シティ・オブ・ドリームス メディテレーニアンの開業により、当社は臨時カジノの営業を終了する一方で、カジノの経営を継続します。詳しくは、www.melco-resorts.com をご覧ください。