ソーダストリーム共催 毎日新聞創刊150年記念企画 SDGsシンポジウム 「プリサイクルマインドで日本の環境を守ろう」 環境問題有識者が海洋ごみ問題について熱く議論…

掲載日: 2021年06月02日 /提供:ソーダストリーム

世界No.1の炭酸水ブランドであるソーダストリーム株式会社(代表: David Katz(デイビッド・カッツ)、所在地:東京都港区)は、2021年6月1日(火)に主催・毎日新聞社、共催・ソーダストリーム株式会社「毎日新聞創刊150年記念企画 SDGsシンポジウム」に参加しました。「減らそう無くそう海洋プラスチックごみ~プリサイクルマインドで日本の環境を守ろう~」をテーマに、ソーダストリームが推進している「プリサイクル」についての取り組みの発表や、環境問題への知見も深いゲストとともに海洋ごみ問題についてのトークセッションを行いましたので、お知らせします。



 シンポジウムでは、東京理科大学で、河川のマイクロプラスチックによる汚染状況やその原因を調査している二瓶泰雄教授の基調講演や、サステナブルなファッションブランド「PASCAL MARIE DESMARAIS」を展開し、普段から環境問題に対して啓蒙活動を実施しているタレントのマリエさん、タレント・作家としてもご活躍されている鈴井貴之さんをゲストに招いたトークセッションなどが行われ、環境問題について熱い議論が交わされました。
ソーダストリーム代表のデイビッド・カッツ氏もイスラエルよりオンラインで登壇。ソーダストリームが提唱する”ごみを出さない「プリサイクル」の重要性”を改めて語りました。

【当日レポート】
■東京理科大学、二瓶教授が発表!8人中8人の体からマイクロプラスチックを検出?!

 シンポジウムでは、東京理科大学で、河川工学などの研究を行う二瓶泰雄教授が身近なマイクロプラスチックについての基調講演を行い、マイクロプラスチックに関するさまざまなデータを発表しました。二瓶教授は「8人中8人の体からマイクロプラスチックが検出された」という既往の研究を紹介。マイクロプラスチックを食べてしまった魚を食べることなどで私たちはそれを体内に取り込んでいる可能性があると言います。また、実際の研究から河川で見つかったマイクロプラスチックを紹介。人工芝やバケツなど屋外に置かれたプラスチックの破片が河川に流れ出ているという現状を語りました。二瓶教授は「海洋プラスチックごみは自分自身の人体にも影響してくる懸念がある。わがごと化して考えてほしい。」と語りました。

■マリエさん「環境にやさしい選択をすることがかっこいいと思うようになってほしい」

 ゲストトークでは2020年より環境省 森里川海(もりさとかわうみ)アンバサダーを務め、ご自身も普段から環境問題に対して啓蒙活動を行っているマリエさんの環境への想いについて伺いました。マリエさんは「体調を崩した時に、自分の体にいいことを考えたら、自然と自分の周りの環境も見つめ直すようになった。」と環境問題に興味を持ち始めたきっかけを振り返りました。
 環境への関心を深めたマリエさんは自身のファッションブランドを立ち上げ、「ファッションを通して持続可能な社会を作るための様々な取り組みを学んでほしい。」という想いのもと、オーガニック素材やリサイクル素材を使った洋服を販売しています。マリエさんは「環境問題を難しく考えるのではなく、環境にやさしい選択をすることがオシャレでかっこいいことだと思うようになってほしい。」と、より多くの人にサステナブルな選択をしてほしいという自身の想いを語りました。

■ソーダストリームを使うだけで“プリサイクル”に貢献できる!
 続いて、本社イスラエルからソーダストリーム株式会社 代表デイビッド・カッツ氏がオンラインで登場し、ソーダストリームが行う環境への取り組みについて、発表しました。健康志向の高まりにより、炭酸水は年々需要が高まっています。それに加え、ソーダストリームではペットボトルごみを減らすことができるという観点で、環境問題への貢献度も注目されていると言います。
 日本でもソーダストリームの需要は拡大しており、多くの販売店で取り扱われるようになりました。一方で、「日本では世界の環境問題がどこか他人事のように感じ取られている現状がある。」とデイビッド氏は語ります。そこで、日本国内で消費されるペットボトルごみの量を示した大きなモニュメントを展示したり、さまざまなメディア向けイベントを行ったり、精力的な活動を続けています。
 さらに、6月1日には、アジア初となるシリンダーファクトリーを岐阜県土岐市にオープン。「これをきっかけに、より一層日本との関係性を深めていきたい。」と今後の展望を語りました。

■企業と消費者が理解しあってこそ“プリサイクル”は進んでいく
 出演者たちによるトークセッションでは「プラスチックごみについて、今、私たちができること」をテーマに、海洋プラスチックごみについての研究をしている東京理科大学の二瓶泰雄教授、タレントのマリエさん、タレント・作家の鈴井貴之さん、そしてソーダストリームから平野幸恵氏が参加し、環境問題の現状とこれから目指すべき未来についてディスカッションを行いました。
 北海道赤平市の大自然にお住まいの鈴井さんは「普段ごみのポイ捨てが気になっているので、二瓶先生の講演は非常に興味深かったです。知っているようで知らないことがたくさんありました!」と深く感銘を表しました。ごみの捨て方についてマリエさんは「断捨離という言葉がはやりましたが、なんでも捨てればいいというわけではなくて、本当に捨てるべきものなのか、しっかり見極めることが必要だと思います。」と自身の考えを表しました。
 また、海洋プラスチックごみについて、専門家の二瓶教授は「海に入る前にとめなければならない。人体への影響も含め、改めて自分事化して考えてほしい。」と語りました。さらに、環境問題は企業としての取り組みも重要だという点で、ソーダストリームの平野氏は「プラスチックが便利な素材だということは理解したうえで、企業としてプラスチックの使い方は考えていかなければならない。消費者の方にも環境のことを考えてものを選ぶ“プリサイクル“を心がけてほしい。」とプリサイクルの重要性を喚起しました。二瓶教授は「消費者がそういう選択肢があるということを知っていくことも大切だが、企業側がそういう選択肢を作り、広めていくことも大切。どちらか一方だけでなく、互いに理解しあってこそ環境問題の解決に進んでいく。」と企業と消費者の相互理解の必要性を訴えました。

■海洋プラスチックごみの問題を把握したうえで、私たちが改めて意識すべきこととは
 海洋プラスチックごみをはじめ、環境問題について熱い議論が交わされたのち、消費者目線で今回のセッションに参加した鈴井さんは「このプログラムを視聴している人は環境に対する意識が高い方が多いと思うが、世間ではほとんどの方がまだ環境問題で知らないことが多いと思う。そういう方に広めていくことがまずは重要なのではないか。」と語りました。また「環境問題は考える力が大切だと思う。捨てる前に再利用できないか考える、未来や家族のことを考える、そうやって考えることで環境問題が改善されていくと思う。」と自身の考えを明らかにしました。マリエさんは「家電芸人さんみたいに、環境芸人さんとかがでてくると思うんですよね!そうやって環境問題を身近に考えられる機会が増えてほしい。」と笑顔で話しました。



イベント登壇者プロフィール



◆タレント:マリエ
1987年6月20日生まれ。東京都出身。ViViの専属モデルやTVでのタレント活動など、多方面で活躍。2011年NYへ留学し、ファションを専攻。趣味は映画、音楽、ギャラリー巡り。現在は多数の雑誌に出演し、ラジオナビゲーターや、世界150カ国以上で放送されたNHKWORLD「TOKYO FASHION EXPRESS」にて4年間MCを務めたのち、デザイナーとしても活動の場を広げている。2017年6月、自身のサステナブルファッションブランド「PASCAL MARIE DESMARAIS」を立ち上げ、第一弾として販売したTシャツは発売開始5分で完売



◆タレント・作家:鈴井貴之
北海道赤平市出身。大学在籍中に演劇の世界に入り、1990年に劇団「OOPARTS」を結成。「OOPARTS」解散後は、タレント・構成作家としてHTB「水曜どうでしょう」など数々の番組の企画・出演に携わる。2001年より映画監督としても活動を開始。現在までに4作品のメガホンを執る。2010年より「OOPARTS」を鈴井自身のプロジェクトとして再始動させ、2019年までに5の作品を上演。2015年にはテレビ東京系「ドラマ24『不便な便利屋』」で自身初の連続ドラマ脚本・監督を務める他、作家としても活動。2018年、そらち応援大使就任。2020年4月より、NHK札幌放送局「北海道道」でMCを担当している。



◆東京理科大学教授:二瓶 泰雄
1992年東京工業大学 工学部 土木工学科 卒業。水工学を専門とし、河川や海洋の環境について長年調査を行う。これまでの河川環境計測技術の問題点をクリアするために、最新の計測装置(ADCPやH‐ADCPなど)を駆使した調査の実施や、観測技術と数値解析技術(DIEX法)を組み合わせた新しいシステムの開発を行っている。そのほか、巨大水害に対応しえる次世代型河川堤防・防潮堤に関する強化・補強技術を地盤系の研究者と共に開発しており、防災や減災に対する研究も行っている。



◆ソーダストリーム代表:デイビッド・カッツ ※オンライン取材可能
アパレルやコスメなど様々な業界でビジネスの展開を担った経験を持つ。その後、ソーダストリームという人々の健康を救う素晴らしい製品に出会い、「本当は医者になりたかった」というほど従来から強く感じていた「人々の健康に役立つ仕事がしたい」という自身の思いを叶えるために入社。日本や他地域でのソーダストリームのビジネスを率いている。日本で、「ソーダストリームの普及率を炊飯器の普及率と同じにする」という目標を掲げている。日本が好きで、掛け軸など日本グッズを収集するのが趣味。マラソンも好きで、週に2回、10kmほどのランニングをする。



◆ソーダストリーム ディレクター/プラスチックファイターズ日本代表:平野幸恵※取材可能
SHARPシンガポール支社 シニアビジネスデベロップメントエグゼクティブプロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン デジタルマーケティングプランナーインテージ チーフストラテジックプランナーとしてコンサルティング部門立ち上げを経て現職




ソーダストリームの環境保護活動について


 ソーダストリームは、2022年までに世界中で稼働する工場で必要なエネルギーの10%を太陽エネルギーで賄うことを計画しており、これは2020年の2%から5倍増になります。
 また、海洋保護の非営利団体であるPangeaSeed Foundationと提携し、同団体の環境教育および啓蒙活動のための寄付を行っています。

【キャンペーンについて】 

プラスチックごみと戦う活動を続けているソーダストリームは、毎年ソーダストリームの活動に賛同いただいている世界的なVIPを起用したキャンペーンを行っています。
 2020年には、ソーダストリーム史上初となる世界的有名ラッパーのSnoop Dogg氏とのコラボ動画で「小さいけれど意味のあること」として、ソーダストリームで作る炭酸水を飲むことで、プラスチックごみを減らし、地球にサステナブルな選択を提案する内容を提案しています。
 また、2021年のアースデイでは、メディアスペシャリストであるRandy Zuckerberg氏とのコラボ動画で「Don’t just share, care」というメッセージのもと、ザッカーバーグ氏がSNS上のバーチャル空間だけでなく、実生活でも環境を守るアクションを起こしてほしい、と呼びかけています。



ソーダストリーム ジャパンシリンダーファクトリーについて


名称  :ソーダストリーム ジャパンシリンダーファクトリー
所在地 :岐阜県土岐市鶴里町柿野2322番地42
運営開始:2021年6月1日(火)

ソーダストリームは、専用の炭酸を注入するためのガスシリンダーが空になった際に、捨てるのではなく新しいシリンダーと交換することで、ごみを出さずに炭酸水生活を楽しめる、環境にやさしい選択肢を提供しています。これまでシリンダーのガス充填は、海外の工場への輸出入を介して行われてきましたが、日本国内に充填工場ができたことで、郵送にかかわるエネルギーを大幅に削減するとともに、日本国内のお客様のご要望により迅速に対応できるようになりました。ソーダストリームはこれからも、ごみを出さない地球にやさしい選択を提供してまいります。


SodaStreamについて
家庭で簡単に炭酸飲料を作ることができる炭酸水メーカーを世界45カ国80,000店で展開するソーダストリームは、世界No.1炭酸水ブランドです。
日本国内では、全国3,000店以上のお取扱い店舗で展開しています。ソーダストリームはプラスチックごみを出さない飲み物習慣を推奨しています。

お財布にも地球にも優しいソーダストリーム
ソーダストリームはガスシリンダー1本でペットボトル約120本分の炭酸水を作ることができます。計算するとなんと1本当たり約18円で、150円の500mlペットボトルを1日1本買う場合と比較しても約35,040円も節約できる計算になります。
公式 HP:https://www.sodastream.jp/ 

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