フォーシーズンズホテル丸の内 東京に2つのレストランが誕生します。指揮を執るのは、ミシュランスターを獲得し料理界で注目を集める気鋭の総料理長、ダニエル・カルバートです。
6月1日にオープンするフレンチビストロ「MAISON MARUNOUCHI(メゾン マルノウチ)」では、すでに予約の受付を開始しています。そして、7月1日からオープンするフレンチファインダイニング「SÉZANNE(セザン)」は、6月1日から予約の受付を開始します。
「多くの美食家を魅了する都市、東京。中でもこの丸の内に、新たにレストランをオープンすることができ大変嬉しく思っています。ゲストの皆さまには、魅力的な雰囲気の中で選りすぐりのドリンクや料理をお愉しみいただければ幸いです」と、フォーシーズンズホテル丸の内 東京の総支配人、チャールズ・フィッシャーは話しています。全57室のスモールラグジュアリーホテルに相応しく、いずれのレストランも魅力的でパーソナライズされたくつろぎの空間です。
イギリス出身の総料理長、ダニエルは、引く手あまたの実力派。フォーシーズンズ入社前は、『アジアのベストレストラン50』にも選ばれた香港のフレンチビストロ「Belon」のヘッドシェフを務めていました。フォーシーズンズでも、お部屋での朝食からパワーブランチ、家族や友人とともに祝う記念日の料理まで、ダニエルのこだわりと心遣いが、その一皿一皿に反映されます。
オールデイ・グルメダイニング「MAISON MARUNOUCHI」
新幹線や在来線が行き交う活気に満ちた丸の内の街を眼下に見下ろす「MAISON MARUNOUCHI」では、ダニエルのビジョンによってクラシックなビストロ料理に新鮮な解釈が加えられ、シンプルながらもより洗練された仕上がりとなっています。朝食からディナーまで、コンセプトを重視したこのダイニングは、ホテルに宿泊するゲストのみならず、丸の内の社交の場となることでしょう。「ブレックファスト・ミーティングからアフタヌーンティー、仕事帰りの一杯など、親しみやすいメニューを揃え、ゲストがいつ訪れても一流のホスピタリティーをお楽しみ頂ける場所にしたいです」と、ダニエルは抱負を語ります。
朝食のメニューは、幅広く取り揃えています。アボカドトーストは、「SÉZANNE」の自家製サワードウ・ブレッドにアボカドを丸ごと使い、柚子胡椒とタイバジルがアクセントになっています。衣をつけてカリっとした仕上がりの山梨産の有機卵を使ったエッグオランデーズは、コンテチーズとベビーリーフスピナッチの上に、そっとのせられています。フレンチトーストにも個性が光ります。メープルシロップでキャラメリゼした食感とフレーバーが広がります。お昼以降は、パリっと仕上げたアンコウと豆の料理、ブルギニョンソースで蒸し煮した和牛のほほ肉、リースリングを使って調理されアプリコットジャムを添えた、シルクのように滑らかなチキンレバーのパテなど、ビストロスタイルのプレートには、質の高さが感じられます。
完全リニューアルを遂げた空間で、「フォーシーズンズホテル丸の内 東京」スタイルとしてお届けするこのユニークなアフタヌーンティーは、小粋で軽いフィンガーフード、いわゆる「セイボリー」からスタートいたします。熱いものは熱いままに、新鮮さを損なわないように一皿ずつサーブする全6品は、どれも楽しい工夫が満載です。
伝統的なアフタヌーンティーといえば「サーモンときゅうりのサンドイッチ」が思い浮かびますが、「フォーシーズンズホテル丸の内 東京」ではスモークサーモンときゅうり、クリームチーズをミルフィーユ生地で挟むというひねりを効かせた一品に仕上げました。ビストロっぽさを感じさせる「ハマグリのピクルス」や、ホタテとバジルをぎゅっと詰めたズッキーニの花にもご注目を。また、多彩なスイーツやティーセレクションにもご期待いただけます。アフタヌーンティーの真の主役といえば紅茶。知る人ぞ知る1823年創業のドイツ「ロンネフェルト」社の本格的な味わいが、美味のお供を務めます。
洗練された雰囲気の「MAISON MARUNOUCHI」では、眼下に広がる東京駅のエネルギーと活気を感じる事ができます。アンドレ・フーのデザインによる刺激的なインテリアは、タンジェリンオレンジとブリティッシュレーシンググリーンと呼ばれる深緑の鮮やかな色使いにフィーチャーし、椅子はトーネットチェア、中央にはコミューナルテーブルが配置されています。ヘッドバーテンダー、浦田晃一が取り仕切るアイコニックなバーでは、クラシックなカクテルから日本のジンやウィスキー、そして、ハーブやフルーツ、草花がインフュージョンされたモクテル(ノンアルコールのカクテル)をお愉しみください。
フレンチファインダイニング「SÉZANNE」
緻密さと詩情が織りなす「SÉZANNE」は、美食家の目と口を愉しませてくれる空間です。ダイナミックなフランス料理が、緻密で繊細なテクニックで仕上げられています。「皿の上に乗っているものには、全てに意味がある」というのが、ダニエルの信念です。巧みな技でクラシックなレシピにモダンさを加え、同じコース料理の中においてもパーソナライズされた一工夫が演出されています。
季節ごとに日本各地から取り寄せた旬の食材を使った料理を、お勧めのシャンパンやグラスワインが引き立てます。まずは、「ラウンジ」で都会の景観を眺めながらアペリティフを愉しみ、そして臨場感あふれるキッチンのあるコンテンポラリーなダイニングルームでおくつろぎください。レストランのマネージャー、シモーネ・マクリが、心のこもったテーブルサービスと思い出に残るひと時をお約束します。そして、美食の時間の締めくくりに、パティシエ、エルウィン・ボイルズによる、フレーバーとバランスにこだわり、アートフルに仕上げたクラシックなデザートをどうぞ。
考え抜かれたこだわりのインテリアを手掛けたのは、香港を代表する受賞歴のある建築家アンドレ・フーです。「五感に訴えるデザイン、つまり、ダニエルが織りなすピュアな料理が主役になることを目指しました」と、アンドレは言います。「SÉZANNE」では、落ち着いたエレガンスさと、アンドレ・フーらしいリラックスしたラグジュアリーのテイストが感じられます。メインダイニングは、フレッシュでモダン、そして立体感のあるデザイン。心地よいサロンが、親しい人たちとの楽しい会話を生み出します。活き活きとした色使いが柔らかい曲線のシルエットに流れ込み、フランスのルリエーブルシルクに包まれたパネリング、日本庭園をイメージさせるカーペットなど、随所に取り入れられたさり気ないディテールが詩的な雰囲気を醸し出しています。
「MAISON MARUNOUCHI」は、6月1日のオープンを予定しています。
ご予約は承り中:https://www.opentable.jp/r/maison-marunouchi-chiyoda-ward
「SÉZANNE」は、7月1日のオープンを予定しています。ご予約は、6月1日から承ります。
<フォーシーズンズホテル丸の内 東京について>
東京駅八重洲南口徒歩3分の好立地を誇る全57室のスモールラグジュアリーホテル。コンテンポラリーなデザインで機能性にも富み、小規模である利点を活かしたフォーシーズンズ独自のフレンドリー且つきめ細やかなサービスでお客様をお迎えいたします。http://www.fourseasons.com/jp/tokyo/