軽量・コンパクトなトラクター「YT2Aシリーズ」のラインアップを強化

掲載日: 2021年05月18日 /提供:ヤンマーホールディングス

 ヤンマーホールディングス株式会社のグループ会社であるヤンマーアグリ株式会社(本社:岡山市、社長:増田 長盛)は、軽量でコンパクトなトラクター「YT2Aシリーズ」3機種を2021年6月1日に発売します。





 中山間地や都市近郊などで稲作単一経営を行う中小規模農家から、畑作・ハウス主体の複合経営農家まで、地域、作物を問わず幅広くお使いいただけるトラクターとして、「YT233A」(33馬力)を2020年11月から発売しております。この度新たに「YT223A/225A/229A」を発売することで、より幅広いお客様にご利用いただけます。

 今後も当社は、お客様のニーズに応えるとともに持続可能な農業の発展に貢献してまいります。


商品概要

商品名:.トラクター YT223A/225A/229A (23~29馬力)
発売日:2021年6月1日
商品価格:1,963,500円~4,334,000円(税込、メーカー希望小売価格)


主な特長

(1)お客様の作業内容に応じて、幅広い馬力帯・仕様から選択可能
 20~30馬力のゾーンは国内トラクター市場の約3割を占めると言われており、専業農家・兼業農家問わず様々なお客様の需要に対応しています。また、通常のホイル仕様に加え、ハイスピード仕様・デルタ仕様・ハイクリアランス仕様・ハウス仕様・低床仕様をラインアップに加えることで、お客様の作業に合わせて最適な仕様を選択することができます。

< YT2Aによる作業 イメージ >

(2)作業速度を思いのままに設定できるJ-change Plus仕様
 クラッチ操作なしでショックの少ない変速操作が行える「ノークラッチ10段変速」により、走行中でも停止する
ことなく、作業やほ場の状態に合わせ最適な速度を選べます。また、主変速(10段)と副変速(3段)の組み合わせにより30段の変速が行えるので、あらゆる作業に最適な速度を選択でき、効率的な作業が可能です。

 クラッチを踏む必要なくブレーキを踏むだけで停止、ブレーキを離せばスムーズに発進が行えます。そのため、ほ場の出入り口や坂道発進の際も後ろにずり下がることなく、安心して発進・停止が行えます。
 さらに、作業中に頻繁に行う前・後進の切り替えも、「フィンガータッチリバーサ」により、クラッチ操作を行わずにハンドルを握ったままワンタッチで行えます。

< 「主変速レバー」(写真左) と 「フィンガータッチリバーサ」(写真右) >
(3)ほ場を荒らさず、きれいに仕上がる小回り旋回
 「前輪の大きな切れ角」「倍速機能」「オートブレーキ」という3つの機能の相乗効果により、小回り旋回を実現します。ほ場を荒らしにくく、ハウス内や小区画ほ場でもスムーズな作業が行えます。
 さらに、ハンドルを切るだけで自動的に作業機が上がるので、旋回時にはハンドル操作に集中できます。旋回終了後は、ハンドル手元の作業機昇降スイッチで作業機を下げると、隣接での耕うん作業を再開できます。

< 小回り旋回イメージ >

商品紹介ページ: https://www.yanmar.com/jp/agri/products/tractor/yt2a/


<ヤンマーについて>
 1912年に大阪で創業したヤンマーは、1933年に世界で初めてディーゼルエンジンの小型実用化に成功した産業機械メーカーです。「大地」「海」「都市」のフィールドで、産業用エンジンを軸に、アグリ、建機、マリン、エネルギーシステムなどの事業をグローバルに展開し、お客様の課題を解決するソリューションを提供しています。ヤンマーは“A SUSTAINABLE FUTURE-テクノロジーで、新しい豊かさへ。-”をブランドステートメントに掲げ、次の100年へ向けて持続可能な社会の実現に貢献していきます。

詳しくは、ヤンマーのウェブサイトhttps://www.yanmar.com/jp/about/をご覧ください。

<注記>
記載されている内容は発表時点のものです。最新の情報とは内容が異なっている場合がありますのでご了承願います。

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