新潟のワインに合う料理を地元のシェフが提供するコラボレーション賞味会で提供されるのは、新潟で生まれた葡萄を、雪室を利用しながらつくる岩の原ワイン。そのワインと新潟で腕を揮う全国でも認められたシェフの料理が出会う特別な賞味会「肥田野尚之の西洋料理と岩の原ワインの賞味会」の予約が始まっています。
シェフは令和2年度「現代の名工」受賞の西洋料理人肥田野尚之
「現代の名工」を受賞したのは、フランス料理を基本とした西洋料理の卓越した技法を持ち、普及啓蒙活動や多くの社会貢献を行ってきたホテルイタリア軒エグゼクティブシェフの肥田野尚之です。現代の名工は新潟では5名選出され、料理人として受賞したのは肥田野のみです。肥田野は、日本発祥といわれる宴を彩る氷彫刻でも世界大会をはじめとする多くの大会で入賞、その経験を活かして現在は、技術・技能の継承に努めるほか、野鳥獣料理(ジビエ)にも精通しており、近年の有害鳥獣駆除問題にも取り組んでいます。料理人の命と言われる包丁自体も、料理人の立場で自作するなど、探求心の強い職人でもある料理人です。
ワインは創業130年の老舗ワイナリー「岩の原ワイン」
岩の原ワインは、1890年(明治23年)に、創業者の川上善兵衛さんが自宅の庭園に鍬を入れ、葡萄園を作ったところから始まった130年以上の歴史あるワイナリーです。創業者の葡萄とワインにかけた情熱を引継ぎ、新潟らしい雪室を利用するなど、高品質のワインを造り続けています。
■6月賞味会メニューワインと料理内容
メニューは新潟で作られた岩の原ワインと、そのワインごとに合わせた料理です。
「スパークリング ロゼ」ワインに合わせた料理は、フォアグラをお菓子に見立てたクリーミーなプリンにフレンチトーストを添えた「フォアグラのクリームブリュレとフレンチチトースト」、ボイルしたオマール海老が、頭でだしを取ったコンソメにトリュフの香りをプラスした繊細なジュレと共に味わえる「カナダ産オマール海老とトリュフの繊細なジュレ」を。
「ローズ・シオター2019 白」ワインには、シェフのスペシャリテの定番「鱸(スズキ)」を使用して、帆立ムースをのせてパイ包み焼きにした「鱸と帆立貝のムースリーヌパイ包み焼き」、を。
「ヘリテイジ2017 赤」ワインには、じっくりと焼き上げた豊浦牛の焼き汁で仕上げたジューソースの相性が抜群の「越後豊浦牛の古典的ローストビーフ ジューソース添え」と温野菜とアンディ―ブのサラダを。
「レッド・ミルレンニューム2019 甘口」ワインでは、「さくらんぼのタンバル エリーゼ」とのペアリングを提供。
■肥田野尚之の西洋料理と岩の原ワインの賞味会概要
開催日は6月5日(土)、18:30開宴で会場はホテルイタリア軒2階ROSAです。価格は、一人当たり15,000円(税・サ込)、イタリア倶楽部会員は12,750円(税・サ込)となっています。問い合わせ先は、イタリア軒飲料サービス部で、025-224-5120(受付時間は9:00~18:00)で受け付けています。
【ホテルイタリア軒】 URL:http://www.italiaken.com/
所在地:新潟市中央区西堀通七番町1574番地
TEL:0120-800-876