大阪に新二つ星、京都に新ミシュラングリーンスター誕生!15周年となる京都・大阪の掲載数は過去最多の440 軒に!「ミシュランガイド京都・大阪2024」セレクション発表…

更新日: 2024年04月09日 /提供:日本ミシュランタイヤ

「すべてを持続可能に」を企業ビジョンとするミシュランの日本法人である日本ミシュランタイヤ(本社:群馬県太田市、代表取締役社長:須藤 元)は、「ミシュランガイド京都・大阪2024」のセレクションをミシュランガイドセレモニーで発表しました。また、本日16時30分よりミシュランガイド公式ウェブサイト(https://guide.michelin.com/jp/ja)とアプリに掲載します。書籍は4月12日(金)に発売します。



・過去最多の440軒のレストラン・飲食店を掲載
・大阪に2年ぶりの新規二つ星、京都に新規ミシュラングリーンスターが誕生
・15年連続の三つ星店2軒、新二つ星1軒、新たなミシュラングリーンスター2軒を含む、新規掲載店は115軒
・インスペクターがおすすめするレストラン・飲食店のセレクテッドレストランが京都・大阪版に初登場

2009年の初発表から「ミシュランガイド京都・大阪版」は今年で15周年を迎えました。150軒の星付き飲食店・レストランの掲載から始まった京都・大阪のセレクションは、2014年版にビブグルマンの評価を追加、今年からセレクテッドレストランを追加し、過去最多となる440軒の飲食店・レストランが掲載となりました。また、大阪には2年ぶりの新規二つ星、京都には新たなミシュラングリーンスターの誕生となりました。

今年から発表時期を秋から春に変更し、ゴールデンウィークや夏休みの旅で活用しやすくなりました。2023年4月には飲食店・レストランの検索から予約までワンストップで行えるミシュランガイドアプリの日本語版を発表しデジタル化を促進しています。デジタル化の促進により、おすすめの飲食店・レストラン情報をいち早くお届けすることが可能となり、公式アプリとウェブサイトで毎月、インスペクターおすすめの飲食店・レストランである「セレクテッドレストラン」を先行公開しています。
15周年を迎えた今回は「TSUNAGU~時を、人をつなぐ15年~」をテーマとし、京都の春を彩る「第150回記念公演都をどり」を開催中の祇園甲部から芸妓さん、舞妓さんに舞を披露していただいたほか、辻調理師専門学校で学ぶ未来の料理人の皆様にもてなしをお手伝いいただき、京都・大阪版15周年に華を添えました。


日本ミシュランタイヤ株式会社 代表取締役社長 須藤 元コメント
「ミシュランガイドはモビリティの発展に貢献するミシュランのDNAのもと、15年前に京都と大阪の食の魅力の紹介を始めました。古都ならではの伝統料理を今に伝える京都、商人の異文化交流に育まれた多様な“うまいもん”に出会える天下の台所、大阪にはそれぞれ素晴らしい飲食店が点在しており、今年は過去最多の440軒の掲載となりました。ミシュランは安心で快適なモビリティを提供し、さらに移動先の喜びも創出したいと考えています。京都、大阪は旅の目的地として多くの星がちりばめられた眩い都市であることを、ミシュランガイドは16年目以降も継続して発信していきます」

ミシュランガイド・インターナショナルディレクター グウェンダル・プレネックコメント
「15年の時を経て、京都・大阪のレストランにも時代と共に変化が見られます。多くの料理人が料理カテゴリーの枠を超え、自由な発想やアイデアで料理を創作しています。食と環境を考え、環境に配慮する生産者とのかかわりを深めるシェフも増えています。食の多様性とサステナビリティは大きく進化しています。昨年日本語版をリリースしたミシュランガイドアプリとウェブサイトでは、おすすめの旅館・ホテルの紹介と予約も可能です。ミシュランガイドは124年の時を超え、これからも世界のユーザーにその地域ならではの素晴らしい食と滞在と体験を提供し続けます」

京都セレクションの主な特徴


・新ミシュラングリーンスターが2軒誕生しました。「ラ ブッシュ/la buche(フランス料理)」は大原のテロワールを料理で表現しています。近隣の生産者や猟師から食材を仕入れ、山野草を中心にコースを構成。森林を活性化させるために薪火を使い、自然派ワインに特化して環境を考える生産者を支援しています。「篩月/Shigetsu(精進料理)」はその日市場で仕入れた食材で献立を組み立てています。自然の摂理に従い素材を選ぶことで、過剰生産を抑えフードロスを防いでいます。調理で出た野菜の端材は乾燥させて堆肥に変え、畑に戻し自然の循環を促しています。精進料理を通じて限りある食材の大切さを伝えています。
・新たな一つ星は10軒でした。「天若/Tenjaku(天ぷら)」は豆腐の天ぷらが名物。「徳ハ本也/Tokuha Motonari(日本料理)」、名物は炭火料理。「獨歩/Doppo(日本料理)」は数寄屋造りの一軒家で和の美しさを追求しています。「ラ ブッシュ/la buche(フランス料理)」は薪火を使い大原の食材で地域を表現しています。「二條 みなみ/Nijo Minami(日本料理)」は京料理の伝統を感じる献立の割烹店。「真白/MASHIRO(現代風料理)」は独創性あふれるカウンターレストラン。「室町 唯/Muromachi Yui(日本料理)」は吟味された食材で出来立てを大切にするカウンター割烹。「モコ/MOKO(フランス料理)」はフランス・ヴェルサイユ生まれのシェフが京町家で日本の食材を使ったフランス料理を供しています。「水の/Mizuno(日本料理)」は形式にとらわれない、創意を加えた現代の味を表現しています。「アンペイジ/anpeiji(フランス料理)」はオリーブオイルやハーブを多用する香り高い料理を提供しています。
・ビブグルマンにはラーメン、居酒屋、蕎麦から新たに4軒がセレクションに追加されました。また、71軒の「セレクテッドレストラン」をご紹介し、京都の全掲載件数は過去最多の226軒となりました。

大阪セレクションの主な特徴


・「幽玄/Yugen(日本料理)」は、新たに一つ星から二つ星に評価を上げました。料亭で培った技術と料理をカウンター席で楽しめる日本料理店。店主の地元福岡と大阪近郊の食材を献立に織り交ぜ、印象に残る料理を供しています。
・新たな一つ星が7軒誕生しました。「松寿司/Matsuzushi(寿司)」は研究熱心な店主が旬を迎えた魚や大阪湾から届くすし種を握ります。「有 伽藍堂/U Garando(中国料理)」は中国各地の料理に日本の季節食材を合わせて創作します。「柏屋 大阪北新地/Kashiwaya Osaka Kitashinchi(日本料理)」は柏屋 大阪千里山 (三つ星) の姉妹店。本店の料理をカウンター席で楽しめます。「料理屋 稲家/Ryoriya Inaya(日本料理)」は日本料理の枠は守りながらも遊び心を忘れない献立で楽しませてくれます。「シナエ/SINAE(フランス料理)」は国産食材をフランスの伝統技法で昇華させています。「ルポンドシエル/LE PONT DE CIEL(フランス料理)」はクラシックをベースに、現代風に洗練させた料理です。「澤田/Sawada(日本料理)」は味付けは控えめに、食材が持つ自然な風味を引き出しています。
・新たなビブグルマンは4軒で、とんかつ、イタリア料理、うどんからセレクションに入りました。67軒の「セレクテッドレストラン」をご紹介し、大阪も過去最多の214軒の掲載店をご紹介しています。

メンターシェフアワードとサービスアワード


メンターシェフアワードとは、自身の仕事やキャリアが手本となるようなシェフに授与されます。後進の育成にも力を注ぎ、指導者として熱意をもって助言し、レストラン業界の発展に貢献する料理人・シェフを称える賞です。
「ミシュランガイド京都・大阪2024」のメンターシェフアワードは「菊乃井」の村田吉弘氏。長きにわたり日本料理界を牽引し、数々の優秀な門弟を育ててきたほか、外部でも教育者として後進を指導。食学会の団体を立ち上げるなど、日本料理と京料理の発展に務めてきました。「和食」がユネスコ無形文化遺産に登録時にも、最前線に立って貢献した立役者であり、日本食文化の未来を見据えています。日本料理の発展のために尽力してきた功績は、料理人の模範といえます。

サービスアワードは、訪れる人を心地良くすることができる、おもてなしに優れたスタッフに授与されます。プロフェッショナルかつ魅力的であり、レストランでの体験が特別なものになるような接客をする人に授与される、サービスに対する心からの情熱を称える賞です。
「ミシュランガイド京都・大阪2024」のサービスアワード受賞者は、料理旅館「要庵西富家」五代目の西田和雄氏と妻の恭子氏。京都の歴史や文化を料理や会話で伝え、国内外から訪れるゲストに真心を込めもてなします。西田夫妻は世界基準のサービスを知るために、海外のホテルやレストランを訪れ、学んできました。食事の前にゲストをキッチンに案内し、その日の食材をプレゼンテーション。新しい発想を取り入れて食の楽しさを演出しています。また、献立は料理長と一緒に考えるなど高いチームワークで連携を図ります。細部にまで気を配り、食事での体験がゲストの思い出になるよう尽力しています。

「ミシュランガイド京都・大阪2024」はミシュランガイド公式ウェブサイト、公式アプリで


「ミシュランガイド京都・大阪2024」最新セレクション
公開時間:2024年4月9日 16:30
公式ウェブサイトURL : https://guide.michelin.com/jp/ja
※公式ウェブサイト、アプリは世界のミシュランレストラン・ホテルセレクションの検索・予約が可能です

ミシュランガイド公式アプリ


iOS, Androidともに二次元バーコードからダウンロード可能



・世界のミシュランガイド(レストラン・ホテル)が一つに
・レストランの先行公開により、最新のセレクションが入手可能
・周辺検索、旅先の検索にも
・お気に入りやリストを共有可能
・ミシュランガイド公式ウェブサイト
https://guide.michelin.com/jp/jaの内容をカバー
・ダウンロード無料




「ミシュランガイド京都・大阪2024」書籍詳細


(C)MICHELIN
【タイトル】 ミシュランガイド京都・大阪 2024
【発売日】 2024年4月12日(金)
【定価】 3,498円(本体3,180円+税10%)
【ISBNコード】978-4-904337-37-0 C2026
【発行】 日本ミシュランタイヤ株式会社
【判型】 A5 変形
【言語】 日本語・英語
※ホテルセレクションの掲載はありません。



ミシュランガイドについて


1900年8月、最初のミシュランガイドがフランスで発行されました。当初、ドライバーのために作成されたこのガイドには、タイヤの使い方と修理方法、自動車修理工場のリスト、ガソリンスタンド、ホテルやレストランなどの実用的な情報が多数掲載されていました。ミシュラン兄弟が目指したのは、自動車の活用を促進し、ひいてはタイヤ市場を発展させていくために、旅をより安全で楽しいものにすること、つまりモビリティを向上させることでした。これは現在も、タイヤはもちろん、ミシュランの地図、ガイドブックなど各種刊行物を含めた共通の目標になっています。1911年にヨーロッパ中を網羅したガイドブックが完成し、1926年、「おいしい料理を星の数で表す」評価法がスタートしました。ミシュランガイドはまたたく間に美食ガイドの代表格となりました。2005年、北米に進出してニューヨーク版、2006年にはサンフランシスコ、その後もラスベガス、シカゴ版が次々と発行され、2007年、『ミシュランガイド東京2008』がアジア初として発行されました。2009年には国内2番目として『ミシュランガイド京都・大阪 2010』が発行されました。その後も香港・マカオ版やリオデジャネイロ・サンパウロ版、シンガポール版、ソウル版、バンコク・プーケット&パンガー版、台北版、広州版、北京版、そして近年ではドバイ、アブダビ、トロント、イスタンブール、マレーシア、ベトナムなどエリアを拡大。対象エリアは現在世界41カ国に及びます。

すべてを持続可能に


ミシュランは「すべてを持続可能に」という企業ビジョンのもと、人(People)、地球(Planet)、利益(Profit)三方良しの理想を叶え、2050年までに100%持続可能なタイヤを製造することを約束しています。大西洋で帆船による海上輸送の推進、東南アジアの天然ゴム栽培および森林保全の最適化、自動車産業の電動化への貢献など、グローバルに脱炭素への取り組みを進めています。ミシュランのサステナビリティ経営強化に向けたコミットメントは、以下をご参照ください。
2050年のビジョン https://news.michelin.co.jp/articles/michelin-tires-will-be-100-sustainable-in-2050
2030年に向けた戦略 https://news.michelin.co.jp/articles/make-everything-sustainable-michelin-announces-strategy-to-2030
SDGsへの貢献 https://www.michelin.co.jp/csr

【ミシュランについて】


ミシュランは、フランス クレルモン=フェランに本社を置くモビリティの世界的なリーダーです。13万2,200人以上の従業員を擁し、175カ国で持続可能なモビリティの実現のため、お客様にとって最適なタイヤ、サービス、ソリューションを提供しています。67製造拠点で、約1億6,700万本のタイヤを製造(2022年実績)するとともに、デジタルサービス、旅行ガイド、ホテル・レストランガイド、地図など、皆様のモビリティをユニークで充実した体験にするお手伝いや、多様な産業に提供するハイテク素材を開発しています。詳しくは www.michelin.com をご参照ください。

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