第42回「サントリー地域文化賞」決定

掲載日: 2020年12月02日 /提供:サントリーホールディングス


公益財団法人サントリー文化財団(理事長 鳥井信吾)は、第42回「サントリー地域文化賞」を5団体に、特別賞を1団体に贈呈することになりました。
本年は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため贈呈式ならびに記念パーティは行わず、各受賞者の地元で正賞を贈呈する予定です。
本賞は、地域文化の発展に貢献した個人または団体を顕彰するものです。原則として毎年5件を顕彰し、受賞者には正賞として楯、副賞として300万円を贈呈します。本年は本賞に加え、コロナ禍のなかで工夫を凝らして新しい地域文化活動の在り方を示した1団体に対して特別賞(正賞:楯、副賞:100万円)を贈呈します。1979年の本賞創設以来、本年度の受賞者を加えると225件を顕彰、受賞者は全都道府県にわたっています。

◎受賞者は次の通りです。
岩手県  三陸国際芸術祭
三陸の郷土芸能団体と、アジア各地のアーティストが交流する芸術祭
代表 三陸国際芸術推進委員会委員長 中村 一郎氏

新潟県新発田市  人形浄瑠璃「猿八座」
佐渡の「文弥人形」の魅力を国内外に伝え、その継承発展に尽力
代表 人形浄瑠璃「猿八座」座長 西橋 八郎兵衛氏

長野県大鹿村  大鹿歌舞伎
地芝居を村の宝として継承し、地域づくりを行う
代表 大鹿歌舞伎保存会会長 柳島 貞康氏

岐阜県瑞浪市  美濃歌舞伎博物館 相生座
歌舞伎の技術や衣装などを保存継承し、美濃の地歌舞伎振興に貢献
代表 美濃歌舞伎博物館 相生座館長 小栗 幸江氏

広島県安芸高田市  ひろしま安芸高田 神楽の里づくり
「新舞」発祥の地として地域をあげて神楽振興を行い、その魅力を発信
代表 安芸高田神楽協議会会長 塚本 近氏

【特別賞】
愛知県瀬戸市  せとひとめぐり
コロナ禍でも創意工夫を凝らし、人との出会いを楽しめる街巡りを開催
代表 せとひとめぐり実行委員会代表 南 慎太郎氏

▼受賞者活動概要はこちらをご確認ください
https://www.suntory.co.jp/news/article/13801-2.html

◎選考経過
本賞は、日本全国の音楽、演劇、美術、歴史・伝統継承、国際交流、コミュニティ活動などを対象とし、選考にあたっては、地域の意見・評価を十分尊重するため、全国各地の新聞社ならびにNHKから推薦をいただいています。推薦いただいた候補について、書面審査のあと現地調査を行い、活動実績、その独自性、地域の文化向上に与えた影響、継続性および将来への発展性などの選考基準に照らした慎重な選考により、受賞者を決定しました。
特別賞は1995年に「神戸新聞社」(兵庫県神戸市)、2011年に「全国太鼓フェスティバル」(岩手県陸前高田市)および「コスキン・エン・ハポン」(福島県川俣町)に対して贈呈しています。

◎選考委員
飯尾  潤氏  (政策研究大学院大学教授)
佐々木 幹郎氏 (詩人)
田中  優子氏 (法政大学総長)
藤森  照信氏 (東京大学名誉教授)
御厨  貴氏  (東京大学名誉教授)

◎「公益財団法人サントリー文化財団」について
サントリー文化財団は、サントリーの創業80周年を記念して、1979年2月に大阪で設立されました。その目的は、国際化、情報化、高度大衆化社会の時代に応えて、それを支える学術研究の育成、文化活動の振興ならびに国際理解の促進に寄与することにあります。2010年5月に財団法人から公益財団法人に移行しました。
ホームページ https://www.suntory.co.jp/sfnd/

以  上

bnr_500_juhachulight_ai-ocr.png 記事下バナー

注目のキーワード

すべてのキーワード

業界

トピックス

地域