■背景
WHOによる新型コロナウイルスの緊急事態宣言終了を経て、宿泊施設の需要は急回復する一方、ホテル業界では人手不足が深刻な問題となっています。急増する宿泊需要に対応しきれず客室の稼働を抑えるといった機会損失や、チェックイン業務に時間がかかり顧客満足度低下につながることなどへの対応が求められています。
近年では、人手不足への対策の一つとして、チェックイン業務の簡素化が可能なデバイス型セルフチェックイン機を導入する施設が増えています。しかし、設置場所や導入コストが問題となり、導入が困難な施設も多くあります。
■特長
“タブレットセルフチェックイン”は、設置場所や導入コストの問題を緩和し、チェックイン業務の効率化によって人手不足に対処するオプションサービスです。
1. デバイス型セルフチェックイン機に比べて省スペースかつハードウェア費用を大幅に削減できる※1ため低コストで導入可能
2. QRコード※2を端末に読み込ませることで、宿泊者情報を呼び出しスムーズなチェックインが可能
3. 日本語、英語、韓国語、中国語(繁体)、中国語(簡体)の5種類の言語に対応
■展望
新オプション“タブレットセルフチェックイン”を「PREVAIL」の既存ユーザーへ展開するほか、新規チェーンホテルを中心に 「PREVAIL」と新オプションのセット販売により、2027年までの4年間で130施設への導入をめざします。今後も宿泊事業者の皆さまと共に、業界や各事業社が抱える課題解決に全力で取り組み、ホテル業界のDX推進に向けて新しいサービスを提供してまいります。
※1 キヤノンITSが提供するデバイス型チェックイン機の導入との比較
※2 QRコードは(株)デンソーウェーブの登録商標です。尚、読み込むQRコードは特定の宿泊予約サイトから発行されるものを想定しています。
※3 導入費用には、ハードウェア(タブレット端末、レシートプリンタ、CAT端末)関連は含まれていません。月額利用料は、導入施設数によって金額が変動します。詳細は個別見積りにて提示します。
〈“タブレットセルフチェックイン”によるチェックイン業務の負担軽減イメージ〉
〈期待される導入効果〉
ホテル経営に関する各対象者においてさまざまな効果が期待できます。
●一般の方のお問い合わせ先:流通ソリューション事業部 事業企画課 03-6704-1045(直通)
●PREVAILホームページ:https://www.canon-its.co.jp/products/prevail/