高齢者専門宅配弁当サービス『宅配クック ワン・ツゥ・スリー』を展開する株式会社シニアライフクリエイト(本社:東京都港区、代表取締役:高橋洋、以下:当社)は、この度、群馬県と「群馬県地域見守り支援に関する協定」を締結。その締結式を2023年11月8日(水)に実施しました。
◆創業時から高齢者の見守り活動を実践する強みを活かし、地域に貢献
群馬県の公表する「群馬県高齢者保健福祉計画(第8期)」※1によると、群馬県の高齢者人口は年々増加する一方、合計特殊出生率は低下しているため、高齢化率が上昇しています。2019年時点で29.6%だった高齢化率は、2025年には31.8%、2040年には37.7%になると推計されています。こうした高齢化に伴い、認知症の方が増加しており、誰もが住み慣れた地域で安心して暮らすことができる地域づくりを目的として、群馬県では、「群馬県地域見守り支援に関する協定」の締結を実施しています。当社は、群馬県を含む全国359店舗(2023年11月1日時点)を展開する高齢者専門宅配弁当『宅配クック ワン・ツゥ・スリー』を通じて、弁当宅配時における高齢者の見守り活動を創業時より実践しています。その強みを活かし、地域により一層貢献したいとの考えが、群馬県の意向に合致し、この度の「群馬県地域見守り支援に関する協定」締結に至りました。
※1 群馬県高齢者保健福祉計画(第8期)
https://www.pref.gunma.jp/uploaded/attachment/5275.pdf
◆配達中に高齢者の異変を発見したら関係各所に連絡
今回の協定締結による当社の具体的な役割は、群馬県内において、配達スタッフがお弁当のお届け先の高齢者の異変に気づいたときは、県が定める各市町村の連絡先に報告する見守り活動です。配達スタッフは、利用者に毎日※2お弁当を手渡しにてお届けしているため、「郵便物がポストに溜まっている」「雨戸がずっと閉まったまま」といった外観の異変や、「話がかみ合わなくなった」「顔色が悪く、具合が悪そうに見える」といった対面時の異変など、普段の様子を把握しているからこそ気付くことができる変化があります。過去には、配達時に呼び出しを行っても返事がなく、当日何度か訪れても鍵が開かなかったことから、配達員がケアマネジャーやご家族に連絡を入れ、ご家族が駆け付けたところ、利用者が家の中で倒れていたという例もありました。
※2 正月三が日(1月1日~1月3日)のみ休業
◆「すべてはご高齢者のために」の具現化に向けた取り組みを推進
高齢者に密接な事業を展開する当社にとって、「高齢者の見守り」への取り組みは加盟店共々重要と考えています。今回の群馬県との協定締結をはじめ、今後も各自治体等との連携を図りながら「すべてはご高齢者の為に」という想いの具現化に向けて、加盟店と一体となって取り組んでまいります。
「群馬県地域見守り支援に関する協定」締結 概要
■締結先:群馬県
■締結日:2023年11月8日(水)
■締結内容:
1)
事業者は、日常業務の範囲内において、住民の異変を感じた時には、速やかに別に県が提供する市町村の連絡先(以下「市町村連絡先」という。)に状況を報告する。ただし、社会通念上緊急の措置を要すると判断される事案を確認した場合については、警察又は消防に通報するとともに、併せて、その状況を市町村連絡先に報告する。
2)
事業者は、社員等に対してこの協定の趣旨を周知し、円滑に見守り活動が行われるよう努めるものとする。
3)
県は、各市町村及び関係機関に対してこの協定の趣旨を周知し、事業者の活動が円滑に実施できるよう支援するものとする。
【当社の高齢者の見守りに関する協定締結実績】
※2023年11月8日時点・加盟店が締結主体である自治体も含みます
会社概要
会社名:株式会社シニアライフクリエイト
代表:代表取締役 高橋 洋
本社:東京都港区三田3丁目12番14号 ニッテン三田ビル6F
電話番号:03-5427-3981
ホームページ:https://slc-123.co.jp/
設立:1999年12月
資本金:28,000万円
事業内容:
1)高齢者専門宅配弁当「宅配クック ワン・ツゥ・スリー」 フランチャイズ本部の運営
2)高齢者施設向食材卸事業「特助くん」の運営
3)高齢者向コミュニティサロン「昭和浪漫倶楽部」の運営
4)高齢者施設向厨房受託事業「結の台所」の運営
5)個人向通販事業「健康直球便」の運営