みなとみらいに4,000人が集合！東北の生産者など66団体が出店

生活クラブ生活協同組合神奈川（本部：神奈川県横浜市、以下生活クラブ・神奈川）は、「第10回東日本大震災復興まつり」を11月18日（土）に、みなとみらい臨港パーク（神奈川県横浜市西区みなとみらい1-1-1）で開催しました。東日本大震災から12年が経過する中、「震災を忘れない」という思いと復興に向けて前進する人々の気持ちに寄り添い、震災を風化させないことをめざして、今年で10回目の開催となります。今回は、東北の生活クラブの提携生産者や関連団体など計66団体がブースを出店。昨年度はコロナ禍で人数制限をした開催でしたが、今回は生活クラブの組合員、地域の方々など約4,000人が集まりました。被災地からのおいしい物産品とともに集まった人々と交流し、つながりを深めました。出展団体の売り上げの一部を寄付し、被災地支援に活用します。


わかめをステージ上から子どもたちにプレゼントする「わかめまき」は例年大人気。
東日本大震災の津波で甚大な被害を受けた岩手県の重茂漁協の協力で、復興への思いをわかめとともに来場者に届けました。


東北の生産者を代表して宮城県南三陸町の丸壽阿部商店の代表取締役 阿部寿一氏よりメッセージ。


家庭で余っている食品を持参して寄付できる「フードドライブ」を開催。約100点が集まり、フードバンク神奈川を通して県内の困窮家庭や施設に届けられます。


ステージイベント


会場の中央に設置したステージでは、東北の生産者・被災地からのメッセージを発信。アカペラライブ、ダンスパフォーマンスなど、東北や地域とのつながりを実感できる企画が盛り沢山でした。

■3.11を機に立ち上げられたアカペラ団体『Always With Smile』は子どもから大人まで楽しめる名曲の数々を熱唱。


■障がいのある人とダンスをパフォーマンスする『スタジオきのこ』会場の子どもたちとも即興ダンスで盛り上がりました。


■ウクライナの民族楽器バンドゥ-ラを演奏するカテリーナ氏。ウクライナ侵攻や原発で故郷に帰れない方々を思い歌いました。


出展ブース


生活クラブの全国の生産者や生活クラブ関連団体、被災地支援団体など特色あふれるブースを出展し、来場者でにぎわいました。



■宮城県東松島市の生産者・高橋徳治商店のおでんは、屋外で冷えた体と心を温めます。


　
■宮城県南三陸町の生産者・丸壽阿部商店の蒸し牡蠣。絶えず長い行列ができていました。



■秋田県にかほ市の生産者・伊藤製麺所のタラーメン。秋田名産の鱈しょっつるを使用します。


■地元・川崎の生産者・カジノヤの納豆詰め放題。


カラフルな旗には復興への思いが書かれています。


■生産者と主催の生活クラブ組合員・職員で記念撮影