ヤクルトグループの脱炭素に向けた取り組みを国内外で拡大

掲載日: 2023年08月22日 /提供:ヤクルト本社

2023年8月22日

ヤクルトグループの脱炭素に向けた取り組みを国内外で拡大

株式会社ヤクルト本社(社長 成田 裕)は、グループ国内全生産工場において、使用する購入電力をCO2フリー電力(発電時にCO2を排出しない電力)に切り替えましたのでお知らせします。

2022年4月から順次進めているCO2フリー電力への切り替えにより、2023年度の切り替え事業所(5事業所)・関係会社(1工場、4事業所)を含めて年間約38,000tのCO2排出量の削減が見込まれます。

また、2008年度から国内外で太陽光発電設備の導入を積極的に展開しており、2023年度は国内では株式会社岡山和気ヤクルト工場(約700kW、2022年度までに約300kWすでに導入)、海外ではマレーシアヤクルト株式会社の本社・工場(約700kW)、ベトナムヤクルト株式会社の工場(約480kW)、天津ヤクルト株式会社の工場(約1,100kW)で合計約3MWの導入を計画しています。

2008年度の導入から2023年度の計画分も含めると合計約7MWとなり、年間約4,000tのCO2排出量の削減が見込まれます。

ヤクルトグループでは、「環境ビジョン2050」の達成に向けて、今後も再生可能エネルギーのさらなる導入や省エネルギー化を推進し、コーポレートスローガンである「人も地球も健康に」に基づき、地球環境の保全に積極的に貢献していきます。

なお、CO2フリー電力への切り替え事業所および太陽光発電設備設置事業所は下記のとおりです。



1.CO2フリー電力への切り替え事業所(計30事業所)※1

[網掛けは生産工場(グループ国内全生産工場)]
[下線事業所は2023年度から切り替え]

(1)株式会社ヤクルト本社(計14事業所:7工場、7事業所)

福島工場、茨城工場、富士裾野工場、兵庫三木工場、佐賀工場、湘南化粧品工場、富士裾野医薬品工場本店、北海道支店、東日本支店※2、首都圏支店※2、中日本支店、医薬札幌支店、東京物流センター

(2)生産子会社工場(計5事業所:5工場)

株式会社岩手ヤクルト工場、株式会社千葉ヤクルト工場、株式会社愛知ヤクルト工場、 株式会社岡山和気ヤクルト工場、株式会社福岡ヤクルト工場

(3)関係会社(計11事業所:5工場、6事業所)

ヤクルト商事株式会社※2、株式会社ヤクルト・マネジメント・サービス※2、 株式会社ヤクルトマテリアル※2、ヤクルト薬品工業株式会社※2、株式会社ヤクルトマテリアル(富士裾野工場)、ヤクルト食品工業株式会社(本社・工場、横武工場)、ヤクルトヘルスフーズ株式会社(本社・大分真玉工場)、株式会社はこだてわいん(工場)

2.太陽光発電設備設置事業所(計23事業所)※1

[下線事業所は2023年度中に設置・増設予定]

(1)株式会社ヤクルト本社(計7事業所:6工場、1事業所)

福島工場、茨城工場、富士裾野工場、兵庫三木工場、佐賀工場、富士裾野医薬品工場、中央研究所

(2)販売会社(計2事業所)

千葉県ヤクルト販売株式会社、株式会社ヤクルト東海

(3)生産子会社工場(計4事業所:4工場)

株式会社岩手ヤクルト工場、株式会社愛知ヤクルト工場、 株式会社岡山和気ヤクルト工場、株式会社福岡ヤクルト工場

(4)関係会社(計10事業所:8工場、2事業所)

①国内(計3事業所:2工場、1事業所)

株式会社ヤクルトマテリアル(富士裾野工場)、ヤクルト食品工業株式会社(本社・工場)

②海外(計7事業所:6工場、1事業所)

インドヤクルト・ダノン株式会社(ソニパット・ライ工場)、香港ヤクルト株式会社(大埔工場)、無錫ヤクルト株式会社(無錫第 1 工場)

マレーシアヤクルト株式会社(本社、マレーシア工場)

ベトナムヤクルト株式会社(ベトナム工場)、天津ヤクルト株式会社(天津工場)

※1 対象事業所の範囲は、本社および連結子会社とします。

※2 株式会社ヤクルト本社本店と同じ竹芝ビル内の事業所。

以 上

<別添資料>「ヤクルトグループ 環境ビジョン」の概要

株式会社ヤクルト本社は、2050年のあるべき姿として「環境ビジョン2050」を定め、バリューチェーンにおける環境負荷ゼロ経営に向け、「温室効果ガス排出量ネットゼロ(スコープ1・2・3※1)」を目指します。また、当ビジョンに基づいた実効性のある取り組みを推進するため、バックキャスティング思考※2に基づいた「環境目標2030」および「環境アクション(2021‐2024)」もあわせて策定しました。

ヤクルトは、水、土壌、空気、動物、植物、そして人々が織り成す社会、これらすべてが健康であって初めて、人は健康的に生活できるのであり、健全な社会が築かれるのだと考えています。

地球温暖化、環境汚染、資源の枯渇、生物多様性の損失など、地球環境が危機的状況にある中で、「ヤクルトグループ 環境ビジョン」に基づき、環境に負荷を与えずに事業活動を行うこと、そして、いつまでも人と地球が共に暮らせる社会をつくることを追求していきます。

◆ 「ヤクルトグループ 環境ビジョン」特設ページ

環境ビジョンに関する詳しい情報は、当社ウェブサイトの特設ページをご覧ください。

[URL]https://www.yakult.co.jp/csr/environment/vision/index.html

※1 スコープ1・2・3

温室効果ガス排出量を把握する範囲

温室効果ガスのスコープについて(GHGプロトコルに基づく概要)

スコープ1:自社の事業活動での燃料使用に伴う直接排出量
スコープ2:企業が外部から購?する電?・蒸気・熱に関する間接排出量
スコープ3:事業活動に関連するサプライチェーンにおける間接排出量

※2 バックキャスティング思考

未来のあるべき姿を起点として、現状、何をするべきかを考える思考方法

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