生物多様性を保全し、生態系を維持する取り組み推進に向けて「明治グループ自然保全区 くまもと こもれびの森」が「自然共生サイト」に認定されました
明治ホールディングス株式会社(代表取締役社長 CEO:川村 和夫)は、事業子会社の KMバイオロジクス株式会社(代表取締役社長:永里 敏秋)が所有する「明治グループ自然保全区 くまもと こもれびの森(以下、こもれびの森)」が、10 月 6 日に環境省の「自然共生サイト」に認定されましたのでお知らせします。
明治グループは 2022 年 4 月より、環境省が掲げている生物多様性に関する目標「30by30(サーティ・バイ・サーティ)」の達成を目指す有志連合「生物多様性のための 30by30アライアンス」に参画し、「こもれびの森」などの生物多様性の保全活動に取り組んできました。
「こもれびの森」は、里山の樹木が生育し、絶滅危惧種も確認できる豊かな森です。 2021 年には、緑の認定 SEGES(シージェス:社会・環境貢献緑地評価システム)「そだてる緑」部門の「Excellent Stage2」に認定されました。今回これらのことが認められ、「民間の取組等によって生物多様性の保全が図られている区域」として「自然共生サイト」に認定されました。今後は OECM(Other Effective area-based Conservation Measures:保護地域以外で生物多様性保全に資する区域)として国際データベースに登録される予定です。
明治グループの事業は、生乳やカカオ、乳酸菌、抗生物質に代表される微生物など、豊かな自然の恵みの上に成り立っています。そのため、自然資本の維持・回復は重要な経営課題であると認識しています。今後も、明治グループでは自然との共生を目指し、事業活動ならびに生産拠点や所有する企業緑地、その他協定地において、生物多様性の保全活動に積極的に取り組んでいきます。
■「こもれびの森」の概要
・立地:熊本県菊池市旭志川辺1314番地1 KMバイオロジクス(株)菊池研究所敷地内
・面積:総面積は約6.3ha
・概要:阿蘇外輪山の麓に広がる丘陵地に位置し、里山的な樹種が育った自然環境が形成されています。敷地内には植林されたスギ・ヒノキの針葉樹林、クヌギ・コナラ群落、エノキ群落などの落葉広葉樹の二次林が広がり、カブトムシ、クワガタムシ、ヤマトタマムシなどが生息しています。
【参考情報】
・明治グループ 生物多様性に関する取り組み
https://www.meiji.com/sustainability/harmony/biodiversity/
・明治グループ 生物多様性保全活動ポリシー
https://www.meiji.com/pdf/sustainability/harmony/biodiversity-biodiversity_conservation_activity_policy.pdf
・明治グループの長期環境ビジョン
https://www.meiji.com/sustainability/harmony/management/#content-1
・環境省自然共生サイト
https://policies.env.go.jp/nature/biodiversity/30by30alliance/kyousei/
以上
【本件に関するお問い合わせ先】
明治ホールディングス株式会社 コーポレートコミュニケーション部
TEL:03-3273-3917 メールアドレス: mhd-pr@meiji.com