ネスレ日本株式会社
ネスレ日本、資源や食品残渣のリサイクル率向上を目指す
企業連携プラットフォーム「一般社団法人アップサイクル」に参画
ネスレ日本株式会社(本社:兵庫県神戸市、代表取締役 社長 兼 CEO:深谷 龍彦、以下「ネスレ日本」)は、廃棄される資源や食品残渣のリサイクル率向上を推進する一般社団法人アップサイクル(事務局所在地:大阪府大阪市、代表理事:森原 洋)に参画し、理事として執行役員 コーポレートアフェアーズ統括部長の嘉納 未來が就任することをお知らせします。
一般社団法人アップサイクルは、“現代および将来の世代のために持続可能な社会の実現”を掲げ、2023 年 2 月7 日(火)に設立された団体で、ネスレ日本のほか、日清紡グループのニッシントーア・岩尾株式会社、凸版印刷株式会社をはじめとする 14 の企業や団体が設立初期メンバーとして参画し、廃棄される資源や食品残渣のリサイクル率向上を推進します。
一般社団法人アップサイクルが設立後初の取り組みとして開始する、廃棄される紙資源や間伐材を紙糸にアップサイクル(※1)するプロジェクト「TSUMUGI」には、紙資源の一つとして、「ネスカフェ エコ&システムパック」や「キットカット」や「モンプチ クリスピーキッス」大袋製品等、ネスレ日本製品の紙パッケージが使用されています。紙糸を編立・製織し、生地素材に仕上げることで、衣服をはじめとした様々な繊維製品として生まれ変わらせることができるため、廃棄される運命にあった紙パッケージに新たな命を吹き込むことができます。(※1)ゴミになってしまう物を価値のある物に変える試みのこと。
取り組みの詳細は、一般社団法人アップサイクルのプレスリリースをご参照ください。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000117594.html
ネスレ日本は、一般社団法人アップサイクルへの参画を通して、自社単独では実現できない新たな価値を生み出すことを期待し、今後も参画企業・団体と連携して活動してまいります。
以上
参考資料
■ネスレの環境への取り組み
世界 186 ヶ国で事業を展開する世界最大の食品飲料企業・ネスレは、プラスチックパッケージを 100%リサイクル可能に設計すること、2025 年までにバージンプラスチックの使用量を 3 分の 1 削減することを、コミットメントとして掲げています。このコミットメントの達成に向けた一環として、ネスレ日本では製品パッケージの改善や、廃棄物の削減を目指して、サーキュラーエコノミーの構築に向けた取り組みを進めています。
また、ネスレ日本直営カフェ「ROASTELIER by NESCAFE (ローステリア バイ ネスカフェ) 三宮」で自家焙煎のプレミアムコーヒーを抽出した後に発生する残渣等を染料として活用する試みも行っています。
ネスレ日本のこれまでの取り組み: https://www.nestle.co.jp/csv/sustainability
■一般社団法人アップサイクル団体概要
設立日: 2023 年 2 月 7 日
所在地: 大阪府大阪市中央区本町 3 丁目
代表理事: 森原 洋 (ニッシントーア・岩尾株式会社 繊維事業本部テキスタイル部長)
理事: 嘉納 未來 (ネスレ日本株式会社 執行役員 コーポレートアフェアーズ統括部長)
副理事: 甲〆 勲 (凸版印刷株式会社 関西ビジネスイノベーションセンター部長)
副理事: 海保 学 (CNC 株式会社 代表取締役)
事務局長: 瀧井 和篤 (ネスレ日本株式会社)
参画企業・団体一覧: ※2023 年 3 月 2 日(木)時点、順不同
名称 取り組み内容
ニッシントーア・岩尾株式会社 繊維産業における技術や知見の供給
ネスレ日本株式会社 「ネスカフェ」や「キットカット」等の製品パッケージやコーヒー残渣の供給
凸版印刷株式会社 紙資源や加工技術の供給
シーエヌシー株式会社 コーヒー残渣の供給や運営店舗におけるアップサイクル製品の販売
日本ロレアル株式会社 化粧品や紙資源、オフィスで飲用したコーヒー残渣の供給
メットライフ生命保険株式会社 「メットライフ生命の森」の除伐材や紙資源等の供給
神戸市役所 「六甲山」等で間伐作業の実施や東京圏での情報発信
SHAREWOODS. 間伐材や加工技術の供給
株式会社艶金 食品残渣で染める「のこり染め」の供給
ZERO 株式会社 運営するフードロス削減 BOX「fuubo」でアップサイクル製品の販売
特定非営利活動法人インクルーシヴ・ジャパン アップサイクル製品のデザインの供給
宗教法人車折神社 奉納後の玉垣の供給
備後撚糸株式会社 糸を撚り合わせる「撚糸」技術の供給
加賀友禅 毎田染画工芸 友禅染めの技術供給
一般社団法人アップサイクル: https://upcycle.or.jp









