2022年06月20日
商品
定番商品のパウチサラダリニューアルにあわせ
ファミマルKITCHENパウチサラダのパッケージを変更
~年間約4.2トンの石油系プラスチック削減へ~
株式会社ファミリーマート(本社:東京都港区、代表取締役社長:細見研介)は昨年から取り組んでいる5つのキーワードの1つである「食の安全・安心、地球にもやさしい」、「もっと美味しく」に加え、「ファミマecoビジョン2050」の取り組みの一環として、2022年6月21日(火)より、ファミマルKITCHENパウチサラダの包材の形状を変更し、プラスチックの使用量を年間約4.2トン(従来品比)削減する新パッケージを導入いたします。
また、新パッケージの導入にあわせて、定番商品「ほくほくじゃがいものポテトサラダ」と「国産じゃがいもの明太ポテトサラダ」の2種類をリニューアルし、2022年6月21日(火)より順次、全国のファミリーマート約16,600店で発売いたします。
■「ファミマecoビジョン2050」プラスチック対策に向けた取り組み
ファミリーマートは、2020年2月に「ファミマecoビジョン2050」を策定し、持続可能な社会の実現に貢献するため、2030年及び2050年に向けた中長期目標として、「温室効果ガス(CO2排出量)の削減」、「プラスチック対策」、「食品ロスの削減」の3つのテーマに基づき数値目標を設定しております。
このたびはその一環として、パウチサラダの包材を幅125mmから115mmに縮小し、石油系プラスチックを従来品より年間約4.2トンの削減を見込んでいます。(内容量に変更はございません。)
今後も他の商品に拡大するなど、プラスチックの削減および環境配慮型素材の使用を促進してまいります。
左:従来品の旧パッケージ 右:新パッケージ
(包材の幅を125mmから115mmに変更しています。)
【リニューアル商品詳細】
【商品名】ほくほくじゃがいものポテトサラダ
【価格】119円(税込128円)
【発売日】 北海道・東北・関東:6月21日(火)
東海・北陸・関西・中国・四国・九州・沖縄:6月28日(火)
【内容】
国産のじゃがいもを使用した、ほくほくとした食感が特徴のポテトサラダです。
じゃがいも本来の素材を活かすように、酸味の少ない特製マヨネーズを使用して味付けしました。
【商品名】国産じゃがいもの明太ポテトサラダ
【価格】139円(税込150円)
【発売日】 北海道・東北・関東:6月21日(火)
東海・北陸・関西・中国・四国・九州・沖縄:6月28日(火)
【内容】
国産のじゃがいもを使用した、プチプチとした明太子の食感が特徴の明太ポテトサラダです。
特製のマヨネーズを使用して味付けしました。
※画像はイメージです。
※軽減税率対象商品につき、税込価格は消費税8%にて表示しております。
※店舗によって取扱いのない場合がございます。
ファミリーマートは、「あなたと、コンビに、ファミリーマート」のもと、地域に寄り添い、お客さま一人ひとりと家族のようにつながりながら、便利の先にある、なくてはならない場所を目指してまいります。
以上
【ご参考】
■ファミリーマートの商品におけるプラスチック削減の取り組みについて
◆既存の取り組み
<軽量化タイプのスプーンの導入>
プラスチック使用量の削減を目的に、持ち手の部分を穴の開いたデザインとした軽量化タイプのスプーンを導入しております。スプーンは、2021年5月から順次導入し、現在全国の店舗で取り扱いしております。
従来品と比較し、スプーンで約12%のプラスチックの使用量を削減しております。
<マドラー本体の木製化、外装を紙製に変更>
「ファミマカフェ」用のマドラーは、2020年3月以降、本体は木製、外装の袋は紙製に変更しております。変更前と比較して、年間約80トンのプラスチック使用量の削減効果となりました。
◆生分解性プラスチックを使用したカトラリーの導入拡大
<スプーン:生分解性プラスチック製スプーンの取り扱い地域を拡大>
現在、持ち手の部分を穴の開いたデザインとした軽量化スプーンを全店舗で導入しておりますが、東北地方と関東地方の店舗約7,300店では、生分解性プラスチック製スプーンも導入し、各店舗で自由に選択できるようにしております。導入エリアは、今後順次拡大していく予定です。※一部地域では取り扱い状況が異なる場合がございます。
<ストロー:全店で生分解性プラスチック製ストローとバイオマス配合のストローの選択制を実施>
全店舗で、生分解性プラスチック製ストローと、バイオマス5%配合したストローを取り扱いできるようにしており、各店舗で選択できるようにしております。
◆手巻きおむすびの包材変更について
2022年4月から、手巻おむすびの包材フィルムの一部をバイオPP(※)を使用したフィルムに変更し、東北、関東、中部、北陸地域の店舗より順次、導入を開始しております。年間約7トンの石油系プラスチックの削減効果を見込んでおります。
(※)原料として植物などの再生可能な有機資源を使用するポリプロピレンの略称
◆スープ容器の環境配慮型容器について
2021年10月から、スープ容器の本体を一体化容器(プラスチック/紙)にするとともに、蓋の材質・材厚を変更。年間約39トンのプラスチック削減効果を見込んでいます。
◆直巻おむすびの包材変更について
2021年8月から、直巻おむすびの包材を、薄肉化および、バイオ素材の配合に変更することで、プラスチック使用量を減らし、年間約70トンのプラスチック削減効果を見込んでいます。
◆パスタ容器の環境配慮型容器について
2021年6月から、パスタ容器を再生可能資源由来のバイオPP容器に変更。2021年10月から、鍋の容器へも拡大しました。
■「ファミマecoビジョン2050」の概要
ファミリーマートは、2020年2月に「ファミマecoビジョン2050」を策定し、持続可能な社会の実現に貢献するため、2030年及び2050年に向けた中長期目標として、「温室効果ガス(CO2排出量)の削減」、「プラスチック対策」、「食品ロスの削減」の3つのテーマに基づき数値目標を設定しております。
1.温室効果ガスの削減:店舗運営に伴うCO2排出量(1店舗当たり)
・省エネ型機器の導入により、店舗の電気使用量を抑制し、CO2排出の削減を進めます。
【数値目標】 2030年 50%削減、2050年 100%削減(2013年対比)
2.プラスチック対策:オリジナル商品の環境配慮型包材・容器の使用割合
・容器・包材に植物を原料にしたバイオマスプラスチックや再生PETを配合するなど、環境配慮型素材の使用を進めます。
【数値目標】 2030年 60%、2050年 100%
尚、レジ袋等の用度品を含めた環境配慮型素材割合は2030年度までに70%の水準を目指します。
3.食品ロスの削減
・商品の発注精度の向上や容器包装の改良等によるロングライフ化を進めることで、食品ロスの削減を推進します。尚、発生した食品廃棄物は、食品リサイクルループなどの取り組みにより資源の有効活用につなげてまいります。
【数値目標】 2030年 50%削減、2050年 80%削減(2018年対比)