与論島の祖母の家を「もうひとつの故郷」に。一棟貸切宿「ヨコロン」のクラウドファンディング、第一目標50万円を達成

掲載日: 2026年10月20日 /提供:与論島・一棟貸切宿ヨコロン

宿に名前を残す「ただいま」の木ふだを10月20日に追加。宿を一緒に育てる「村人100人」とのつながりを目指し、11月30日まで支援を募集


星空の広がるヨコロン宿(2026年9月、与論島在住の高校生カメラマン縁くん撮影)

ヨコロンコーヒー焙煎所(神戸市灘区、代表:大山ようこ)は、鹿児島県・与論島にある祖母の古民家を、一棟貸切宿「ヨコロン」として再生するクラウドファンディングを2026年10月13日に開始しました。公開から24時間で20人から381,610円の支援が寄せられ、10月15日夜に第一目標の50万円を達成しました。

募集は11月30日まで。宿を一緒に育てる「村人100人」とのつながりを目指し、必要な宿泊営業許可の取得後、2027年6月以降の開業を予定しています。

プロジェクト詳細・支援:
https://camp-fire.jp/projects/961873/view

島の人と囲む夜の庭。花火も、BBQも、みんな一緒に


■ 島に、もうひとつの「家」をつくる
与論島は周囲約23kmのサンゴ礁に囲まれた小さな島です。

サンゴ礁に囲まれた与論島の海

ヨコロンは、この島の城(グスク)集落に「開村」する一棟貸切の宿です。旅行者として泊まりに来るのではなく、村の一員として帰ってきてほしい。その思いを込めて「宿」ではなく「村」と呼んでいます。

庭で囲むごはんと、空港での見送り。迎えて、もてなし、また送り出す島の日常


家族で川の字になって眠れる和室

■ なぜ、この宿をつくるのか

与論島に移り住んだ頃の大山ようこ(右)

4歳で母を亡くした私を育ててくれたのは、与論島の人と自然でした。夜になれば頭の上いっぱいに星が降り、誰かが必ず声をかけてくれる。その穏やかな時間が、今の私の土台になっています。

2022年から、祖母の家を守るための修繕を始めました。2023年に乳がんを経験し、治療後に帰った与論島で受け取った温かさを、今度は島外の人へ手渡したい。
子どもが島の土と海に触れ、大人が肩の力を抜ける「帰ってこられる場所」をつくろうと、この家を宿として開くことを決めました。

家の再生を支えてくれている島の人たち


開業準備中の家に滞在した親戚の子(小学校6年生)が、東京へ戻ってからまとめた自由研究「与論島図鑑」

■ 支援者300人と、村人100人
目指すのは、支援者300人との出会い。そして、その出会いを入口に、開業後もヨコロンの歩みを見守り、宿と人、人と人との関係をつないでくださる『村人』100人との関係を育てることです。

金額だけでなく、この宿を「自分の場所」だと思ってもらえるよう、一人ひとりとのつながりを丁寧に育んでいくことを何より大切にしたいと考えています。
「宿は木材で建ちますが、故郷は、人の記憶と関係によって育つ」。いただいたこの言葉に、私がやりたいことの原点があると気づきました。

ここでいう『村人』とは、木ふだの支援者に限らず、ヨコロンの歩みを見守り、与論島との関係をこれからも育てたいと願う人たちの呼び名です。木ふだは村人資格を購入するものではなく、古民家再生へのご支援と、その関わりを家に残すためのリターンです。

支援者や島の人との歩みを、ご本人の同意を得た範囲で『村人ノート』に記録していく予定です

(母と父の眠る場所から見える景色)

■ 宿に名前を残す「ただいま」の木ふだ
10月20日より、個人のお名前やご家族の名前、チーム名などを記した木ふだを宿に設置するリターンを追加します。自分たちの名前が掛かっている家へ、いつか「ただいま」と帰ってくる。そんなきっかけをつくります。

木ふだ掲示の完成イメージ。実際の素材・寸法・デザインとは異なる場合がございます。

1. みんなの木ふだプラン|30,000円・限定20名
お一人ずつのお名前をレーザーで刻んだ細身の木ふだをつくり、『ヨコロン宿再生のしるし』として、ほかの支援者の木ふだとともに掲示します。

2. 個別木ふだプラン|50,000円・限定20名
『みんなの木ふだ』への掲示に加え、玄関に、より大きな個別木ふだを一枚掲げます。

■ 支援金の使い道 - まだ足りないもの
私は2022年から、約600万円をかけて3期にわたる工事を行い、トイレ、お風呂、洗面所、キッチン、正面玄関と裏口の外壁などを修繕してきました。

正面玄関と裏玄関の改修(左:改修前/右:改修後)


洗面所と洗濯場・お手洗い(左:改修前/右:改修後)

誰かにお願いする前に、まず自分の覚悟を差し出す。そう決めて、少しずつ家の形を取り戻してきました。それでも、お客さまを迎える宿になるには、まだ修繕と設備の準備が必要です。いただいたご支援は、集まった金額に応じて次の順番で、大切に使わせていただきます。

台風から家を守るため、まだ修理が必要な場所

室内にも、細かな修繕が必要な場所があります

STEP 01|安心して眠れる家にする(整備費概算:約50万円/累計募集目標:50万円)
・敷地まわりの廃材の撤去と整理
・防火設備や防火カーテンの用意

STEP 02|家族で心地よく過ごせる家にする(整備費概算:約100万円/累計募集目標:150万円)
・襖の設置と鍵の取り付け
・ソファベッド1台と寝具5組の購入
・ドライヤー、ヘアアイロン、タオルなどの用意

STEP 03|快適に過ごせる家にする(整備費概算:約150万円/累計募集目標:300万円)
・旅の前からワクワクしてもらえる公式ホームページの制作
・エアコンなどの設備

STEP 04|台風に負けず、次の世代まで守れる家にする(整備費概算:約300万円/累計募集目標:600万円)
・網戸の取り付け
・壁・天井・床・サッシの修繕
・錆びたトタンの外壁を、丈夫な外壁へ張り替え
・雨戸と戸袋の製作
※鍵の取り付け、天井・床・サッシの修繕、網戸の設置は現在見積もり中です。金額が決まり次第、活動報告でお知らせします。

目標金額:第一段階50万円 → 第二段階150万円 → 第三段階300万円 → 第四段階600万円(All-in方式)
ひとつひとつのご支援が、薪をくべるように、この家に少しずつ灯りをともしていきます。

※これまでの改修費約600万円と、今回のクラウドファンディングにおける第四段階目標600万円は別のものです。

■ 島の人や事業者とつくるリターンを、毎週火曜9:00に追加

リターンを一緒につくる島の人たち

・10/13 朝戸集落の養蜂家|生はちみつ「おひさまのしずく」
・10/13 ヨロンオーガニック|出汁ふりかけ「サガまーちゃん」
・10/20 ヨコロン宿|「ただいま」の木ふだ(名前を宿に迎える2種類の『ただいまの木ふだ』(3万円:お名前を刻んだ細身の木ふだを『ヨコロン宿再生のしるし』として集合掲示/5万円:集合掲示に加え、玄関に大きな個別木ふだを掲示)
・10/27 島の高校生カメラマン・縁(えにし)くん|家族写真の撮影(島内で1時間)※2025年にペンキ画家SHOGENさんらと「3人展」を茶花自治公民館で開催
・11/3 与論島のパンフレットも手がける、島の歌い手で三線弾きのデザイナー|親子でそろうヨコロンTシャツ(島への愛を込めてデザイン)
・11/10 島の人が働く場をつくる福祉事業所「与論秀和苑」|伝統製法の塩「命泉塩」(与論の恵みと、つくり手の温かさが詰まったひと粒)
・11/17 島の人に助けられ、移住してカフェを営むゆきさん|島ばななや規格外の果物のグラノーラ(採れすぎてしまう島の恵みで、島の人と自然に恩返しを)
・11/24 島に住む小学生のいる家族と焼肉店サムさん|与論島で育った牛の庭BBQ(島の人が帰省した親戚や友人をもてなす、島ならではの「おかえり」を体験)

※予定は審査・準備状況により内容や公開日が変更になる場合がございます。


■ 2026年夏、開業準備中の祖母の家に、親戚として滞在した家族の記録(動画)
2026年夏、東京在住の小学2年生と6年生の姉妹とそのご両親が滞在した記録です。
東京に帰った姉妹は、島で見つけた植物や貝、魚、出会った人たちのことを、自由研究「与論島図鑑」にまとめました。島で過ごした数日間が、子どもたちにとって一生の思い出になる。ヨコロンは、そんな時間を届けたいと考えています。
https://www.youtube.com/watch?v=s-44U_w83cg

撮影:しまの映像屋 川上 精一さん
与論町出身。航空自衛隊で28年間勤務したのち、故郷にUターン。ドローン操縦歴10年超のプロとして、与論島の海の青を空から撮り続けています。

■ プロジェクト概要
プロジェクト名:【与論島】「ただいま」と帰れる島の家を、もうひとつの故郷に|ヨコロンコーヒー
期間:2026年10月13日(火)~11月30日(月)
掲載先:CAMPFIRE https://camp-fire.jp/projects/961873/view
予約開始:必要な宿泊営業許可の取得後、2027年春以降に受付開始予定
宿の開業:必要な宿泊営業許可の取得後、2027年6月以降の開業を予定しています。
※宿泊営業の許可は現在申請の準備中です。予約開始・開業の時期は、工事の進み具合を前提とした予定です。
所在地:鹿児島県大島郡与論町・城〈グスク〉集落

■ 宿主プロフィール
大山ようこ 東京都品川区生まれ。4歳で母を亡くし、与論島で育つ。18歳で大阪に出て美容師として働いた後、奄美大島に本店のある奄美航空ツーリストで大阪支店の立ち上げに携わり、島へ帰る人の旅をサポート。その後、子ども服の販売店を立ち上げ、2019年から企業向けにSNS運用を支援する事業を始める。コロナ禍でオンライン対応を急ぐ事業者を支えようと、自分を後回しにして働き続けた末に体調を崩した経験から、2026年2月、「自分ファーストはわがままじゃない」をコンセプトに、神戸市灘区にヨコロンコーヒー焙煎所を開店。コーヒー豆の焙煎・販売とブランド企画のサポートを行う。2022年から与論島にある祖母の家の改修を続け、一棟貸切宿「ヨコロン」の2027年開業を目指している。

■ 地域紹介|与論島(鹿児島県大島郡与論町)
与論島は、鹿児島県の最南端、沖縄本島のすぐ北に浮かぶ周囲約23kmの小さな島です。島をぐるりとサンゴ礁が囲み、潮が引いたときにだけ沖合に現れる「百合ヶ浜」は、「幻の砂浜」と呼ばれています。

夜は街灯を抑える取り組みにより満天の星が広がり、2023年には「世界の持続可能な観光地TOP100」に選ばれました。「畜産が盛んな島」とも言われ、人口は約4,900人です。

2026年7月、NHKは2027年度後期の連続テレビ小説『なぎさの進化論』の舞台を、現代の大阪と与論島にすると発表しました。新米の獣医師が主人公で、大阪での研修を終えた後、与論島で働く物語です。放送は2027年秋からの予定です。
ヨコロンがあるのは、旧暦の3月・8月・10月の十五日に豊年祭「与論の十五夜踊」が奉納される地主神社のある、城(グスク)集落です。
※本プロジェクトはNHKおよび同番組とは関係ありません

■ 関連リンク
Instagram:https://www.instagram.com/vyokoron/
ブログ:https://www.yokoron.com/blogs/news
ヨロン島観光協会:https://www.yorontou.info
しまの映像屋 川上 精一さん:https://www.instagram.com/seiichi_kawakami/
報道用写真・動画:https://drive.google.com/drive/folders/1dbiIlcnNG63zo3bOm8yqUpyMHEN1olWy


■ 本件に関するお問い合わせ
大山ようこ(ヨコロンコーヒー)
神戸市灘区篠原南町6-1-10グランビア灘東棟1階
電話&Fax:078-806-8839 メール:yokoron@yokoron.com

■ 取材の案内
代表へのオンライン取材可/現地取材は日程調整のうえ対応/2026年夏、開業準備中の家に滞在した親戚の家族の取材も日程調整のうえ対応可(東京)


※本プロジェクトはNHKおよび同番組とは関係ありません

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