「未来のレモンサワー」国内飲料で初めて動的意匠を取得

掲載日: 2026年10月19日 /提供:アサヒビール

「レモンスライスが浮き上がる一連のプロセス」が新しいデザインと認定。開栓時の驚き・ワクワク感などの体験価値を生み出す“動き”が知的財産に

 アサヒビール株式会社(本社 東京、社長 松山一雄)が販売するRTD※1「未来のレモンサワー」の「レモンスライスが浮き上がる一連のプロセス」が、“動き”の意匠権である動的意匠※2として認められ、特許庁に登録されました。形状のない液体がデザインとして認められた例はこれまでになく、飲料商品で動的意匠を取得したのは国内初※3となります。(登録番号:意匠登録第1833581号)

 「未来のレモンサワー」は、フルオープン缶の中に本物のレモンスライスを漬け込んだ世界初※4の仕様のサワーです。本物のレモンならではの豊かな香りと果実感を楽しめることに加え、ふたを開けるとレモンスライスが浮き上がってくる演出など、“五感で楽しむ新しいレモンサワー体験”を提案しています。
 今回の意匠権取得により、レモンスライスが浮上する一定の規則性のある動きが新しいデザインであると認定され、この動きがもたらす驚きやワクワク感といった体験価値が知的財産として保護されることとなりました。

※1:「Ready to Drink」の略。購入後、そのまま飲用可能な缶チューハイなどを指す
※2:商品の形やデザインなどを保護するための権利。動的意匠は物品等の機能に基づく形状等の変化を、その前後にわたり保護する意匠
※3:1960年~2026年9月の意匠を調査
※4:フルオープンかつレモンスライスが入った世界初の缶チューハイとして



 「未来のレモンサワー」は、2024年の発売以降、レモンの味わいや香りを五感で体験できるこれまでにないRTDとしてお客さまから高い評価を得ています。限定発売のたびに大きな反響をいただき、多くのお客さまから継続販売を望む声が寄せられてきました。生産体制の整備が進んだことにより、10月20日から『未来のレモンサワー オリジナル』『未来のレモンサワー 濃いめ』の通年販売を開始します。今後も「未来のレモンサワー」ブランドの価値向上を図るとともに、定番品と限定フレーバーの展開を通じて、お客さまに新たな驚きと楽しさを提供していきます。

■意匠権取得の背景 アサヒビール 知財戦略部 部長 佐々木克哉コメント


 従来、知的財産は「モノ」に紐づく技術やデザインを保護するものとして捉えられてきました。今回の意匠権取得についても、一義的には、知財として権利化することで模倣を抑止することが目的でした。一方で、今回はお客さまが商品を通じて得る「体験」を保護対象とした点に特長があります。開缶後にレモンスライスが浮かび上がる驚きやワクワク感といった体験価値そのものを知的財産として保護すること自体が大きなチャレンジであり、その実現を目指してきました。
 実は、2022年に『アサヒスーパードライ 生ジョッキ缶』の「開栓後に泡が盛り上がる動き」を動的意匠として保護することに挑戦しましたが、泡の発生・消滅が不規則で定形性や変化の規則性などが認め難いことを理由に意匠該当性が認められませんでした。
「未来のレモンサワー」の動的意匠登録は、「生ジョッキ缶」の挑戦を含め4年半を費やしが取り組みの成果です。特許庁に意匠として認められたことは、当社がお客さまに新しい体験価値を創造し提供する企業であることを改めて示す象徴的な出来事だと考えています。
 知財部門では、開封後に炭酸ガスの作用で乾燥レモンが浮上する技術を守る「特許権」(他、10件以上特許出願中)や、商品名などを保護する「商標権」に加えて、お客さまが「レモンが浮いてきた!」と感じる体験そのものを守る意匠権を組み合わせた「知財権ミックス」により、「未来のレモンサワー」ブランドの価値向上を図っています。今後も知的財産を活用したブランド保護活動を積極的に推進し、企業価値向上に貢献していきます。









bnr_article_ai-ocr_faxshori_2.png

注目のキーワード

すべてのキーワード

業界

トピックス

地域