株式会社SACMOTs、NEDOのNEP躍進コース3000に採択

掲載日: 2026年10月08日 /提供:SACMOTs

エピゲノムに着目した種子加工技術で植物工場の栽培期間短縮と生産性向上を目指す

株式会社SACMOTs(サクモツ)は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が実施する2026年度「研究開発型スタートアップの起業・経営人材確保等支援事業/ディープテック分野での人材発掘・起業家育成事業(NEP)」の躍進コース 3000に採択されました。採択テーマは「GMO非依存型種子技術による植物工場高回転率化に向けた技術開発」です。
本事業では、九州大学で開発されたエピゲノムに着目した種子加工技術を植物工場向けに最適化し、葉物野菜の栽培期間短縮と、加工後の種子の保存性を検証します。植物工場事業者や種苗会社との連携を通じて、技術の実用化と事業化を進めます。



植物工場の採算性改善に向けた取り組み

気候変動下での安定した食料生産を支える手段として、植物工場への期待が高まっています。一方で、光熱費や人件費などの運営コストは、事業の採算性を確保するうえで大きな課題となっています。

SACMOTsは、植物が持つ能力を種子の段階から引き出すことで、収穫までの期間を短縮する技術の開発に取り組んでいます。同じ設備で年間に栽培できる回数を増やし、植物工場の生産性と採算性の改善につなげることを目指します。

遺伝子の働きに着目した種子加工技術

エピゲノムとは、DNAの配列を変えずに遺伝子の働きを調節する仕組みです。当社の技術は、この仕組みに着目して種子を加工するもので、遺伝子配列を直接改変せず、既存品種への適用を目指しています。九州大学での基礎研究と簡易的な水耕栽培で得られた知見をもとに、植物工場で利用される品種や栽培条件に適した加工条件を検証します。

今後の展開

事業期間の前半は自社研究設備で加工条件の最適化を進め、後半は植物工場事業者等との連携により、現場に近い環境での実証を予定しています。実証結果をもとに、加工種子の販売に向けた品質管理や供給体制を整え、将来的には海外への展開や適用作物の拡大を検討します。

株式会社SACMOTsについて

SACMOTsは、九州大学の研究成果をもとに、2025年12月に設立されたスタートアップです。代表取締役CEOの村上真哉と、取締役CTOで九州大学教授の石橋勇志を中心に、種子技術の社会実装に取り組んでいます。「100億人の食卓と地球の未来を守る、次世代食料生産システムの実現」を掲げています。

本件に関するお問い合わせ

株式会社SACMOTs
問合せ先:corp@sacmots.com
Webサイト:https://sacmots.com/

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