村民はいない。村役場もない。地図にも載っていない--けれど、世界中から旅人が集まる場所。
福岡県行橋市で、行政主導でも補助金頼みでもない、民間発の地方再生プロジェクト「毛ガニ村(KEGANI MURA)」が本格始動!
仕掛け人は、トヨタ自動車九州に12年間勤務した後に安定を手放した宮西秀実と、その挑戦を信じて共に歩むことを決めた妻の文(あや)。大手外資系ブランドの美容部員として活躍していた妻もまた築き上げたキャリアと安定収入を手放し、夫と共に歩む道を選択。
10年前の毛ガニコーヒーやエアストリーム開業から始まった挑戦を土台に、夫婦揃っての新たなステージへと踏み切りました。それは何よりも「家族で過ごす時間」を大切にし、自分たちの手で理想の人生と暮らしを創り上げるための決断でもありました。
夫がモノづくりの技術で空間を切り拓き、妻が培ってきた感性とおもてなしの心で温かな人の輪を育む--まさに夫婦二人三脚の挑戦。
「地方に何もないのではない。まだ誰も価値を見つけていないだけ」という信念のもと、10年間放置されていた空き家と、アメリカで朽ちかけていた銀色のヴィンテージキャンピングカー「エアストリーム」を自らの手で再生。「地方の“いらないもの”を新たな観光資源に変える」挑戦を続けています。
「この街をもっと面白くしたい!」という夫婦の純粋な思いから始まったこの村は、完成された観光施設ではなく、ずっと創って、ずっと進化していく、過程そのものが観光資源。
そんな「未完成を価値にする地方創生」の実証実験が、いよいよ本格的に始動します。
1. 地図にない村が、地方の“いらないもの”を観光資源に変える
地方には、空き家が増え、使われない土地が増えています。若者が減り、地域から商店や宿泊施設が消えています。しかし、毛ガニ村の創設者である宮西は、それらを地域の“負債”ではなく、まだ価値が発見されていない“眠れる資産”だと考えました。有名な観光地に人を集めるのではなく、観光地ではなかった場所に「わざわざ行きたくなる理由」をつくる。古いから、捨てる。地方だから、諦める。人が来ないから、何もしない。
毛ガニ村は、そんな当たり前をひっくり返します。
2. 安定を手放し、夫婦の手で創り上げた第二の人生
この村をつくったのは、トヨタ自動車九州に12年間勤務した後、安定した会社員生活を手放した宮西秀実(村長/毛ガニパパ)と、大手外資系美容ブランドの美容部員としてキャリアを積んだ妻のAya(lotta yoga house代表)。会社員を手放して10年、夫婦の手で一歩ずつ創り上げてきたのが、この第二の人生の舞台。
モノづくりの現場で培った「ハード面の圧倒的な再生力・技術」と、妻が最前線で培った「ソフト面の極上のプロデュース力・おもてなし」。お互いの強みを敷地内で感じ合い、家族で過ごす時間を増やしながら、手作りで村を拡張してきました。
退職後、宮西が出会ったのは、アメリカ生まれの銀色のトレーラー「Airstream(エアストリーム)」でした。アメリカで何十年も使われ、朽ちかけ、忘れられようとしていた車体を日本へ輸入。雨漏りを直し、傷んだ床を剥がし、アルミのボディを磨き、もう一度、人が集まる場所へと生まれ変わらせる。
宮西が再生しているのは、古いトレーラーだけではありません。
「役目を終えたものに、次の人生を与える」
それが、毛ガニ村の原点であり、夫婦が歩む第二の人生そのものなのです。
3. 価値の逆転:日本人には“古い昭和の家”、外国人には“憧れていた日本”
「地方に魅力がないのではない。そこに暮らす私たちが、身近すぎて価値に気づいていないだけ」
その挑戦の第一歩として誕生したのが、福岡県行橋市の一棟貸し宿「民泊毛蟹や/KEGANIYA」です。




「行橋市には、民泊なんて一軒もない」「こんなところに、わざわざ泊まりに来る人なんかいない」
民泊を始めようとしたとき、周囲から聞こえてきたのは、そんな言葉でした。
有名な温泉地でもなければ、誰もが知る観光名所がある街でもない。
旅行者は観光地に泊まり、外国人は都会や高級ホテルを選ぶのが当たり前だと思われていました。
新しく建てた高級ホテルではなく、どこにでもある日本の古い一軒家。
しかし扉を開けてみると、予想していなかった光景が。
韓国、中国、台湾、ベトナム、そして欧米--国境を越えて、さまざまな国から旅行者が行橋市を訪れ始めたのです。
彼らが求めていたものは、豪華なホテルでも、有名観光地の華やかさでもありませんでした。ある海外旅行者の言葉が、私たちの価値観を大きく変えました。
「高級なホテルは飽きました。私たちは、本当の日本の家に泊まりたい」
「日本の普通の家に泊まってみたい」
私たち日本人にとっては、見慣れた昭和の家。少し古く、特別でもなく、場合によっては「もう価値がない」と思われてしまう負債です。しかし、海外から来た人たちの目には、それが日本の漫画やアニメの中で見てきた「憧れていた本物の日本の暮らし」に映っていました。
畳の部屋、ベッドではなく布団を敷いて眠るという体験、家族で囲む食卓、引き戸や廊下のある間取り、玄関で靴を脱いで暮らす習慣。私たちが「古い」と感じていたものを彼らは「本物」と呼び、私たちが「何もない」と思っていた日常を、彼らはわざわざ海を越えて体験しに来たのです。
すでにある日本の暮らしを、壊さず、飾りすぎず、ありのまま残す。それだけで、誰かにとっては旅の目的地になります。誰かが「いらない」と言ったものを、誰かの憧れに変える。それが、毛ガニ村の考える地方再生の実証実験です。
4. 地方再生の鍵は「誰に届けるか」
地方再生において大切なのは、ターゲットを明確にし、その人に響く方法で発信することです。「自分たちにとっては当たり前のもの」でも、視点を変えれば「誰かにとっての宝物」に変わります。 例えば、ベッドではなく畳の部屋に布団を敷いて寝る日常も、訪日外国人にとっては特別な文化体験になるため、民泊「毛蟹や」ではあえてベッドではなく布団を採用しています。

単に古民家を再生して終わるのではなく、「誰に体験してほしいのか」を定め、そのターゲットに合わせた体験設計と発信を行うこと。それこそが、不要とされていた地域の魅力を価値ある体験へと変える鍵になります。
5. 「毛ガニ村」を構成する5つの主要施設・体験コンテンツ詳細
毛ガニ村は、「泊まる・買う・遊ぶ・働く・創る」が混ざり合う、境界線のない村です。現在は、以下の5つの拠点を軸に展開し、日々進化を続けています。
(1)民泊 毛蟹や/KEGANIYA

10年空き家を再生した、300坪の日本庭園を誇る国際交流の一棟貸し宿
民泊ゼロだった行橋市に誕生した、世界中から旅人が集まる毛ガニ村の玄関口。10年間放置されていた空き家を美しく、スタイリッシュに改装しました。四季折々の表情を見せる300坪の壮麗な日本庭園と重厚な門構えを誇り、一歩足を踏み入れれば、どこか懐かしい日本の原風景が広がります。海外ゲストにとっては「一度は泊まってみたかった本物の日本」、日本人にとっては「本当の豊かさを思い出す場所」として、連日賑わいを見せています。一歩外に出ると、神社と田園風景が広がり、朝のお散歩に出かけるとちょっと神秘的な空気に包まれます。
(2)本格ヴィンテージ・エアストリーム体験

村長の宮西は「エアストリームハンター」の異名を持つ。


アメリカから直輸入した、ヴィンテージ感漂うキャンピングカー「エアストリーム」。元トヨタ社員である村長が、モノづくりの魂を込めて手作業で解体・修理・研磨・リノベーションを施しました。ピカピカに磨き上げられたメタリックでクールなボディの内側には、レトロモダンでインダストリアルな大人の秘密基地空間が広がっています。この車両の圧倒的なクオリティと希少性が認められ、行橋市最高額となる「1,800万円のふるさと納税返礼品」にも選定。宿泊体験はもちろん、古い車両や部品が新しい空間へと生まれ変わる瞬間を見学したり、セルフ塗装を体験したりできるワークショップも随時開催しています。
(3)ヨガスタジオ「lotta yoga house」

元美容部員のAyaが主宰するヨガスタジオはメイクレッスンも受けられる
外資系大手美容ブランドでキャリアを築いた女将(Aya)が主宰する本格ヨガスタジオ。美のプロフェッショナルがプロデュースするこの空間は、単なるヨガスタジオではなく、「なりたい自分になる」ためにさまざまな角度からアプローチしています。ヨガレッスンはもちろん、ヨガリトリートツアー、ファスティング、インストラクター向け開業集客のサポートも行っています。


(4)コーヒースタンド & ドッグラン

「絶対に買ってはいけないコーヒー豆」で大人気の「毛ガニコーヒー」やコーヒーソフトが味わえる

併設のドッグランでは犬仲間が集まる
コーヒー豆の焙煎所を10年間運営し、オンラインや卸販売で全国にファンを持つ村長こだわりの一杯を、その場で味わえるコーヒースタンド。そして、その目の前に広がるのが、緑豊かな開放的ドッグラン&テラスです。(※コーヒースタンドは年内オープン予定)
ドッグランは愛犬たちがストレスフリーで自由に駆け回れる安心の設計。
全国から愛犬と一緒に訪れるペットオーナーや、ふらりと立ち寄る地元住民が、軒下で淹れたての本格コーヒーを片手にニコニコと過ごす、境界線のない温かなコミュニティ空間となっています。一日の終わりには、息をのむほど美しい行橋の夕陽が広がります。

行橋の壮大な夕陽は見もの
(5)地元行橋の自然を満喫するモデルプラン

民泊「毛蟹や」を拠点にゴルフや有名温泉地へ

行橋ではサップも楽しめる
有名な観光名所がないと言われる行橋市だからこそ、地元民しか知らない隠れスポットや、わざわざ訪れたくなる目的地を繋いだ、滞在型の地域周遊観光プログラムが魅力。
行橋周辺エリアの美しい自然景観、緑豊かな山並み、名湯・温泉、地元ならではの深い食文化を五感で堪能するプラン(地元民がおすすめする行橋観光プラン|自然・癒し・体験が詰まった2泊3日モデルコースや、行橋でゴルフ×温泉三昧!お得に別府・湯布院も楽しめる1泊2日モデルコースなど※ホームページに掲載)を提案。地域全体を巻き込んだ地方再生の形を実証しています。
6. メディア・テレビ番組(ドキュメンタリー・情報・経済番組)必見の撮れ高
「毛ガニ村」は、とにかく現地に来ていただければ、一発でお茶の間を引きつける面白さと心地よさが伝わる場所です。バラエティ、旅番組、ドキュメンタリー、地方創生特集など、あらゆる番組構成に柔軟に対応可能です。【番組スタッフの皆様へ:3つの取材メリット】
・ニュース性と社会性(地方再生のリアルな現場):
10年空き家のビフォーアフター、1,800万円のふるさと納税返礼品、海外客が押し寄せる「価値の逆転現象」など、視聴者の興味をそそる具体的な数字とエピソードが満載。
・元トヨタ社員×元美容部員の転身ドラマ:
大手自動車メーカーのモノづくりのプロと、大手外資美容ブランドのプロが、安定を捨ててゼロから夫婦で手作りの村を興す人間味あふれるストーリー。
・圧倒的なビジュアルと豊富な画変わり:
300坪の情緒ある日本庭園、ピカピカに輝く巨大ヴィンテージエアストリームの研磨作業、ヨガスタジオ、愛犬が走るドッグラン、青空テラスでのコーヒー。1箇所のロケで多彩なシーンが撮影できます。
7. 将来の構想:未完成の村が描く、これからの地域の未来
毛ガニ村は、これで終わりではありません。将来的には、犬と一緒に宿泊できる「エアストリームヴィレッジ」の建設、宿泊しながらトレーラーの魅力を体感できる「エアストリームショールーム」の開設、さらに地域の生産者と旅行者が日常的に交わる「体験型大規模BBQイベント」や「クラフトマーケット」の定期展開などを計画しています。人口が減っても、地域の価値まで減るわけではありません。毛ガニ村は、「捨てられるはずだったものが、誰かの目的地に変わる村」として、これからもずっと創り続け、ずっと進化していきます。地図には、まだ載っていない。けれど、ここから新しい地域の未来が始まります。
8. 施設概要・アクセス
・プロジェクト名:福岡県行橋市「毛ガニ村(KEGANI MURA)」
・代表・創設者:宮西 秀実(村長/毛ガニパパ・元トヨタ九州)
・所在地:〒824-0041 福岡県行橋市大野井144-1
・アクセス:
北九州空港から車で20分
東九州自動車道 行橋インター降りて3分
行橋駅から車で7分
・公式ウェブサイト:https://keganimura.com
(※公式サイト内にて、メディア関係者様向けの取材受付、および高解像度画像アセットのダウンロードが可能です)
【本件・取材・ロケハンに関するお問い合わせ先】
プロジェクト名:福岡県行橋市「毛ガニ村」地方再生プロジェクト
担当者:宮西 秀実(村長/毛ガニパパ)
取材・ロケご相談:公式サイト内「お問い合わせ/取材依頼」窓口、または 公式Instagram(@keganimura)のDMへお気軽にご連絡ください。
※番組ロケ・取材対応、機材の搬入スペース、スタッフ様の送迎サポート等も柔軟に全面協力させていただきます。









