液体紙容器のプラスチック使用量削減と商品の信頼性向上を両立するキャップを開発

掲載日: 2026年10月06日 /提供:大日本印刷

開封確認機能によりシュリンクフィルムを不要に

大日本印刷株式会社(DNP)は、酒類、調味料などに用いられる液体紙容器のキャップと中栓を、一度の動作で同時に開けられる「DNP易開栓(いかいせん)キャップ」*1を提供しています。今回、不正な開封の有無を確認できる機能を新たに付与した製品として、「DNP易開栓キャップ(タンパーエビデントタイプ)」を開発し、2027年1月に提供を開始します。
本製品は、液体紙容器商品のキャップを開封すると、キャップからタンパーエビデントバンドが分離しバンドが注出口に残ることで、商品の開封状態を目視で判別できます。これにより、内容物に対する改ざん等の不正行為を抑止し、商品の信頼性の向上に貢献します。従来の容器全体を覆っていたシュリンクフィルムが不要になることで、プラスチック使用量の削減につながります。

開栓前

開栓後(タンパーエビデントバンドが分離している状態)


【「DNP易開栓キャップ(タンパーエビデントタイプ)」開発の背景】
酒類などの一部の液体紙容器は、商品の改ざん抑止や汚れの付着防止を目的にシュリンクフィルムで容器全体を覆う場合が多く、一定量のプラスチックを使用します。近年、国内外でプラスチック廃棄量の削減や資源循環の促進が求められるなか、「DNP易開栓キャップ(タンパーエビデントタイプ)」を開発しました。

【概要と特長】
- 本製品は、液体紙容器のキャップを初めて開封すると、リング状のタンパーエビデントバンドがキャップから分離します。キャップを再封すると、キャップとバンドの間に隙間ができることで、不正な開封の有無を目視で確認できます。これにより、従来使用されているシュリンクフィルムによる保護がなくとも改ざん等の不正行為を抑止し、商品の信頼性の向上に貢献します。
- 本製品の採用によってシュリンクフィルムの使用が不要になり、プラスチック使用量の削減につながります。1.8Lの液体紙容器1本あたりに使用されるシュリンクフィルム約3g、900mlの容器の場合に使用されるシュリンクフィルム約1.9gを削減します(自社調べ)。
- 本製品は「DNP易開栓キャップ」と同様に、キャップを回す一度の動作で、キャップと中栓を同時に開けられます。これにより、従来のプルリングを使った中栓の開栓時の課題である、プルリングへの指のかかりにくさや開栓時の液はねといった課題を低減し、生活者の利便性向上に貢献します。


【今後の展開】
DNPは、本製品を酒類メーカーや調味料メーカー向けに提供し、2030年度までに累計10億円の売上を目指します。また、「DNP易開栓キャップ」から「DNP易開栓キャップ(タンパーエビデントタイプ)」へ提供を順次切り替えていく予定です。今後は、洗剤などの非食品容器への展開や、グローバル向けの仕様の開発を進めていきます。
なお、2026年10月14日(水)~16日(金)に東京ビッグサイト・東ホールで開催される「2026東京国際包装展(TOKYO PACK 2026)」のDNPブース(東1ホール ブースNO.1R13)*2で本製品を紹介します。

*1 DNP易開栓キャップ → https://www.dnp.co.jp/biz/products/detail/20172611_4986.html
*2 DNPのTOKYO PACK 2026の出展概要 → https://www.dnp.co.jp/biz/eventseminar/event/20178525_4966.html
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