
スタッフによる授業の様子
青森の文化を目一杯満喫する温泉宿「青森屋 by 星野リゾート」と株式会社ベネッセコーポレーション(本社:岡山県岡山市、代表取締役社長:岩瀬 大輔、以下「ベネッセ」)は、小中学校向けICT学習(*1)ソフト「ミライシード」の協働学習アプリ「オクリンクプラス」内で展開する「企業・団体コラボコンテンツ」において、キャリア教育教材を共同制作しました。
本教材の活用および学校創立150周年記念事業の一環として、2026年9月25日(金)に八戸市立長者小学校にて、全校児童約340名を対象とした公開授業を実施しました。
*1 Information and Communication Technologyの略称。パソコンやタブレット端末、デジタル教科書、インターネットなどの情報通信技術を活用した学習方法。
本取り組みの背景
児童・生徒が社会とのつながりを感じながら探究的に学べる機会への関心が教育現場で高まる中、ベネッセでは、全国約12,000校の小中学校に導入されているICT学習ソフト「ミライシード」を活用し、企業や団体の取り組みを教材化する「教育共創モデル」を推進しています。
一方、青森県においては、若年層の県外流出や地元産業・企業に対する認知・理解の機会が少ないことから、子どもたちが地域で働く将来像を描きにくいといった課題が存在します。
そうした中、旅を通して地域の魅力を発信する青森屋では、県内出身スタッフが約6割(*2)を占めており、スタッフ一人ひとりの深い郷土愛を原動力に、多様でぬくもりのあるおもてなしを届けてまいりました。そのスタッフの働く姿を伝えることが青森の子どもたちの未来や地域課題の解決に寄与すると考え、ベネッセの「地域と子どもたちの未来をつなぐ」という企画趣旨に共感したことから、両者による共同制作および公開授業が実現しました。
*2 2026年9月時点情報。
共同制作教材の概要
本教材では、青森屋で働くスタッフやその取り組みを具体的な事例として取り上げています。子どもたちが親近感を持って自身の興味関心を起点に地域の魅力を再発見し、働く人の思いや工夫に触れることで、「好き」を「未来の仕事」へつなげるキャリア教育の展開を目指した取り組みです。
タブレット端末を活用して自発的な思考や意見共有を促すデジタルワークショップ形式で設計された本教材は、「ミライシード」内の「オクリンクプラスですぐ使える! 企業・団体コラボコンテンツ」として公開されています。
教材テーマ :「好き」は未来の仕事になる?
内容 :青森屋のスタッフの働く姿を事例に、青森県の「食べもの」「生活」「ことば」
「伝統」を切り口に、未来の仕事の可能性を探究するデジタル教材。
学習ステップ・構成:
1 地域の魅力発見
青森の強みや地域資源(特産物、青森ヒバ、雪、ねぶた等)を視覚的に理解。
2 働く人の思いに触れる
青森屋で働くスタッフの「子どもの頃の好き」と「現在のおもてなしの仕事」をつなぐ動画インタビューコンテンツを視聴。
3 「おもてなし企画」の考案&対話
児童自身が企画担当者となり、対象者・時・場所・方法を組み合わせて地域の魅力を届けるアイデアをワークシートに作成・共有。
4 「好き」×「仕事」の振り返り
自身の「好き」とその魅力を掘り下げ、将来の仕事や地域の魅力発信へどう活かせるかを考える。
使用期間 :2026年9月より全国の導入校にて順次配信・活用予定
【参考】「ミライシード」について
ベネッセが提供する、一斉学習・協働学習・個別学習それぞれの学習場面に対応した、小中学校向けICT学習ソフトです。全国の公立小中学校の40%を超える12,000校・410万人以上の児童・生徒に活用いただいています。
青森屋参考事例:https://bso.benesse.ne.jp/miraiseed/fansite/kigyou_collabo/case/aomoriya/
教材監修者コメント
八戸市立長者小学校 校長 石井一二三氏

教材を監修するにあたり、子どもたちに「青森県には、こんなにすてきなものがある」と気付いてほしい。そして、その魅力を支えている人たちの仕事にも目を向けてほしいという思いを大切にしました。
青森屋で働く方々の姿からは、子どもの頃の「好き」や経験が、誰かを喜ばせる仕事につながっていることが伝わります。地域の魅力を知ることを、自分自身の「好き」や可能性を見つめる学びへ。次期学習指導要領のキーワード「好きを育み、得意を伸ばす」に、まさにぴったりの教材です。
子どもたちが「自分にもできる」「自分も誰かの役に立てる」と感じ、未来への一歩を踏み出すきっかけとなる教材になればと願っています。
9月25日(金)実施 教材を活用した公開授業の模様
創立150周年を迎えた八戸市立長者小学校にて、この教材を活用した全2時間の特別授業を実施しました。
日時:2026年9月25日(金) 13:20~15:10
場所:八戸市立長者小学校
対象:全校児童(約340名)
【1時間目】全校児童による教材を活用した学習(1~6年生)

アイデアをワークシートにまとめる子どもたち
全校児童が本教材を活用し、青森県の魅力や地域資源についての発見や学びを深めたあと、「食べもの」をテーマにした事例動画を鑑賞。スタッフのおもてなしの工夫や視点を共通のヒントとして得た上で、6年生の児童がワークシートを用い、地域の魅力を届ける自分ならではの「おもてなし企画」の考案に取り組みました。
【2時間目】青森屋スタッフが講師を務めた特別授業(6年生)

「跳人」の跳ね方を体験

クイズで施設について知る

灯篭を手に取り、おもてなしの工夫を学ぶ
青森屋のスタッフが実際に講師として授業に参加し、「生活」「ことば」「伝統」を切り口に6年生の児童が3チームに分かれて、「本物」の地域文化やプロのおもてなしに触れる体験を実施しました。
【体験・実演内容】
ねぶたのお囃子実演&跳人(ハネト)体験:
太鼓や手振り鉦などの楽器に触れながら、祭りの熱気を直接体感。
四季の灯篭・アクティビティの工夫などを紹介:
現物に触れながら、ゲストに喜んでもらうための企画・制作プロセスを解説。
方言おもてなしの紹介:
「方言Navi」動画や実演を用いた温かみのあるコミュニケーションの紹介。
思考のブラッシュアップと講評:
スタッフのリアルな思いや技術に触れた児童は、1時間目に考案した企画案をブラッシュアップ。各チームの代表児童の発表に対して、一緒に授業に参加した青森屋のスタッフより講評とメッセージが贈られ、「ミライシード」を用いて授業全体の振り返りを行いました。
今後の展望
青森県においては若年層の流出や地域への定着が大きな課題となる中、地域の文化や産業は地元の人々の深い郷土愛、そして働く人々のアイデアや情熱が吹き込まれることで、初めて持続可能な価値へと変わると捉えております。今回の授業のように、子どもたちが自身の「好き」をきっかけに地域の強みに触れ、「地域で働く価値や面白さ」に気づく機会を創出することは、郷土愛を育み、地域の未来を担う人材やファンを育てる上で極めて重要なことだと考えます。
今後も積極的に教育現場や行政・地域企業との連携に取り組み、施設内にとどまらず青森県全体へ「地域の魅力を届けるおもてなしの輪」を広げ、より多くの方々が青森ファンになるように、国内外へ青森の文化と人々の魅力を発信してまいります。
青森屋 by 星野リゾート

青森四大祭りのお囃子の生演奏を披露するショー

青森の食文化を堪能できるビュッフェレストラン

青森の方言を楽しく学べるアクティビティ

青森の四季の風物詩をテーマにした空間
「のれそれ青森(*青森の方言で目一杯の意味) ~ひとものがたり~」をコンセプトに、青森の祭りや方言などの文化を満喫できる温泉宿。約22万坪の敷地内には自然が広がり、館内では四季ごとに多彩なアクティビティを楽しむことができます。
所在地 :〒033-0044 青森県三沢市字古間木山56
電話 :050-3134-8094(星野リゾート予約センター)
客室数 :236室・チェックイン:15:00/チェックアウト:12:00
料金 :1泊 24,800円~(2名1室利用時1名あたり、税込、夕朝食付)
アクセス:青い森鉄道三沢駅より徒歩約15分、三沢空港より車で約20分
URL :https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/aomoriya/
公式SNS:@aomoriya_by_hoshinoresorts #青森屋









