
アメリカ合衆国の公式観光促進団体であるブランドUSAはこのたび、2027年に全米各地で予定されている周年、新規オープン、大型イベントなど、訪米旅行の新たな魅力となる最新情報を集約したウェブページを、公式ウェブサイト上に開設しました。建国250周年という歴史的な節目を迎えた2026年に続き、2027年中もアメリカ国内で様々な周年の記念行事が催されます。メリーランド州ボルチモアではアメリカの鉄道開業200周年、カリフォルニア州サンノゼでは市創設250周年、バージニア州ブリストルでは、カントリーミュージックの発展に大きな影響を与え、「カントリーミュージックのビッグバン」と称される1927年のレコーディング「ブリストル・セッションズ」100周年の関連イベントが企画されています。また、ジョージア州のオケフェノキー湿地はアメリカ国内で最も新しく登録されたユネスコ世界遺産として注目を集めることが予想されるほか、ワシントンD.C.ではNFLのドラフト、シカゴのリグレー・フィールドでは1990年以来初となるMLBオールスターゲームが開催されます。
2027年中の開業の観光施設としては、デトロイトの拡張工事を経たモータウン博物館、ポートランドのジェームズ・ビアード・パブリック・マーケット、ミルウォーキーのネイチャー&カルチャー・ミュージアム・オブ・ウィスコンシン、アリゾナ州ファウンテン・ヒルズのインターナショナル・ダークスカイ・ディスカバリー・センターなどが予定されています。こうした新たな観光施設の開業や周年、大型イベントが相次ぐ2027年は、アメリカの新たな魅力を体験する絶好の一年となります。
以下、当ウェブページに掲載している、2027年の全米各地の注目トピックスを一部ご紹介します。
アメリカ北東部では、鉄道200周年や文化施設の開業、大型イベントが目白押し
フィンガー・レイクスに新たなウェルネスリゾートが開業
ニューヨーク州フィンガー・レイクス地域のワトキンス・グレンに2027年秋、新たなブティック・ウェルネスリゾート「ナチュラ」がオープンします。自然豊かな環境の中で、ウェルネスを取り入れた滞在を楽しめる新たなリゾートです。また、ワトキンス・グレン・インターナショナルでは2027年9月17日から19日まで、毎年恒例のNASCARの人気ロードレース「ゴー・ボウリング・アット・ザ・グレン」が開催されます。
ワシントンD.C.で文化施設のリニューアルや大型イベントが続々
ワシントンD.C.では、過去最大規模の改修を終えたハーシュホーン美術館の彫刻庭園がリニューアルオープンするほか、「デザート・ストーム・デザート・シールド・メモリアル」が開業します。また、ワシントン・ダレス国際空港では14ゲートを備える新しいコンコースEがオープンし、キャピタル・ワン・アリーナでは8億米ドル(約1,256億円)規模の改修が行われます。さらに2027年4月29日から5月1日まで「2027 NFLドラフト」が開催されるほか、2027年3月20日から4月11日には「第100回全米桜祭り(ナショナル・チェリー・ブロッサム・フェスティバル)」を開催されます。1912年に日本から桜の木が寄贈された歴史を祝い、ブロッサム・カイト・フェスティバル、ペタルパルーザ、全米桜祭りパレードなど、多彩なイベントが予定されています。
アメリカの鉄道200周年を記念した新たな展示施設が登場
2027年は、1827年にボルチモア・アンド・オハイオ鉄道が認可されてから、アメリカの鉄道200周年を迎えます。メリーランド州ボルチモアでは、「ナショナル・ミュージアム・オブ・レイルロード・ヒストリー&イノベーション」として刷新された博物館で、修復された歴史的な鉄道車両やイノベーション・ホール、鉄道の未来をテーマにした展示などを通じて、アメリカの鉄道の歴史と未来を学ぶことができます。また、ペンシルベニア州ストラスバーグの「レイルロード・ミュージアム・オブ・ペンシルベニア」には2027年初頭、6両の歴史的な蒸気機関車を間近で見学できる、施設面積約1,486平方メートルの新施設「ラウンドハウス」がオープンします。
フィラデルフィアで「スター・ウォーズ」の大型体験型展示が世界初公開
ペンシルベニア州フィラデルフィアのフランクリン・インスティテュートでは2027年2月、「スター・ウォーズ」シリーズ誕生50周年に合わせ、「スター・ウォーズ:ザ・エクスペリエンス」と題された展示が世界初公開されます。約1,670平方メートルの会場には、没入型ギャラリーやインタラクティブな展示に加え、ダース・ベイダーの衣装やダース・モールのライトセーバーなど、実際に作品で使用された衣装やアイテムが陳列されます。
「カントリーミュージックのビッグバン」から100周年
「カントリーミュージックのビッグバン」と称され、カーター・ファミリーやジミー・ロジャーズなど、後のカントリーミュージックを代表するアーティストを世に送り出した1927年の歴史的なレコーディング「ブリストル・セッションズ」から100周年を迎えます。これを記念し、レコーディングの舞台となったバージニア州ブリストルのバースプレイス・オブ・カントリー・ミュージック・ミュージアムでは年間を通じて特別展を展開するほか、毎年恒例の音楽フェスティバル「ブリストル・リズム&ルーツ・リユニオン」も開催されます。
バーモント州に先住民アートを紹介する新施設が開業
バーモント州シェルバーンのシェルバーン・ミュージアムでは2027年6月、施設面積約1,040平方メートルの「ペリー・センター・フォー・ネイティブ・アメリカン・アート」がオープンします。50を超える先住民のパートナーや地元アベナキ族のリーダーと連携した展示を通じて、先住民の豊かな文化を学ぶことができます。
バーリントン近郊のウィヌースキーには、マリオット・インターナショナルの「トリビュート・ポートフォリオ」カテゴリーの全115室のホテル、「シュガー・ハウス・ホテル」が開業します。同ホテルは、マリオット・グループ内初の全電化・ネットゼロのホテルとして、環境性能を評価する国際的な建築認証「LEED」の最高ランク、プラチナ認証の取得を目指しています。
アメリカ西部では、食、星空、ウェルネスなど新たな旅の体験が登場
ポートランドにジェームズ・ビアードの名を冠した食のマーケットが誕生
オレゴン州ポートランドでは2027年春、「ジェームズ・ビアード・パブリック・マーケット」がオープンします。地元農家の直売所、鮮魚店、精肉店、ベーカリー、料理教室用キッチンなど約40の店舗や事業者が集まり、年間を通じて週7日営業します。「アメリカの料理界の父」と称されるジェームズ・ビアードの故郷であるポートランドに誕生する同マーケットでは、彼が残した料理界への功績に触れながら、オレゴンの食文化を支える農家や食の担い手との出会いを楽しめます。
サンタバーバラにインクルーシブ・プレイグラウンドが誕生
カリフォルニア州サンタバーバラでは2027年夏、イースト・ビーチ近くに、同州のセントラル・コースト地域で初かつ最大規模となる、障がいの有無や年齢、身体能力にかかわらず誰もが楽しめる「グウェンドリンズ・プレイグラウンド」がオープンします。同施設は、約4万平方メートルにおよぶ複合施設の改修プロジェクトの一環として誕生することとなります。また、ダウンタウンには2027年、障がいのある人々の支援を目的とした同地区初のコーヒーショップ「ステート・オブ・マインド・カフェ」が開業します。障がいのある人々を雇用するとともに、収益を障害者支援団体に寄付するカフェです。
ヨセミテの南玄関口に20年以上ぶりの新リゾート
カリフォルニア州オークハーストには2027年春、新リゾート「アウトバウンド・ヨセミテ」がオープンします。ヨセミテ国立公園の南玄関口では20年以上ぶりとなる新規宿泊施設で、104棟のキャビンと14室の客室、約230平方メートルのカンファレンスセンター、リゾートスタイルのプール、ホットタブ、コールドプランジ、レストランなどを備えます。ヨセミテ国立公園を巡る旅の快適な拠点として利用できます。
世界的な食の祭典「テッラ・マードレ・アメリカズ」がサクラメントに再登場
カリフォルニア州サクラメントでは2027年、2025年に約15万人を動員した世界的なスローフードの祭典「テッラ・マードレ・アメリカズ」が再び開催されます。世界でも影響力のある食のイベントのひとつとされ、世界各国からシェフ、農家、政策関係者、食のリーダーが集まります。2035年まで2年ごとにサクラメントで開催される予定です。
グレーター・パームスプリングスでウェルネス施設が充実
カリフォルニア州グレーター・パームスプリングスでは2027年、新たなホテルやウェルネス施設が続々と登場します。「コラ・パーム・スプリングス」や「ソーホー・デザート・ハウス」、リニューアルする「リビエラ」、Vカプリの新施設に加え、パームデザートではサーフィンを楽しめる「DSRTサーフ」などが登場し、滞在やウェルネスを楽しむ選択肢がさらに広がります。
サンダンス映画祭が初めてコロラド州ボルダーへ
アメリカ最大規模のインディペンデント映画(独立系映画)を対象とした国際映画祭、「サンダンス映画祭」は2027年1月21日から31日まで、初めてコロラド州ボルダーで開催されます。歩行者天国として知られるパール・ストリート・モール周辺のダウンタウンや、コロラド大学ボルダー校の施設などが会場となります。
アメリカ中西部では、文化・音楽施設や新規ホテルが続々オープン
シカゴに新たなアトラクションが登場、MLBオールスターゲームも開催
シカゴでは2027年、通年型の没入型ホラー体験施設「ユニバーサル・ホラー・アンリーシュド」がオープンするほか、夏にはキャンディの歴史や文化を紹介する体験型施設「キャンディ・ホール・オブ・フェーム・エクスペリエンス」が開業します。また、歴史あるリグレー・フィールドでは7月13日、1990年以来初めてとなるMLBオールスターゲームが開催されます。
シンシナティでホテル開業や周年が相次ぐ
オハイオ州シンシナティは、新たに創設される「ミシュランガイド・アメリカン・グレート・レイクス版」の対象都市となり、2027年4月21日に初のレストランセレクションが発表されます。また、ダウンタウンでは本年7月、歴史的建造物「グウィン・ビルディング」を改装した全165室のブティックホテル「フィデリティ・ホテル」が開業しています。同ブランドとしては全米で2軒目となります。また、シンシナティを代表する歴史ある公設市場「フィンドレー・マーケット」が175周年を迎えるほか、地域の芸術文化を支援する「アーツウェーブ」は100周年を記念し、地域全体でアートイベント「100デイズ・オブ・アーツ」が開催されます。
デトロイトに3軒の大型ホテルが開業
ミシガン州デトロイトでは2027年、3軒の大型ホテルが相次いでオープンを控え、合計一千室を超える客室が新たに加わることとなります。全米最大級の歴史的建造物再生プロジェクトのひとつであるミシガン・セントラル・ステーションには、全180室の「ノマド・デトロイト」が開業するほか、歴史的なハドソンズ跡地には、市内初の5つ星ホテルとなる全227室の「ザ・デトロイト・エディション」が登場します。また、全601室の「JWマリオット・デトロイト・ウォーター・スクエア」が開業し、ハンティントン・プレイス・コンベンション・センターと直結します。
アメリカ南部では、世界遺産やテーマパーク、新規リゾートに注目
ケンタッキー州ヘンダーソンが新たなクルーズ寄港地に
ケンタッキー州ヘンダーソンが、クルーズ会社「バイキング」が2027年に新設する2つのリバークルーズ航路の寄港地として加わります。15日間の「バイユー、ブルース&ブルーグラス」と8日間の「ミシシッピ&オハイオ・リバー・エクスプローラー」で、客船「バイキング・ミシシッピ」が計4回寄港します。
メンフィスでエルヴィス・プレスリー没後50周年
テネシー州メンフィスのグレイスランドでは2027年、エルヴィス・プレスリーの没後50周年を記念する特別な「エルヴィス・ウィーク」が開催されます。世界各国からファンが集まり、ライブコンサートやトークイベント、特別プログラムなどを通じて、「キング・オブ・ロックンロール」と称されるエルヴィスの功績と音楽を振り返ります。
オザーク地方の人気テーマパークに新ライドと初のリゾートホテルが登場
ミズーリ州オザーク地方にある、1880年代のアメリカをテーマにしたテーマパーク「シルバー・ダラー・シティ」では2027年春、鉱山列車をテーマにしたファミリー向けコースター「マイナーズ・マウンテン・エクスプレス」がデビューします。さらに、65年以上の歴史を持つシルバー・ダラー・シティ初のリゾートホテルとして、テーマパークに隣接する全262室の「シルバー・ダラー・シティ・リゾート」も2027年にオープンします。
ウォルト・ディズニー・ワールドに新リゾートが開業
フロリダ州のウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートでは2027年夏、ベイ・レイク湖畔に「ディズニー・レイクショア・ロッジ」がオープンします。自然をテーマにしたリゾートで、約1,000室の客室、湖畔のレイクハウス、レストランのほか、プールや流れるプールを備えた広々としたレクリエーションエリアが誕生する予定です。
パインハースト・リゾートに11番目のゴルフコースが誕生
ノースカロライナ州の名門ゴルフリゾート「パインハースト・リゾート」には2027年秋、11番目のゴルフコース「No.11」がオープンします。著名なゴルフコース設計家のビル・クーアとベン・クレンショーが設計を手がけ、総面積約3.6平方キロメートルにおよぶ歴史ある「パインハースト・サンドマインズ」の地形を生かした18ホールのコースが誕生します。
ジョージア州のオケフェノキーがアメリカ最新の世界遺産に
ジョージア州の「オケフェノキー国立野生生物保護区」は、アメリカで最も新しく登録されたユネスコ世界遺産で、国内最大のブラックウォーター湿地が広がります。約15,000匹のアメリカアリゲーターが生息し、全長約193キロメートルにおよぶパドリングコースをはじめ、自然ガイド付きボートツアーや、湿地内に設けられた宿泊用デッキでのキャンプなどを楽しめます。また、アメリカ南東部で唯一、「ゴールド・ティア」に認定されたダークスカイ・パークでもあり、夜には美しい星空を観賞できます。
ウォルドーフ・アストリアがテキサス州に初進出
テキサス州フレデリックスバーグに2027年から2028年後半にかけて、テキサス州初のウォルドーフ・アストリアブランドの施設、「ウォルドーフ・アストリア・テキサス・ヒル・カントリー」が開業予定です。全60室のホテルに加え、87戸のレジデンス施設「ウォルドーフ・アストリア・レジデンス」も同時開業の予定です。5つのレストラン&バー、約1,020平方メートルのスパ&フィットネス施設、2つのリゾートスタイルのプール、約560平方メートルの屋内ミーティングスペースなど、充実の施設を備えます。
ハワイおよびアメリカ領では、歴史的ホテルの100周年やクルーズの拡充
「太平洋のピンク・パレス」が開業100周年
ワイキキを代表する「ザ・ロイヤル・ハワイアン・ラグジュアリー・コレクション・リゾート」が2027年2月、開業100周年を迎えます。「太平洋のピンク・パレス」の愛称で親しまれる同ホテルでは、100周年を記念した改装を進めるとともに、特別な文化プログラムや歴史的・文化的価値のあるアート作品の修復、ワイキキとの深いつながりを祝う記念イベントが予定されています。
プエルトリコ・サンフアンへのクルーズが拡充
2027年、複数の大手クルーズ会社がプエルトリコのサンフアンへの寄港を増やす予定です。「カーニバル・フィレンツェ」が4月に初寄港するほか、新造船「カーニバル・フェスティバーレ」も2027年春に就航し、6月以降サンフアンに複数回寄港します。また、「シーボーン・オベーション」も2027年に、サンフアンを母港とする航程と、航路途中での寄港を予定しています。
米領ヴァージン諸島が世界一周ヨットレースの寄港地に
セント・トーマス島は、「クリッパー2027-28ラウンド・ザ・ワールド・ヨットレース」のホスト港およびチームパートナーを務めます。約1年をかけて4万海里以上(約7万4,000キロメートル)を航行する世界一周レースで、カリブ海への寄港は14年ぶり、米領ヴァージン諸島への寄港は大会30年の歴史で初となります。さらに2027年には、クラブメッドがセント・クロイ島に新たなリゾートをオープンし、米国領への展開を再開する予定です。
旅の計画や詳細情報については、ブランドUSAの公式ウェブサイトをご覧ください。
「アメリカは常に進化を続け、旅行者を驚かせ、楽しませる新たな魅力が次々と生まれています。2027年には、各地で迎える節目の周年や新たな施設の開業、生まれ変わるさまざまな体験が新たな旅行需要を生み出し、世界中の旅行者に全米各地を訪れるきっかけを提供します。歴史的な一年となった2026年の勢いをLA28オリンピックへとつなげながら、アメリカへの旅行需要は今後も高まっていくと考えています。今こそアメリカ旅行を計画する絶好のタイミングです。」(ブランドUSAのプレジデント兼最高経営責任者、フレッド・ディクソンのコメント)
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- ブランドUSAについて
アメリカ合衆国の公式観光促進団体であるブランドUSAは、戦略的なマーケティング活動および旅行政策に関する情報発信を通じて、訪米意欲の高い海外旅行者を誘致し、米国経済の成長と地域社会の発展に貢献することを使命として掲げています。ブランドUSAは、米国旅行促進法(Travel Promotion Act)に基づき設立され、合法的にアメリカへ渡航する旅行者を対象に、最新の査証および入国関連情報の発信を含むさまざまな活動を展開することで、アメリカ合衆国を世界有数の旅行先として位置づけています。なお、ブランドUSAは、ESTA(電子渡航認証システム)利用者から徴収される費用の一部と、全米各地の観光局、旅行関連ブランド、その他民間企業・団体からの拠出金を財源として運営しており、米国納税者の負担なしで活動を行っています。
ブランドUSAは過去13年間にわたり、旅行業界のパートナーと連携して実施してきたマーケティング施策を通じて、訪米旅行者を1,130万人増加させ、約381億ドル(約5兆9,055億円/1ドル=155円換算)の旅行消費を創出しました。その経済効果は累計で829億ドル(約12兆8,495億円)に達し、年間平均4万件以上の雇用を支えています。さらに、これらの取り組みにより、連邦・州・地方政府において累計約110億ドル(約1兆7,050億円)の税収創出にも寄与しています。









