『DEEP(ディープ) VALLEY(バレー) Agritech(アグリテック) Award(アワード) 2026』ファイナリストが決定!最終審査および表彰式を10月14日(水)に開催します…

掲載日: 2026年09月29日 /提供:深谷市産業ブランド推進室

~実証から社会実装へ。新設した総額1,000万円の活動委託制度で深谷発の事業化を加速~

深谷市では、『儲かる農業都市』の実現に向け、『農業の未来が集まる場所へ』を『DEEP VALLEY Agritech Award』のコピーとして掲げ、農業の課題解決につながるビジネスコンテスト『DEEP VALLEY Agritech Award 2026』を開催しています。本年で8回目を迎え、多数の応募の中から厳正な選考を行い、ファイナリスト6社を決定し、10月14日(水)に最終審査および表彰式を実施します。





『DEEP VALLEY Agritech Award 2026』の特設サイト内では、ファイナリスト6社が本コンテストにエントリーしたテーマや内容、農業課題解決に向けて掲げる想いを公開していますので、ぜひご覧ください。
・特設サイト:https://agritechaward.deep-valley.jp/
・ファイナリスト紹介ページ:https://agritechaward.deep-valley.jp/award/finalists/

≪『DEEP VALLEY Agritech Award 2026』最終審査および表彰式≫
・とき  10月14日(水)午後1時~(開場=午後0時30分)
・ところ 市役所本庁舎3階大会議室
・内容  午後1時~4時30分=最終審査、令和7年度最優秀賞受賞企業である
     株式会社エンドファイトによる事業進捗報告
     午後4時30分~5時30分=表彰式
     午後5時30分~6時30分=名刺交換会および展示見学
・協賛  株式会社シタラ興産/株式会社埼玉りそな銀行/神鋼鋼線工業株式会社
     Breakshell Design(ブレイクシェルデザイン)株式会社
・後援  農林水産省/総務省/埼玉県/株式会社埼玉りそな銀行
     一般社団法人ベンチャーキャピタル協会/ジェトロ埼玉

■『DEEP VALLEY Agritech Award 2026』最終審査に進むファイナリスト6社
本年の『DEEP VALLEY Agritech Award』のテーマは、『農業×◯◯=未来』です。本テーマに対して、自由な発想で、農業を取り巻く1次から6次産業の過程におけるアイデアを対象とし、農業経営やフードバリューチェーンにおけるアイデアなど、農業の未来を共創する提案を幅広く募集してきました。そして、多数の応募の中から、厳正な選考を通過した6社を紹介します。

【ファイナリスト6社 ※順不同】
株式会社栄農人(エナジー)(長野県)
<提案テーマ・内容>
株式会社栄農人は、自ら農産物を生産し、自ら販売するところまでを一貫して担いながら、北海道から鹿児島まで全国235haの各地で農業生産に関わる事業を展開しています。今回提案したテーマは『農業×継承=未来』です。農業の担い手不足が深刻になる中、離農する農家の農地や技術、地域とのつながりを次の世代へ引き継ぎ、若い人材が働き続けられる強い農業法人を深谷市につくることを目指しています。
深谷市は、深谷ねぎをはじめとするブランド野菜を持ち、農業を目的に人を呼び込める力がある地域です。一方で、産地としての魅力が高いからこそ、農家の高齢化や後継者不足によって地域の生産基盤が失われる前に、具体的な継承の仕組みを整える必要があります。弊社は各地で培ってきた生産と販売の経験を生かし、深谷市とともに新たな農業継承モデルを構築したいと考えています。

株式会社ミライ菜園(さいえん)(愛知県)
<提案テーマ・内容>
株式会社ミライ菜園は、気象データや病害虫の発生情報をAIで解析し、被害が発生する時期を事前に知らせる病害虫予報サービスを開発しています。今回提案したテーマは『農業×病害虫予報AI=未来』。日本有数のブロッコリー産地である深谷市を対象に、地域の実情に合った病害虫予報を構築し、被害を未然に防ぐ仕組みを提案します。
これまでは農家の経験や勘を頼りに病害虫の発生時期を予測してきましたが、気候変動によって気温や降雨の傾向が変わり、過去の経験だけでは判断が難しくなっています。ブロッコリーが国の指定野菜に追加され、安定生産や品質向上への関心が高まる中、データに基づく新たな対策が求められています。

株式会社オーケープランニング(熊本県)
<提案テーマ・内容>
株式会社オーケープランニングは、農産物の袋詰めやパック詰めに必要な計量作業を効率化する機器を開発しています。今回提案したテーマは『農業×計量DX=未来』。市販のBluetooth対応のはかりとスマートフォンアプリを連動させ、農産物の重量選別や組み合わせ計量を手軽にデジタル化する仕組みを提案しました。
弊社はこれまでも、複数の農産物を目標重量へすばやく組み合わせる計量器を開発し、従来と比べて計量速度を1.5倍から3倍に高めてきました。今回は、その技術をより導入しやすくし、専用の機器を用意しなくても、市販のBluetooth対応のはかりとスマートフォンで利用できるアプリケーションの製品化を目指します。

株式会社MINORICA(ミノリカ)(沖縄県)
<提案テーマ・内容>
株式会社MINORICAは、植物が光合成によってつくり出すエネルギーに着目し、気候変動下でも生育と収量を安定させる技術を開発しています。今回提案したテーマは『農業×植物エネルギー=未来』。植物強化剤『プラントコール』を深谷ねぎの栽培へ取り入れ、高温に負けにくい新たな栽培方法をつくることを目指します。
植物は太陽光を利用して炭水化物をつくり、それを成長や開花、結実などに使います。しかし、厳しい暑さにさらされると、光合成の効率が低下し、植物の中に十分なエネルギーを蓄えにくくなります。その結果、生育不良や収量低下が起こりやすくなることが、近年の農業現場で大きな課題となっています。

AGC(エージーシー)株式会社(東京都)
<提案テーマ・内容>
AGC株式会社は、ガラスや化学品など幅広い分野で培ってきた材料技術を農業へ応用し、新たな農業資材の開発を進めています。今回提案したテーマは『農業×化学技術=未来』。近年深刻化している高温ストレスによる作物の収量・品質低下を抑え、収量の安定と生産者の所得向上につなげる資材を提案しました。
猛暑が続くと、植物は本来の生育に必要な働きを十分に保てなくなり、生育の遅れや収量・品質の低下が起こりやすくなります。今後も高温の影響が続くことを見据え、植物自身が持つ高温ストレスへの耐性を引き出しながら、既存の栽培方法に取り入れられる対策をつくることが今回の提案の出発点です。

株式会社FieldWorks(フィールドワークス)(新潟県)
<提案テーマ・内容>
株式会社FieldWorksは、農業用小型ロボットの開発・製造・販売に取り組む企業です。今回提案したテーマは『農業×小型ロボット=未来』。深谷市の生産者の声を聞きながら開発した薬剤散布ロボット『ウネマキ』を、より多くの農家が使える仕組みへと育てることを目指しています。
薬剤散布は、作物の安定生産に欠かせない一方、重い機材を扱う身体的な負担や、薬剤に触れるリスクを伴う作業です。特に、担い手不足や高齢化が進む産地では、必要な作業を限られた人員で続けていくことが難しくなっています。FieldWorksは、人の代わりにすべてを担う大型機械ではなく、農家が日々の作業に取り入れやすい小型ロボットによって、この負担を減らそうとしています。

■『DEEP VALLEY Agritech Award』とは
『DEEP VALLEY Agritech Award』は、『儲かる農業都市』の実現に向け、深谷市が主体となり、農業や食を取り巻く課題の解決につながる技術・アイデアを全国から幅広く募集し、表彰する取組として、2019年からスタートしました。過去7回の開催を通じて累計173社がエントリーし、5社への出資を実行したほか、国の支援を受けたスマート農業プロジェクトが市内で6件展開されるなど、地域に具体的な成果が生まれています。2024年からは『農業×〇〇=未来』をテーマに掲げ、農業生産にとどまらず、『食品加工・製造』『流通・輸送』『販売・消費』など、フードバリューチェーン全体を対象とした先進的・挑戦的な提案を受け入れ、農と食の新たな産業モデルの創出を後押ししています。また、米国ノースダコタ州のアグリテック推進機関Grand Farm(グランド ファーム)とのパートナーシップを継続し、海外展開やグローバル連携を視野に入れた支援も強化しています。2026年は、技術と農業現場を強固に結びつけ、実証から社会実装・事業化へと引き上げる『接続フェーズ』を重点的に強化します。これまでの出資金1,000万円に加え、ファイナリストを対象とした総額1,000万円の活動委託制度を新設し、深谷市内での実証・調査・開発を支援します。受賞や出資の有無にかかわらず、農家や企業をはじめとする多様なプレイヤーとの共創を促進し、深谷から全国、そして世界へ広がる『農と食』のビジネスモデルの創出を目指します。

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