サーラ不動産株式会社(本社:愛知県豊橋市)は、2026年9月11日(金)・12日(土)の2日間、愛知県豊橋市にて「東三河FOOD DAYS2026」(以下、「本イベント」)を開催しました。

本イベントには、生産者、料理人、食品メーカー、バイヤー、スタートアップ、研究者、金融機関、学生、メディアなど、「食と農」に関わるさまざまなプレイヤーが東三河内外から参加しました。
また、東三河全8市町村、愛知県、農林水産省の後援のもと、東三河を「食と農」の未来を考え、実践する場として、全国に通じる新たな価値や取り組みを生み出すことを目指して開催しました。
DAY1には約250名が来場し、51名の登壇者・スピーカー、47のパートナー企業・団体から86名、
12名のメディア関係者が参加。
DAY2には約110名が参加し、東三河の食と農の現場を巡る「X WALK(クロスウォーク)」や、3地域の料理人が東三河の食材を料理で表現する「X DINNER(クロスディナー)」を実施しました。
3年目となる今回は、これまでのトークセッション「X TALK(クロストーク)」や交流企画に加え、東三河の食に触れる「ごちそうランチマーケット」や、参加者が自身の挑戦や想いを発表する「CHALLENGE PITCH(チャレンジピッチ)」など、新たなコンテンツも展開しました。
また、今回から大学との連携にも力を入れ、愛知大学、愛知淑徳大学、豊橋技術科学大学の学生が参加。開催前には、学生自身がX TALKの登壇者やX WALKの訪問先を取材し、記事を発信しました。
当日はチャレンジピッチにも登壇し、自身の取り組みについて発表。学生と参加者との交流を通じて、今後の研究や新たな連携につながるきっかけも生まれました。
「聞く」だけではなく、「食べる」「話す」「発信する」「訪れる」。
さまざまな接点を通じて、東三河の魅力を知り、地域内外の人や企業が互いを知る機会を広げました。
開催背景
東三河には、農業・水産業・畜産業をはじめ、食品メーカーや料理人など、食に関わる多様な「作り手」がいます。一方で、人口減少や担い手不足、持続可能性など、地域が抱える課題は東三河だけのものではありません。
だからこそ、地域の中だけで完結するのではなく、地域と地域、産業と産業、人と人が境界を越えてつながることが、新たな価値を生み出すきっかけとなります。
本イベントでは、地域内にある多様な力と、地域外から訪れる新たな視点を掛け合わせることで、これまでになかったつながりや取り組みが生まれることを目指しています。
各コンテンツ紹介
本イベントは、DAY1(9月11日)とDAY2(9月12日)の2日間で開催し、計8つのコンテンツを実施しました。今回のテーマは、「越境・共創・継承」。
東三河の内外から集まった参加者が、それぞれの立場や専門分野を越えて交流し、新たな可能性を探る2日間となりました。
DAY1
1.「OPENING TALK」
DAY1の幕開けを飾ったのは、イタリアを拠点に、食文化教育や地域コミュニティの国際連携に取り組むJIEN LLP共同代表・齋藤由佳子さんによる基調講演。
「テロワール(その土地ならではの風土や文化が育む価値)」をテーマに、ヨーロッパをはじめとする世界各地の事例を交えながら、地域に根差した食文化が生み出す可能性や、その価値を次世代へつないでいくためのヒントについてお話しいただきました。


2.「X TALK(クロストーク)」
続いて行われたのが、今回の中心コンテンツの一つである「X TALK」。
12のセッションを設け、「外の目」「越境」「長寿科学」「移住」「スケールアップ」「発信」「未来」「リスタート」「伝統文化」「海外展開」「熱狂」「アップデート」など、さまざまな切り口から、地域の食と農が持つ可能性について議論しました。

作り手×外の目

作り手×越境

作り手×長寿科学(ロンジェビティ)

作り手×移住

作り手×スケールアップ

作り手×発信

作り手×未来

作り手×リスタート

作り手×伝統文化

作り手×海外展開

作り手×熱狂

作り手×アップデート
3.「ごちそうランチマーケット」
ホテルアークリッシュ豊橋の建物外を会場に、「ごちそうランチマーケット」を開催しました。
東三河の食材を使ったランチボックスを、地域の飲食店や食の作り手がそれぞれのアイデアで仕立て、イベント参加者をはじめ、駅前を利用する一般の方にも販売しました。
それぞれのランチボックスには、使用している東三河食材が分かるようPOPを掲示。「誰がつくったのか」だけでなく、「どの地域の食材が使われているのか」にも目を向けてもらうことで、料理を入口に、その背景にある生産者や地域の食へと関心を広げる機会をつくりました。


4.「FOOD CREATOR AWARD」
東三河にゆかりを持ち、食や農の分野で新たな取り組みに挑戦する「次世代のフードクリエイター」7名が登壇し、自身の取り組みやこれからの展望を発表しました。
その中から、今後のさらなる挑戦に向けて、サーラグループが半年間にわたり伴走支援を行う「サーラ大賞」を選出。目標設定から具体的な取り組みまで、次のステージに向けた支援を行います。
今回、サーラ大賞に選ばれたのは、GIVELOVE株式会社 北川愛子さん。今後、サーラグループとの伴走を通じて、さらなる事業・活動の発展を目指します。

登壇者の皆さま(7名)

サーラ賞を受賞したGIVELOVE株式会社 北川 愛子さん(右)

5.「CHALLENGE PITCH(チャレンジピッチ)」
参加者が自身の挑戦や想いを発表する「CHALLENGE PITCH」を、「学生部門」と「一般部門」に分けて開催しました。
学生部門では、大学連携の一環として参加した愛知淑徳大学の学生が登壇。3分間のピッチを行い、それぞれが取り組む地域課題や研究、活動について発表しました。
一般部門では、当日参加者を募るショートピッチを実施。参加者が1分間で自身の挑戦や想いを発表し、それぞれの取り組みを知る機会となりました。
学生と社会人、それぞれの立場から取り組みや挑戦を発表することで、世代や立場を越えた交流や、新たな研究・連携につながるきっかけとなりました。


6.「 X PARTY(クロスパーティー)」
DAY1の最後には、参加者同士が交流する「X PARTY」を開催しました。13事業者が出展し、参加者、登壇者、企業など、さまざまな立場の人が一堂に会しました。
食を囲みながら、それぞれの活動や取り組みについて語り合い、新たな出会いやつながりが生まれる交流の場となりました。



【DAY2】
7.「X WALK(クロスウォーク)」
DAY2には、東三河の食が生まれる現場を訪れ、その背景にある人や地域の営みをたどる「X WALK」を開催しました。
「山のサイクルプラン」(以下、「山プラン」)と「海のリレープラン」(以下、「海プラン」)の2コースを設定。山プランでは、米から日本酒、畜産へとつながる「食の循環」を、海プランでは、水産業から市場、加工・販売、そして農業へとつながる「食の川上から川下」をたどりました。
実際の現場を巡りながら、東三河の食や農を身近に感じ、その背景にある人や地域のつながりを知る機会となりました。

山のサイクルプラン

海のリレープラン
8.「X DINNER(クロスディナー)」
最後を飾ったのは、3地域のシェフが東三河の食材と酒粕を掛け合わせる「X DINNER」。
フードバレーチームが仕込んだ日本酒のお披露目とともに、その製造過程で生まれた酒粕を活用し、名古屋・浜松・豊橋の3人のシェフが東三河の農畜水産物を使った料理を創作しました。
食材、料理人、地域が交わる、本イベントを締めくくる特別な食の場となりました。

左からか茂免 猪口料理長、THE COURTYARD KITCHEN 井上シェフ、emCAMPUS FOOD 高木料理長、関谷醸造 関谷社長

来場者の声
・毎年違う参加者の方が参加されていて、また年を重ねるごとにその熱量もあがっているように感じました。他の企業さんの取り組みを知り、繋がるための場として活用させていただいています。
・地域一体となってこのような取り組みを行っている企業があると知り、良い刺激になりました。
・普段活動拠点や異業種であることにより関われない方たちとの交流の場があるということは、とても
ありがたく貴重なイベントだと感じます。
・自分の住んでいる地域が、どのような思いで、どのような考えで事業をしているかを知る貴重な機会
となりました。
まとめ
「東三河FOOD DAYS2026」では、東三河内外から「食と農」に関わるさまざまな人が集まり、立場や地域を越えた交流が生まれました。今年は、本イベントでの出会いをきっかけに、実際に新たな商談や取り組みが動き始めています。
人と人が出会い、互いの取り組みを知る。その先に、一緒に何かを生み出す動きが生まれていく。
本イベントは、出会いの場にとどまらず、次の一歩につながる場へと少しずつ広がっています。
来年は、今年ここで生まれたつながりや取り組みを、さらに発展した形で共有し、新たな出会いや共創につなげていきます。
「出会う」だけで終わらず、「動き出す」、そして「広がっていく」場として、東三河FOOD DAYSは次のステージへ進んでいきます。

問い合わせ先
サーラ不動産株式会社 フードバレーグループ電話番号:0532-51-5800(月~金 10:00~12:00、13:00~17:00)
メールアドレス:higashimikawa-foodvalley@sala.jp
東三河フードバレーサイトはこちら(https://higashimikawa-foodvalley.jp/)









