サステナビリティ・リンク・ローンによる資金調達のお知らせ

掲載日: 2022年07月29日 /提供:王将フードサービス

2022 年7月 29 日

株式会社王将フードサービス

サステナビリティ・リンク・ローンによる資金調達のお知らせ

当社は、「サステナビリティビジョン」の一つとして、「地球環境の保全」を掲げ、当社事業による環境への負荷を低減し、循環型社会の形成を目指すため、様々な取り組みを行っております。

当社はこうした活動をさらに強化する目的をもって、2020 年 6 月末に新型コロナウイルス感染症による当社事業への影響に備えて借り入れた総額 250 億円(2022 年 6 月末残高:125 億 1,520万円)の全額を一括返済し、新たに三井住友信託銀行株式会社(以下「三井住友信託銀行」)との間で、シンジケーション方式の「サステナビリティ・リンク・ローン」契約(以下「本契約」)を締結し、総額 100 億円の資金調達を行うことといたしました。

サステナビリティ・リンク・ローンは、借り手の経営戦略に規定されているサステナビリティ目標と整合した「キー・パフォーマンス・インディケーター(以下「KPI」)」と「サステナビリティ・パフォーマンスターゲット(以下「SPTs」)」を設定し、貸付条件と SPTs に対する借り手のパフォーマンスを連動させ、SPTs 達成への動機付け(インセンティブ)を設けることで、環境的・社会的に持続可能な経済活動および経済成長が促進されることを目指しております。

本契約の KPI 及び SPTs は、当社店舗が使用するプラスチック量(※1)の 2025 年度における2021 年度比 15%の削減です。

KPI の進捗状況を毎年確認するとともに、2025 年度に SPTs を達成した場合は、インセンティブ
として、それ以降の金利の優遇を受けることができます(但し、後述の通り金利優遇相当額は子どもたちへの支援活動に活用させていただく予定です)。

当社は 2020 年に店舗で使用するレジ袋をバイオマス素材に切り替えたほか、足元では 2022 年 4月施行の「プラスチック資源循環促進法」に基づき、バイオマスプラスプーンとプラスチックレンゲの有料化や店内飲食時のストローとスプーンのプラ使用を廃止する等の施策を実行いたしました。

今後、全社を挙げて本契約の KPI 及び SPTs 達成に向けて取り組むことで、店舗で使用するプラスチック使用量削減のペースを加速させ、地球環境の保全に一層貢献してまいります。

なお、SPTs 達成によって得られる金利の優遇(引下げ)相当額については、世界各地で子どもたちの貧困問題をはじめ子どもを取り巻く課題解決のために活動を行う民間・非営利の国際組織「セーブ・ザ・チルドレン」への寄付の一部とさせていただく予定です。

本契約は、株式会社格付投資情報センター(R&I)より、サステナビリティ・リンク・ローン原則への準拠性および設定した KPI と SPTs の合理性についてセカンドオピニオン(※2)を取得しています。

公式ページ(続き・詳細)はこちら
https://contents.xj-storage.jp/xcontents/AS00845/3282f3d9/1ffd/4f68/95c4/8de15d0a7453/140120220729507918.pdf

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