令和4年(2022年) 5月18日 知事定例記者会見

掲載日: 2022年05月18日 /提供:熊本県庁

令和4年(2022年) 5月18日 知事定例記者会見

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【5月18日】熊本県知事定例記者会見

令和4年5月18日(水曜日) 10時00分~

説明資料(スライド資料) (PDFファイル:2.68MB)

報道資料

知事コメント全文

『ONE PIECE』×人形浄瑠璃 清和文楽プロジェクト始動について

本日は、ONE PIECE熊本復興プロジェクトの新たな取組みを発表いたします。
復興プロジェクトでは、これまで、「麦わらの一味」の像の設置を通して、熊本地震の被災地の復興支援を行ってきました。
7月には宇土市にジンベエ像を設置し、麦わらの一味が全て熊本に集結します。今後、多くの方にルフィ像を起点に県内各地をめぐっていただきたいと思います。その流れをさらに拡大し、県全体の元気づくりにつなげていくため、ONE PIECEと県内の地域資源とのコラボレーションという新しい取組みにチャレンジします。
その第一弾として、県重要無形文化財である清和文楽でONE PIECEの世界を舞台化し、上演します。
この取組みは、山都町や清和文楽の里協会などで構成された実行委員会から提案がありました。昨年度から県も委員会に参画し、尾田先生、集英社さんの協力のもと、準備を進めてきました。
ONE PIECEと清和文楽の出会いがどのような化学反応を生み、新たな世界観を創り出してくれるのか、今からワクワクしています。
世界初演となる特別公演を、11月5日と6日の2日間、熊本県立劇場で開催します。ストーリーや演目などの詳しい内容については、7月11日に関係者が一堂に会して制作発表を行う予定です。
この特別公演に向けて、実行委員会では、一緒に出演していただく市民浄瑠璃隊を募集します。多くの皆さまにご応募いただき、ONE PIECEと清和文楽のコラボによる新たな魅力の創造にご参加いただきたいと思います。?

くまモンのジュノン・スーパーボーイ・コンテストへのエントリーについて

続いての発表です。くまモン、入っておいで。
この度、くまモンが、第35回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストにエントリーし、第1次審査を通過し、応募総数15,447人の中からBEST1000に選出されました。ここに、ご報告いたします。
これからグランプリを目指し、5月21日(土)に東京で第2次審査に臨みます。
くまモン、意気込みをどうぞ。
(くまモンが意気込みを書いたフリップを出し、アテンドが代読)
グランプリ獲得のため、県民のみなさん、くまモンへの応援を、よろしくお願いいたします。
それじゃあ、くまモン、ありがとう。?

「くまもと黒毛和牛」の首都圏出荷について

この度、県統一ブランドである「くまもと黒毛和牛」を首都圏へ初めて出荷することになりました。
5月21日に、大津町の熊本県家畜市場で出発式を行います。24日には私と、くまモンも参加して、東京のグランドプリンスホテル新高輪でお披露目会を開催します。
「くまもと黒毛和牛」は、県産の黒毛和牛を全国ブランドに押し上げるため、団体・企業の皆様と協議を重ね、令和3年3月に誕生した県統一ブランドです。
今後、首都圏への供給が拡大し、全国屈指のブランドになるよう取り組んで参ります。?

新型コロナウイルス感染症対策について

続いて、新型コロナウイルス感染症対策についてです。
現在の感染状況について、本県の新規感染者数は、連休を境に増加が見られています。
増加のスピードは緩やかになっていますが、継続的な増加傾向に移行しないか、引き続き注視して参ります。
病床使用率については、感染者数が多い状況の中でも、20%台前後の低い水準で推移しています。これは、ワクチンの3回目接種が進んだ効果が大きいと考えます。
なお、県が設置している、県民広域接種センターでの3回目接種は、今月22日に終了します。当日空きがあれば、予約なしでも接種が受けられます。ワクチン接種を希望される方は、同センターも御活用いただき、是非、早めの接種をお願いします。
感染の再拡大を防ぎながら、社会経済活動を継続して参ります。
県民の皆様におかれましては、引き続き、基本的な感染防止対策を徹底いただくようお願いします。また、わずかでも症状がある場合は、すぐに医療機関を受診してください。

??梅雨期の対応について

? 今年も梅雨の季節が近づいてきました。昨年、本県は、平年より20日以上早い5月11日ごろに梅雨入りをしました。本年も、平年より早めに梅雨入りする可能性があります。
梅雨入りを迎えるにあたり、県民の皆様に2点お願いがあります。
1点目は、「事前の備え」についてです。まずは、市町村のハザードマップ、県の防災情報ホームページなどで、身の回りの災害リスクを今一度確認してください。御家族や近所の方と、避難所や避難ルートを確認することも重要です。また、飲料水・食料品など、3日分程度を目安に備蓄をお願いします。
2点目は、「命を守る行動の実践」についてです。災害から命を守るためには、早いうちから、空振りを恐れず確実に避難する「命を守る行動」の実践が、何よりも重要です。
県では、県民の皆様が、早めに自らの「避難スイッチ」をオンにすることができるよう、「マイタイムライン」の作成を促進しています。県ホームページにガイドブックを掲載していますので、ぜひ御活用いただき、梅雨入りの前に作成をお願いします。
また、大雨の際は、増水した河川や土砂災害の恐れがある場所には、くれぐれも近づかないようお願いします。
昨日、防災会議を開催し、自衛隊や警察などの関係機関のほか、NPOやボランティア、各種団体の皆様との連携強化を図りました。
さらに、県では「逃げ遅れゼロ」の実現に向け、市町村と連携した実戦的な訓練を繰り返し実施しています。本日午後には、今年6回目となる訓練を報道機関の皆様にも公開し、実施いたします。
県としても、梅雨期に当たって、県民の皆様の命を守るため、引き続き、最大限の緊迫感を持って対応して参ります。

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