2021 年 12 月 7 日
軽井沢ウイスキー株式会社
株式会社Plan・Do・See
三菱地所株式会社
ウイスキー「軽井沢」製造開始に向けた連携開始
軽井沢ウイスキー株式会社(以下、軽井沢ウイスキー社)、株式会社Plan・Do・See(以下、Plan・Do・See)および三菱地所株式会社(以下、三菱地所)はこのほど、日本初のシングルモルトウイスキーが生まれた軽井沢でのウイスキーの製造開始および長野県東信地域の活性化に向けた取り組み(以下、本取り組み)を開始いたします。三社は2021 年 4 月に基本協定を結び、軽井沢ウイスキー社による 2022 年の販売開始に向け、Plan・Do・See および三菱地所はウイスキー「軽井沢」のブランディング・販売促進等を連携して行ってまいります。
軽井沢でのウイスキー製造の取り組みは、1955 年竣工の「大黒葡萄酒軽井沢蒸留所」より始まりました。製造会社の度重なる吸収合併を経て「メルシャン軽井沢ウイスキー蒸留所」の2012 年の閉鎖により、軽井沢でのウイスキー製造は途絶えてしまいましたが、現存する「メルシャン軽井沢ウイスキー蒸留所」で製造されたウイスキーはオークション等で高額取引されるなど、希少性と味わいが再評価され、現在は世界的に人気が高く入手困難なジャパニーズウイスキーのひとつとなっています。
軽井沢ウイスキー社は、「メルシャン軽井沢ウイスキー蒸留所」でウイスキーの製造に50 年間にわたって携わり、同蒸留所の閉鎖まで見守った最後のモルトマスターである内堀修身氏を顧問に、また、同じくメルシャン軽井沢ウイスキー蒸留所のウイスキー・ディスティラーであった中里美行氏を工場長として招き、ウイスキー「軽井沢」の蒸留を開始、2022 年の販売開始を目指し、2021 年 12 月に蒸留所「軽井沢蒸留所」の建設に着工します。本取り組みを通じて、かつて世界を魅了した技術を再び軽井沢の地で花開かせ、若い世代へとつなげていきます。
Plan・Do・See は本取り組みにおいて、軽井沢ウイスキー社に出資のうえ、ホテル・レストラン等営業施設でのPR 活動・販売等、ウイスキー「軽井沢」ブランドの向上に向けた活動を行います。
三菱地所は長野県東信地域におけるしなの鉄道沿線活性化に向け、地元企業支援を継続的に推進しておりますが、本取り組みにおいて、東京・丸の内エリア(大手町・丸の内・有楽町)の事業者や就業者などに向けた情報発信や接点づくりを支援し、ウイスキー「軽井沢」を通して消費者が地域の魅力に出逢う機会を提供していきます。
公式ページ(続き・詳細)はこちら
http://www.mec.co.jp/j/news/archives/mec211207_whisky.pdf