
株式会社北三陸ファクトリー(本社:岩手県九戸郡洋野町、代表取締役:下苧坪 之典、以下:北三陸ファクトリー)は、サステナブル(持続可能)の先にある、自然環境の回復・再生を目指す、新たな美食体験プロジェクト「リジェネラティブ・ガストロノミー」を始動。その第1弾として、世界的な日本酒ブランド『IWA』(株式会社白岩)、および東京・銀座で“食の循環”をテーマとしたコースを提供するイノベーティブイタリアンレストラン『FARO(ファロ)』(株式会社資生堂パーラー運営)と、2026年7月14日(火)に特別なペアリングディナーイベントを開催いたしました。
北三陸ファクトリーは今後も様々なパートナーと連携しながら、海を中心とした自然環境の回復・再生の重要性を多くの方と共有する「リジェネラティブ・ガストロノミー」イベントを開催してまいります。
■サステナブルの先にある、リジェネラティブ(環境再生)の重要性
現在、世界の食を取り巻く潮流は、環境負荷を抑えて現状維持を目指す「サステナブル」から一歩進んで、自然環境を積極的に回復・再生させる「リジェネラティブ」へとシフトしています。気候変動や、磯焼けによる海の砂漠化といった深刻な課題に対し、守るだけでは地球の豊かな恵みを未来へ繋ぐことは困難です。食べる行為そのものを、自然を再生するサイクルに繋げることで、生態系をより豊かな姿へと育み直す取り組みこそが、これからの「真の美食(ガストロノミー)」のあり方であり、私たちが向き合うべき重要なテーマだと考えます。■イベント開催の背景:海・山・食の「リジェネラティブ」が共鳴
北三陸ファクトリーは、独自の再生養殖技術などを通じて「海の再生」の実現を推進してきました。一方、革新的な日本酒を世界へ発信する『IWA』は、原料となる米を育む「山の再生(田んぼの環境再生)」に深く注力しています。この海と山、それぞれから地球環境の再生に向き合う両社の哲学が深く共鳴し、今回のコラボレーションが実現いたしました。また、本イベントの最大の表現方法である料理は、「食の循環」に情熱を注ぐ銀座FAROの山口瑞樹シェフ等が、海の再生をテーマにした1日限りの特別なペアリングコースを提供いたしました。
■7/14に開催した「リジェネラティブ・ガストロノミー第1弾」
当日は『響き合う「アッサンブラージュ」と「海の再生」』というテーマのもと、33名にご参加いただき、リジェネラティブ・ガストロノミーを開催いたしました。北三陸ファクトリー代表の下苧坪から、自然環境が直面する課題や本プロジェクトの趣旨についてお話しすると共に、IWAのCEOであるシャルルアントワン・ピカール氏、山口シェフから、各々の課題感や環境再生に向けた取り組みについてお話しをしていただきました。
前菜「海宝 KAIHOU」

肉料理「宮崎和牛 雲丹 とうもろこし」

IWAシャルルアントワン・ピカール氏

IWA(当日はペアリング4種)
【開催概要】
??開催日時 :2026年7月14日(火)19:00-21:30
??会場 :FARO(東京都中央区銀座 8-8-3 東京銀座資生堂ビル10階)
??参加者数 :33名
??登壇・出演者:シャルルアントワン・ピカール 氏(IWA CEO)
山口 瑞樹 氏(FARO シェフ)
下苧坪 之典(株式会社北三陸ファクトリー 代表取締役)
■北三陸ファクトリー代表取締役 下苧坪之典のコメント
弊社は創業以来、ウニの加工販売や再生養殖を通じて、海を中心とした環境再生に挑戦してきました。しかし豊かな海は、豊かな山(森や田んぼ)があってこそ育まれるものであり、海だけで完結する取り組みはありません。今回、日本酒を起点に「山の再生」にコミットする『IWA』さん、そして「食の循環」に真摯に向き合う『FARO』さんと手を取り合えたことは、大きな希望です。サステナブルを超えて、自然をより豊かに再生する「リジェネラティブ」の重要性を、至高の美食体験として五感で感じていただけたことを、本当に嬉しく感じます。食べる行為そのものが地球の未来を豊かにするという、新しい食の形を、これからも様々なパートナーと連携しながら実現してまいります。■白岩CEO シャルルアントワン・ピカール 氏のコメント
弊社は、日本の伝統に敬意を払いながら、ゼロから富山に蔵を築いてきました。自らの手で蔵を建てたのは、IWAが何よりもこの土地に根を張り、地域とともに歩むことを何より大切にしているからです。私たちの哲学の中心には、土地との深いつながり、そして共同体への想いがあります。だからこそ、富山の白岩蔵という「場所」は、私たちにとってかけがえのない意味を持っています。そして今、その取り組みは米づくりへと広がっています。2025年からは自分たちの手で米づくりを始めました。富山の美しい自然環境に敬意を払いながら取り組むオーガニックな米づくりです。この土地とともに酒を醸すという私たちの姿勢は、海から山へと環境の再生に向き合う北三陸ファクトリーさんの哲学と、深く響き合うものだと感じています。
そして何より、IWAとウニの相性は格別です。素晴らしい料理とのペアリングを心から楽しませていただきました。このような機会をいただけたことに、改めて感謝申し上げます。
■FAROシェフ 山口瑞樹 氏のコメント
今回、北三陸ファクトリーさま、IWAさまのフィロソフィーである「自然環境の再生への想い」を、リジェネラティブ・ガストロノミーとしてどのように表現できるかを考え、コースを構成しました。私たちFAROは、「食の循環」をコンセプトに料理を提供しています。山があり、川があり、海がある。料理は一方通行ではなく、地球の循環の中で成り立っています。食材の声を聴き、自然を感じ、料理をつくり、お客さまに体験していただく。その体験を通じて、背景にある生産者さんの想いや自然の豊かさに触れ、食の未来について考えるきっかけになれば幸いです。■IWAについて
日本酒ブランド「IWA」は、28年にわたり5代目醸造最高責任者として伝説のシャンパーニュメゾン、ドン ペリニヨンを率いたリシャール・ジョフロワにより2020年に創立されました。IWAの個性は、日本酒にとって画期的な手法といえる、ジョフロワの卓越したアッサンブラージュ技術によって生み出されます。豊かな創造性のもとあらゆる可能性を追求し、完璧なバランスを追求し続ける「IWA 5」は、アッサンブラージュによって毎年違った表情を見せ、その魅惑に満ちた変容にIWAの精神が宿っています。富山県立山町白岩の酒蔵にてつくられるIWAは、2026年7月現在、日本、ヨーロッパおよびアジア各国、アメリカなど37カ国にて販売され、世界中に日本酒のすばらしさを伝えています。公式サイト:https://iwa-sake.jp/
■FARO(ファロ)について
東京銀座資生堂ビル10階にある「FARO(ファロ)」は、現代イタリア料理の伝統と先進性に、日本の豊かな食材や文化を重ね合わせた、イタリアンの枠にとらわれないモダンでオリジナリティあふれるクリエーション(料理)を提供。 日本各地の素材が持つ生命力に向き合い、自然の恵みを尊重し、野菜・野草・ 在来植物など、植物由来の食材がもつ香り・質感・季節性を丁寧に引き出すプラントベースという考え方にも注力し、“自然とともにある食”をガストロノミーとして再構築しています。また、生産者の価値観を共有しながら、畑や山の風景をそのまま一皿に写すような料理表現を追求。器やテーブルウェアには日本の 伝統工芸を取り入れ、食と文化が響き合う世界観を創り上げています。こうした「FARO」の取り組みが認められ、「ミシュランガイド東京 2026」において6年連続の一つ星、5 年連続のグリーンスターを受賞。また、ガンベロロッソにて“トップ・イタリアンレストラン”に 4 年連続選出され、“2 フォルケッテ”も 4 年連続で受賞。公式サイト:https://faro.shiseido.co.jp/
■山口瑞樹シェフについて
新潟の豊かな自然の中で育ち、幼い頃から料理に親しみながら、身近な風土と向き合いながら感性を育んできました。新潟調理師専門学校を卒業後に上京し、都内のイタリア料理店で5年間研鑽。休日に通ったフランス料理店での学びを機にフレンチの技法へ魅せられ、その後、栃木県「オトワレストラン」でスーシェフとして経験を重ね、土地の文化や素材の背景を読み解く姿勢を確かなものにしました。「自分の料理は、これまでの人生で触れてきた自然と体験の積み重ねから生まれる」という信念のもと、山菜や野草をはじめとする日本の食文化を探求し、現代に響く味わいへと昇華させる表現を追求しています。2022年・2024年には『RED U-35』でシルバーエッグを受賞。2026年1月より「FARO」シェフに就任し、イタリア料理を軸にしながら、地球環境や生産者への敬意を大切に、「どんな背景の人でも同じ食卓を囲める」ことを目指し、プラントベースにも積極的に取り組み、発信しています。■北三陸ファクトリーについて
本州最大のウニの水揚げを誇り、持続的なウニ漁業が確立している岩手県洋野町で、高品質なウニのブランドを展開するサステナブル・シーフードのリーディングカンパニーです。「北三陸から、世界の海を豊かにする」をミッションに、高品質なウニを育てるノウハウを蓄積。新たな「ウニ再生養殖システム」の技術で世界と繋がり、持続可能な水産業の未来をつくるための取り組みを推進しています。2023年にはオーストラリア法人を設立し、国内外で事業を展開。2026年2月には洋野町に、ウニ再生養殖システムを搭載した大規模陸上養殖場計画『UNI-VERSE Site(TM) Hirono』の第一弾となる実証実験棟を落成。高品質なウニの通年生産を目指して実証実験に取り組んでいます。社 名:株式会社北三陸ファクトリー
関連会社:株式会社ひろの屋/KSF Australia Pty Ltd/Tasmania Blue Seafood Pty Ltd/一般社団法人moova (モーバ)
所在地:岩手県九戸郡洋野町種市第22地割133番地1
設 立:2018年10月1日
代表者:代表取締役 下苧坪之典(したうつぼ ゆきのり)
事業内容:農林水産加工物の製造加工・販売、6次化拠点開発の企画運営、水産業に関する技術開発
公式サイト:https://kitasanrikufactory.co.jp/
オンラインストア:https://kitasanrikufactory-store.com/









