AIエージェント時代の購買・予約体験を支えるエージェンティックコマース基盤を開発するステラジェント株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役:鈴木 章広、以下「当社」)は、国内主要ホテルチェーン・ホテルグループ15社について、公式予約サイトにおけるAI活用状況調査を実施しましたので、お知らせします。
詳細レポートはこちら:https://stellagent.ai/ja/research/hotel-booking-ai-survey-202606

本調査では、国内主要ホテルチェーン・ホテルグループ15社の公式サイト、公式発表、導入事例、予約導線、AI/チャットボット導線を対象に、AIチャットボットによる問い合わせ対応に加え、ユーザーが自然な言葉で希望条件を伝えた際に、AIが宿泊先を探索・比較・提案し、予約導線へ接続できるかを分析しました。その結果、国内主要15社のうち12社でAI/チャットボットの活用が見られた一方、AIが宿泊条件を理解し、複数施設・客室・料金を横断して候補提案する導線は、今回の調査範囲では確認できませんでした。
一方、海外主要ホテルチェーン・ホテルグループ7社を参考調査したところ、6社で公式サイト、公式アプリ、ChatGPT appなどの公式デジタルチャネルを通じたAIでのホテル選びが実装または限定提供されていました。ホテル予約の入口が、従来の検索フォームからAIエージェントへ移り変わる中、国内ホテル事業者においても、質問回答AIの次に、AIが理解・比較・予約できる公式予約導線の整備が重要になると考えられます。
調査背景:ホテル予約の入口は「検索フォーム」から「AIエージェント」へ
AIエージェントが、ユーザーに代わって旅行や出張の予定を整理し、交通手段・宿泊先・料金・条件を比較して予約まで進める時代が近づいています。
これからのユーザーは、予約サイトを一つずつ開き、地域、日程、人数、予算、設備条件を入力して探すのではなく、「来週の大阪出張で駅近、朝食付き、できれば大浴場があるホテルを探して」「家族4人で泊まれて、空港からの移動が楽なホテルを比較して」とAIエージェントに依頼するようになりそうです。
このときホテル事業者に求められるのは、単に公式サイトにAIチャットを設置することではありません。AIエージェントが宿泊施設、空室、料金、プラン、会員特典、決済条件を理解し、ユーザーに提案できるように、自社の公式予約サイトや予約基盤をAIから利用しやすい形に整えていくことが論点になります。
当社は、こうした変化を踏まえ、国内主要ホテルチェーン・ホテルグループ15社の公式予約サイトにおけるAI予約対応状況を調査しました。
調査概要

※本調査は、各社公式サイトおよび公開情報から確認できる範囲で実施したものです。
調査対象の国内15社は、アパホテル、東横イン、ルートインホテルズ、スーパーホテル、ホテルマイステイズ、ドーミーイン / 共立メンテナンス、ダイワロイネットホテルズ、相鉄ホテルズ、プリンスホテルズ & リゾーツ、東急ホテルズ、リッチモンドホテルズ、三井ガーデンホテルズ、オークラ ニッコー ホテルズ、JRホテルグループ、星野リゾートです。
参考調査対象の海外7社は、Hilton、Hyatt、Marriott International、IHG Hotels & Resorts、Wyndham Hotels & Resorts、Accor、Best Western / BWH Hotelsです。
※調査対象は、施設数・客室数、一般認知、旅行・出張予約での代表性、公式予約サイトの確認可能性を踏まえて選定
AI予約対応Phaseの定義
本調査では、ホテル公式予約サイトにおけるAI予約対応状況を以下の5段階で整理しました。

調査結果1:国内主要15社のうち12社でAI/チャットボット活用を確認
国内主要ホテルチェーン・ホテルグループ15社のうち、12社でAI/チャットボットの活用が確認されました。
一方で、その多くはFAQや問い合わせ対応、宿泊前後の案内を目的としたものであり、ホテル選びそのものをAIが支援する導線は限定的でした。

今回の調査範囲では、国内主要15社において、公式サイト上の導線だけでなく公式発表・導入事例ベースで見ても、AIがユーザーの自然言語条件を理解し、複数施設・客室・料金を横断して候補を提案する取り組みは確認できませんでした。
調査結果2:海外主要7社では6社がAIホテル選びを実装・限定提供
海外主要ホテルチェーン・ホテルグループ7社を参考調査したところ、AIがホテル選びを支援する導線を実装または限定提供しているPhase 4相当の事例が6社で確認されました。また、AI検索や提携キャンペーンなど、限定的な候補提案に該当するPhase 3相当の事例が2社で確認されました。
ただし、海外事例もすべてが会話内で予約・決済まで完結しているわけではありません。また、公式予約サイト上での実装、公式アプリやChatGPT appでの提供、限定β提供、提携キャンペーンは分けて見る必要があります。

海外ホテル大手では、公式サイトだけでなく、公式アプリやChatGPT appも含めた公式デジタルチャネルが、AIによるホテル選びの入口になり始めている点が、国内主要15社との違いとして見えてきます。
調査結果3:国内ホテル事業者の次の論点は「AIチャット導入」から「AIに選ばれる予約導線」へ
国内主要ホテルチェーン・ホテルグループでは、AI/チャットボットによる質問回答は一定程度進んでいます。一方で、海外では公式予約サイト、公式アプリ、ChatGPT appなど、ホテルブランドの公式チャネル上でAIがホテル選びを支援する事例や発表が出始めています。
今後、AIエージェントがホテル予約の入口になった場合、まず必要になるのは、施設・客室・料金・空室・プラン条件をAIが理解できる形に整理し、自然言語の条件から在庫・料金を照会できる導線を整えることです。その先には、AIエージェント経由でも公式予約・会員基盤・決済へ接続し、外部AIプラットフォーム経由の予約が増えても顧客接点とデータを自社側に保つ設計が論点になります。
ホテル予約におけるAI対応は、FAQ対応や問い合わせ削減だけでなく、公式予約サイトや公式アプリがAIエージェントから選ばれ、使われるための設計へと広がりつつあります。
詳細レポートと相談窓口
本調査の全文、調査方法、集計結果、主要な示唆は、当社サイト上の公開調査レポートページで公開しています。
詳細レポートはこちら:https://stellagent.ai/ja/research/hotel-booking-ai-survey-202606
また、Stellagentでは、ホテル・交通・EC事業者向けに、自社の予約サイトや予約基盤をAIエージェント時代に対応させるための相談を受け付けています。
AIが自社の施設情報、空室、料金、プラン条件を理解し、ユーザーに提案できる公式予約導線を整備したい事業者は、以下よりお問い合わせください。
自社予約サイトのAIエージェント対応相談はこちら:https://stellagent.ai/ja/contact
Stellagentについて
Stellagent株式会社は、AIエージェント時代の購買・予約体験を支えるエージェンティックコマース基盤を開発する企業です。AIエージェントがユーザーの代わりに商品やサービスを探し、比較し、予約・購入・決済まで行う世界に向けて、事業者が自社の商品情報、在庫、会員基盤、予約システム、決済機能をAIエージェントから利用できるようにするための技術基盤を提供しています。
ホテル・鉄道・航空などの予約領域や、小売・EC領域において、企業がAIエージェント経由の新たな顧客接点を構築できるよう、エージェンティックコマース基盤の開発、AIエージェント開発支援、AIエージェント対応状況の調査を行っています。
会社名:Stellagent株式会社
代表者:鈴木 章広
所在地:神奈川県横浜市西区みなとみらい3-7-1 オーシャンゲートみなとみらい8F WeWork
設立日:2022年2月22日
HP:https://stellagent.ai/ja
※本ニュースリリースに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。









