「冷凍グルメ『再加熱で味が落ちる』課題にガスの湿潤熱で挑む|ごちそう本舗 | ミシュラン一つ星 村島シェフ監修」

掲載日: 2026年05月07日 /提供:サンク

「ガス燃焼が生む『湿潤熱』で、解凍後もプリッとした食感を実現。業務用と通販(ごちそう本舗)の両チャネルへ供給」

株式会社サンク(本社所在地:静岡県浜松市、代表取締役:香藤 紘一)は、ドイツ・ラショナル(RATIONAL)社製ガス式スチームコンベクションオーブン(以下「ガス式スチコン」)を導入し、伊勢海老やオマール海老の素材を生かした「次世代のロブスターテルミドール」を本格量産化いたしました。
今回導入したのは、世界トップクラスのシェアを誇るRATIONAL製スチコンの中でも、火力が要となる「ガス式」です。ガスならではの力強い熱効率を駆使し、業務用厨房での大量調理の品質基準を一段引き上げました。

監修は、ミシュラン一つ星 村島輝樹シェフ(リッツカールトン東京「Heritage by Kei Kobayashi」)が担当しています。創業以来30年以上で培った冷凍・惣菜加工のノウハウと、ガス特有の「湿潤な熱」を融合。これにより、業務用調理の現場で長年の課題であった「大量調理」「個のクオリティ」の両立を実現しました。解凍後の再加熱でも、プリッとした弾力と瑞々しさを保ちます。



市場背景|「外食しない贅沢」ニーズの広がりと、冷凍グルメの品質課題

外食価格の上昇や物価高が続くなか、外食ではなく自宅で特別な食事を楽しむ「おうちグルメ」「中食」市場が広がっています。消費者の選別購買が進み、「日常の外食を減らす代わりに、自宅で楽しむ一皿にこだわる」という動きが顕著になりつつあります。
一方で、冷凍グルメには「解凍・再加熱後の食感劣化」という長年の課題がありました。特に繊細な食材である伊勢海老(イセエビ)やオマール海老は、タンパク質の凝固がわずかに進みすぎるだけで「硬く、縮んだ」食感になってしまいます。「お店の味を自宅で」というニーズに応えるためには、業務用の本格調理設備と、長年蓄積された火入れのノウハウが必要でした。
当社はこの課題に対し、設備と技術の両面から取り組むべく、今回の設備導入に踏み切りました。

アプローチ1.|“湿潤な熱”という物理原理への着目

当社が今回着目したのは、ガスの燃焼が生み出す湿潤熱(moist heat)という物理現象です。
ガスの主成分であるメタン(CH?)やプロパン(C?H?)は、燃焼の化学反応により水蒸気(H2O)を副産物として生成します。電気式オーブンが熱線から放射する「乾燥した熱」であるのに対し、ガス燃焼は炎そのものが水分を内包する「湿潤な熱」となります。



- 湿潤熱が食材にもたらす3つの効果熱伝達効率の向上:水蒸気を含む雰囲気は乾燥空気より熱が伝わりやすく、内部まで速く均一に火が入る
- 水分流出の抑制:食材表面を包み込むように加熱するため、細胞からの水分流出を物理的に抑制
- メイラード反応の促進:高火力と湿潤熱の両立により、香ばしい焼き色と深いコクを短時間で引き出す

組織が破壊されず、水分を内包したまま加熱された食材は、冷凍・解凍・再加熱を経てもボソボソとした食感になりにくいという特性を持ちます。この物理原理が、今回の設備選定の理由となりました。

アプローチ2.|30年超の加工ノウハウと最新機材の組み合わせ

食品加工の現場には、長らく「大量調理」と「個のクオリティ」の両立という課題がありました。当社は創業以来30年以上にわたり、全国のホテル・レストランへの卸業やおせち料理の製造を通じて、冷凍・惣菜加工の火入れノウハウを積み重ねてまいりました。

今回導入したガス式スチコンでは、村島シェフのアドバイスをもとに再設計した加熱プログラムを採用しています。これにより、以下を実現しました。

食感の維持:プリッとしたテクスチャを保ったまま量産に対応
温度復帰の速さ:扉の開閉後も温度が即座に戻るため、大量調理でも品質を安定維持
多段調理の再現性:庫内の段ごとのムラが少なく、1日を通して均質な仕上がり

高度化認定を受けた自社工場で、業務用(ホテル・レストラン卸)と通販(ごちそう本舗)の両チャネルに、同じ品質の商品を供給する体制が整いました。

監修シェフ 村島輝樹氏 コメント

「電気とガス、どちらも経験してきましたが、食材の仕上がりには違いがあります。特に伊勢海老
やオマール海老のような高級で繊細な食材は、電気調理のわずかな乾燥が口当たりに出てしまいます。一方で、ガスの湿潤な熱は食材本来の水分と旨みを逃しにくい性質があります。現代の消費者は、外食の一皿に求める水準を、自宅で温め直した一皿にも求めるようになっています。この期待に応えるには、プロのキッチンと同じ原理の調理設備を、工場レベルで扱うことが一つの答えになると考えました。ご家庭で温め直した時に『お店で食べたあの感動』を再現できる品質を、株式会社サンクと共に追求しました。」

【監修シェフ略歴】
村島 輝樹(Teruki Murashima)
本場フランスでの修行後、銀座マノアール・ダスティンで2年勤務、1年間の渡伊を経て、恵比寿モナリザでスーシェフを務める。その後、ラトリエ・ド・ジョエル・ロブション台北のスーシェフ、銀座エスキス、銀座アジルのシェフを歴任。2023年8月よりリッツカールトン東京「Heritage by Kei Kobayashi」でシェフを務める。

今後の展望|ギフト・贈答市場への展開

当社は、今回の設備導入を「外食から中食への消費シフト」「おうちグルメの広がり」という流れに応える一歩と位置づけております。今後は以下の領域での展開を進めてまいります。
ギフト市場:母の日・父の日・お中元・お歳暮・おせちなど、贈答シーンへの展開
業務用市場:ホテル・レストラン向けに、高品質と調理簡便性を両立した冷凍メインディッシュを供給。人手不足の解決にも貢献
D2C通販:「ごちそう本舗」を通じた一般家庭への直販拡大
「ガスの湿潤熱が生むふっくらとした仕上がり」を、より多くのお客様と現場にお届けしていきます。

株式会社サンク:厨房のソリューションパートナーとして




株式会社サンクは、ホテル・レストラン・結婚式場などのプロフェッショナルな現場に向けた業務用卸事業を原点とする「厨房のソリューションパートナー」です。人手不足の解消やオペレーションの効率化、顧客満足度の向上に貢献する食材・メニューを長年にわたりご提案してまいりました。

この業務用で培った商品開発力と調達力を活かし、一般のお客様にも本格的な味をお届けしたいという想いから誕生したのが、通販ブランド「ごちそう本舗」です。ごちそう本舗の商品はいずれも、プロの現場で磨かれた品質と「温めるだけ」「解凍するだけ」の簡便性を両立したものばかりです。
業務用についても、同等の品質・簡便性を備えた商品ラインナップを幅広くご用意しております。付加価値の高いメインディッシュや食材をお探しの企業様は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

株式会社サンクへのお問い合わせはこちらから

■会社概要
商号  : 株式会社サンク
代表者 : 香藤 紘一
所在地 :〒435-0028 静岡県 浜松市 中央区飯田町366-1
事業内容: 食品の通信販売、業務用食材の卸売、メニュー開発支援
URL   : https://thank.co.jp/
通販サイト: https://gochisou-hompo.com/
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社サンク 広報担当:片山
電話番号:053-460-3678
メールアドレス:info@thank.co.jp

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