地域金融機関等と協調し、宅配ピザ店をFC展開する株式会社いちごホールディングス様に対し総額8億円のシンジケートローン組成

掲載日: 2021年12月09日 /提供:商工組合中央金庫


2021 年 12 月 9 日
商工中金

地域金融機関等と協調し、宅配ピザ店をFC展開する
株式会社いちごホールディングス様に対し総額 8 億円のシンジケートローン組成


商工中金は、シンジケートローンなどの取り組みを通じて、地域金融機関と連携し、中小企業の金融の円滑化を図り、地域経済の発展に貢献しています。

商工中金(仙台支店)は、株式会社いちごホールディングス様(本社:宮城県仙台市、代表者:宮下 雅光様)に対し、総額 8 億円のシンジケートローンを組成しました。本シンジケートローンは、商工中金がアレンジャーを務め、仙台銀行、七十七銀行、常陽銀行、きらぼし銀行等が参加し、地域金融機関等との協調により、その組成が実現したものです。

同社は、宅配ピザのフランチャイズチェーン事業等を手掛ける企業グループの持ち株会社です。同社グループブランドの「ナポリの窯」、「ストロベリーコーンズ」は、直営・FC店舗を合わせ全国に約 100 店舗展開。自社製造のピザ生地をベースに、ピザの味が 4 つに分かれた「フォーシーズンズ」を業界に先駆けて開発・提供する等、常に新しい取り組みで宅配ピザ業界を牽引し、多様化する消費者のニーズに応えてきました。

今回、同社は、本シンジケートローンで調達した資金を活用し、営業キャッシュフローと財務キャッシュフローのミスマッチ解消を図ります。これにより、金融機関の協調体制を強固にするとともに、一層積極的な事業展開を実施していきます。

商工中金は、現地訪問や経営者へのヒアリングを通じた綿密な事業性評価を行い、同社の強みや財務上の課題を共有。当社の企業価値向上には、既存債務のリストラクチャリングが必要と考え、地域金融機関等と協調して本融資契約を締結しました。なお、本件は「経営者保証に関するガイドライン」に則り無保証としています。

商工中金は、地域金融機関と連携してお取引先の課題解決に繋がる財務構造改革サポートと本業支援を行うことで、中小企業の企業価値向上を図り、地域経済の発展に貢献していきます。

【本シンジケートローンの概要】

組成金額 8 億円(タームローン)

アレンジャー兼エージェント 商工組合中央金庫

参加金融機関
仙台銀行、七十七銀行、常陽銀行、 きらぼし銀行他

契約締結日 2021 年 11 月 12 日

【株式会社いちごホールディングス様の概要】

所 在 地 宮城県仙台市青葉区中央 2-2-15

資 本 金 3 億 6,700 万円

代 表 者 宮下 雅光様

従 業 員 数
26 名(グループ計 1,072 名) (2021 年 11 月現在)

業種 グループ統括会社(持株会社)

設立 1983 年 10 月

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