
2021年11月10日
石井食品株式会社
栽培の過程で生まれる
【切】を活用し「姉崎だいこん」のブランドを守る
「千葉市原の姉崎だいこんおろしソースハンバーグ」を今年も発売中
~生産者の思いが詰まった姉崎だいこんの美味しさを多くの人へ~
無添加調理※で商品作りを進めている石井食品株式会社(本社:千葉県船橋市、代表取締役社長執行役員:石井智康、以下、石井食品)は、2019年より発売している「千葉市原の姉崎だいこんおろしソースハンバーグ」に使用していた「姉崎だいこん」を、今年は栽培の過程で発生してしまう【切】(カット品)という規格のものを中心に原材料として大根おろしソースやパティにも混ぜて活用します。生産者の丹精が込められた姉崎だいこんの価値を守りつつ、大根本来の味を味わえる本商品を2021年11月1日(月)より2022年2月末まで期間限定、全国各地で順次販売を行っております。※当社での製造過程においては食品添加物を使用しておりません。
曲がっているため【切】(カット品)となる姉崎だいこんと千葉市原の姉崎だいこんおろしソースハンバーグ
■作物に掛ける思いは変わらないのに価値に差が出てしまう【切】
【切(きり)】とは農作物の規格の一つで、作物が曲がっているなどで該当部分を切り落とさなくては販売ができないカット品です。傷や曲がりのない真っ直ぐなA品やB品などは「姉崎だいこん」のブランドとして販売されます。この【切】という規格は、味は変わらないにも関わらず「カットしている」という点で市場価値が大きく下がってしまい、飲食店のツマなど姉崎だいこんの特長が伝わりにくい料理として活用されることが多くなってしまいます。
土の中で成長する作物は収穫するまでどのような形で生育しているかはわかりません。長い期間をかけて有機肥料を中心に土作りを行い、播種後も大根に傷がつかないよう手作業で土寄せを行うなど多くの工夫や苦労を行っていても収穫した際に曲がっていたり、ひげが生えていたり、先端に傷がついてしまうなどで、A品と同じ思いを込めて栽培した「姉崎だいこん」の価値が大きく下がってしまうのが生産者のみなさまの大きな課題となっています。
そこで今年石井食品では市場を介さず生産者と直接「姉崎だいこん」を取引し、栽培の過程で生じ「姉崎だいこん」として流通することが難しい【切】(カット品)を積極的に「千葉市原の姉崎だいこんおろしソースハンバーグ」へ活用することで、A品と変わらぬ良質な「姉崎だいこん」の美味しさをお届けします。今後も「千葉市原の姉崎だいこんおろしソースハンバーグ」を通じて、千葉県の地産地消に貢献するとともに全国のみなさまに「姉崎だいこん」の美味しさをはじめ、食卓に収穫までの生産者の思いをお届けできるよう活動を続けてまいります。
公式ページ(続き・詳細)はこちら
https://www.ishiifood.co.jp/pdf/release20211110.pdf
